とても楽しかった名古屋オー集の参加レポートです。
受付でこんなポスターをいただきました。
今年は節目の第30回だったんです。
2013年に初めて参加させていただきましたけど、
その前に20年もの歴史が。。。
ともあれ、節目の回に、仕事も入らず参加できて
よかったです♪
2018年からは、地元モケトモといっしょにテーマ展示をさせていただいてます。今年も「歴代フェアレディZ」テーマでやりましたが、
その様子はレポ part2 にまとめます。こちらのページ、まずは本編です。
ブログでもちょこっと触れましたが、まずはKさんの「トップガン マーヴェリック」作品から紹介します。
自分たちの卓で談笑してるときに、Kさんが訪ねてきて話しかけてくださいました。
「私もエフトイズのニンジャをトップガン仕様にして、911と並べた模型を持ってきてるんですよ。」って。
拙サイトを見ていただいて、私のトップガン模型のことをご存じの上でお声かけいただいたんです(^-^)
「ぜひ並べて写真撮らせてください。どの辺ですか?。」ってお訊ねしたら、フットワーク軽く持って来てくださいました。
嬉しくて、さっそくニンジャ2台を横並びに♪(写真上が拙作です。)
ご自身の模型について、とても控えめなおっしゃり方をされてましたが、すばらしいクォリティの作品です。
ニンジャのバックミラー、自作して実物の形状に改修されてます(私、知識&考証不足でやれませんでした)。
私はシートで七転八倒しましたが、Kさんは(たぶん)シートはそのまま使用されて、シートより後ろの部分をきっちり改造して
フィッティングされてます。リヤ部分、どちらがリアルか一目瞭然ですね。拙作はリヤ部分が寸法不足なので、「55マイル反対!」のステッカーを
貼るスペースが足りてない (^^; 911 のエンジンルームも精密に再現されてるし。
36年ぶりに続編「マーヴェリック」が上映されましたが、最初は私は食わず嫌いで観に行きませんでした。元のトップガンが大好きなので、
続編観てがっかりするのがイヤだったんですね。ところが、今秋になって初めて観たら、なんていい映画だったか! オリジナルとの重ね具合が
ちょうどよくて、とても気持ちよくて面白かったです。即DVDも買いましたもん。
というワケで、昔の恋人・チャーリーの356 と 36年後の恋人・ペニーの911 が並びました。両作に登場するマーヴェリックのニンジャは2台。
いやぁ、楽しかったし嬉しかったですねぇ。Kさん、お声かけいただき記念撮影もさせていただいて本当にありがとうございました。
ポルシェが続きます。こちらは おたっくけん さんの930ターボ。ベースに書いてあるように、CITY HUNTER の女性刑事の愛車です。
コロナで展示会全中止下の2021年、「劇中車」のモケトモ展示をウェブでやったんですが、その時にご参加いただいた作品です。
2年越しで実物拝見できて感無量。。。氏のトレードマークのフル開閉もガラス着色もやっぱりお見事の一言ですねぇ。
拳銃持った野上刑事を添えて、これぞ劇中車作品って感じです。(おたっくけん さんの作品は part2でも紹介します)
地元モケトモ、クラーケンさんの作品です。こちらは1/24。カタナもスーパーカブもエフトイズのキットですね。とても綺麗な仕上がり。
キットの元のようすを知りませんけど、カタナなんかかなりディテールアップが施されてるように思います。かっこいい。
CBやカタナやニンジャ、エフトイズのキットってたくさん出展されてるんですね。今まで完全に自分の守備範囲外だったので気づかなかった
のかなぁ。。。女の子のフィギュアを並べて、小さくて魅力的な作品です。
こちらは1/12。Z400FX って、ヤンチャなお兄さん御用達のバイクだったんですってね。今作もヤンチャ仕様での製作です。
バイクをご存じのモケトモが「黄色の集合に3連ホーン、ヤンチャですねぇ」って喜んでましたよ (^-^)
(クラーケンさんの作品は part2でも紹介します)
naovia さんとも2019年の名古屋オー集以来、4年ぶりにお会いできました。モデラーネームからも分かるように、シルビアをこよなく愛する
若きモデラーさんです。お会いしてひとしきり挨拶のやりとりして「今日は何をご出展?」ってお聞きしたら「やっぱりシルビアです。」って。
この会話で即2人とも笑顔♪
会の最初と最後にご挨拶させていただいたんですが、作品を見ながらお話する機会を逃しちゃいました。お互い、会場内を動き回ってますからねぇ。
80年代~90年代にかけて、日産の車のシートってこういうモコモコ感のある生地のファブリックが多かった。私はZ32でティッシュ貼り付けを
やりましたが、naovia さんのこれは何を貼られてるんでしょう。生地感がリアルに感じられる素晴らしい表現です。S13 のシート、こんな感じ
でしたよねぇ。お聞きできなかったのが残念。今度お会いしたら教えてくださいませ。
S13 の隣にあったゆるキャン△のジオラマです。作者は naovia さん? お友達?
ゆるキャン△作品、最近よく拝見しますが、ここまでしっかり並べると一段と楽しくて華やかです。ハスラーやキャンパスフレンズセット2の
スクーターも配して、見る人をにっこりさせる魅力的な展示。フィギュアもクルマ/バイクもとっても美しく仕上げられてて、スキなし!です。
こちらも同じ卓の作品。赤で揃えた86&CB、しげの秀一コラボですかね。そして同じく赤のコスチュームのキャンギャル風のお姉さん。
作品トータルのセンスが良くて、仕上がりもハイレベルです。それにしても、女の子の顔の塗装がお上手。なんて可愛いんだ。。。
自然・リアルってレベルを飛び越えて「おっ、美人!」って感じますもん。素晴らしい。。。
Iさんの展示です。全身デカールのコンペマシン勢ぞろい。最近、よくお話させていただきますが、クォリティと製作スピードの高次元での
両立は驚異的です。朝と夜に作業を分けて、仕事してる昼間を乾燥時間に当てたら効率いいですよ、ってこともなげにおっしゃいます。
そりゃそうでしょうけど。。。 (I さんの作品は part2でも紹介します)
私達のZ展示をご覧になってくださり、「私も1人Z集合やってますよ」ってお声かけいただいた ploverbell さんの展示です。
フル開閉にメカニカル部分の超絶な改造・作り込みで有名な凄腕さんです。迫力の作り込み、すごい。。。
S130 は S30のキットからの改造です。製作技術と実車・メカの知識の両方がとんでもなく高くないと成立しないですよねぇ。
こちらはZ32。各部の形状も材質感もとてもリアル。実車販売のサイトの詳細画像です、って言われたら信じちゃいます。
お会いするたびに進捗を拝見している、n.hirobe さんの愛車製作です。ボディが白色になり、いよいよ実車感が増してきましたねぇ。
パネルラインや面の整えが正確・精緻そのものです。
写真を撮っていたら、さっと後ろ向きにしてくださいました。マフラーを追加されたとのこと。
こういう状態を拝見すると、下拵えの時点で細部に至るまできち~んと仕上げておくコトの重要さを痛感します。これだけ見事に整っていたら、
塗装してパーツを組み込んで、文句なしの美麗仕上げになった姿が想像できますもん。
とはいえ、それは重要だけどとても難しいコトで、私の場合はサフの時点であちこち妥協しちゃいます。仕上がりに差が出るのも当然だなぁ、
って改めて感じた次第です。。。
こちらは十数年前に作られた、シマシマーチ&ミズタマーチ。私はまだ展示会に出かけたコトもなくて、模型電動士さんはじめ上級モデラーさん
のウェブサイトで作品を拝見してた頃です。当時の展示会で訴求力抜群だったでしょうねぇ。
シマシマーチのマスキング、想像するだけで気が遠くなります。十数年経ってもご覧の美麗状態♪
mutti さんの新作、GTマシンです。静岡オー集で、ご多忙な中お話していただき、新しいデカールでGTマシン製作に戻りますって
おっしゃってましたが、しっかりできてるという。。。2023年マシン仕様のデカールなんですね。GSRのデカール、メーカーロゴなどが
一体でプリントされてるので、二重三重にならなくて使いやすいとのコト。また、曲面追従性も優れてて貼りやすいそうです。
とはいえ、これだけの大判デカール、使いやすい・貼りやすいっていっても、そこはスキルがあってのコトでしょうけど。
こういう所の貼り込み、というか押さえ込みに、何を使われるんですかってお聞きしました。私の知識では、よく言われるお湯タオルなんですが、
もっといい工夫があるのかなって。そしたら答えは「お湯指」ですって! 指をお湯であっためておいて馴染ませるそうです。
やっぱりいい工夫がありました。完全に予想外の道具!でしたが ^^; 目からウロコとはこのことやぁ。。。
ノコッチさんの新作は黄色いロードスターです。かつての愛車なんですって。ハードトップの内側に、畳んだ幌のパーツを組み込まれてて、
元オーナーならではの作品です。三脚なしのオートモードでの撮影なので、室内を撮れなかったのが残念。
鮮やかな黄色のボディにゴールドのホイール。この車のカッコ良さと可愛らしさの表現された素敵な作品です。ソリッドカラーが似合いますね。
NAの元オーナーかぁ、いいですねぇ。当時、布幌で走ってるのがほとんどで、ハードトップを付けてるのは少数派だった印象がありますが、
職場の先輩が濃緑のボディにハードトップを付けて乗ってました。ハードトップ、かっこいいんですよね。
今年の私の初オー集は四国でした。来春も行けますように。
すっかりおなじみになった、Fさん製作のペーパークラフト作品。ハイライト部とシャドウ部の色の使い方が考え抜かれていて、とても立体的で
リアルに見えます。さらに、複数のパーツの組み合わせで各部を組むように設計されているのもリアルさを加速させてますね。
設計者さんの工夫の集合体のようなキット(で呼び方合ってますかね)を、Fさんの製作技術が結実させてる、って感じです。
タイヤへの書き込みの文字のカスレ具合、すごいですよね。プラグコードも平らな紙なんですが、丸いコードに見えるでしょ。
くどいですけど、これらの表現すべてが、紙に印刷された平面からできてるワケですもんねぇ。
Fさんの作品カードに、設計者さんが紹介されて
ましたよ。
katsu さんのAZー1改造の「AZ550 スポーツタイプA」です。マツダがモーターショーに出展した3種のプロトタイプのうちの1台。
今夏の三重プラモサミットに出展されてて、リトラの電動開閉ギミックを披露されたんですが、katsu さんが土曜で私が日曜の参加と
入れ違いだったので拝見できませんでした。今回見せていただけました♪ 開けても閉めても動いてる途中も、とても精密さを感じさせる
すごい機構です。3種のプロトタイプがあるんですから、もちろん今後はタイプB・タイプCと続くワケで、楽しみが尽きませんね(^-^)
水曜倶楽部のテーブルです。
このフラットノーズ、とんでもなくかっこいい! Bピラーの辺りを境にグラデーションになってるカラーリングがとても印象的だし、
ホイールの色もボディカラーに合わせられていてオシャレ。純白のシートに赤のステッチっていうのも魅力的です。
センスの塊って感じですね。
黄色のGT2もあちこちオシャレです。室内後部がボディカラーむき出し & ロールバーもカラーコーディネートされてます。
拙作に2台連続で使わせてもらったホイールも、本家本元が履くとこうだよ、って似合ってます。
黄色のボディにゴールドのホイール、間違いない!
たなやん さんの作品です。今夏にも拝見してて、その時は主にミニの大集合を紹介させていただきました。今回はこちらのルノー2台を。
5のALPINE と ターボ のコンビです。たなやん さんのこういうグレード違い・仕様違いの複数台並べの作品展示には、いつも惹きつけられます。
オトナのモデリングですねぇ。
にくきゅ~ さんのRZ34、カーマインレッドです。リヤスポレス&純正ホイールの標準車仕様。ホイールの造形のクォリティが素晴らしい
ですね。精緻なタミヤキットにビシっとマッチしてます。
8マン さんの作品です。一番奥の2023モデルのアストンマーチンが、製作中の新作。造形も塗色も細部の正確さもすごいです、いつもながら。
7月に拝見した時はこうでした。
しかも、このあとプラモの大改造製作を一つ
挟んでるのに、上の状態になってるという。。。
完成形を拝見するのが楽しみです♪
(8マン さんの作品は part2でも紹介します)
Y さんの作品です。
性能・機能を追究するF1マシンの特質と、作者さんの精密な工作がとてもマッチしてますね。
金属表現はあくまでもカチリと硬質に、コードやシートベルトはタワミ・ウネリが自然に、そしてボディ/カウルは滑らかに美しく、って感じです。
センスのいいベースと相まって存在感あるすばらしい展示です。
ご主催のTDMC の ribechan さんのデフォルメ作品です。JPSロゴの黒いロータス、知識ない私でも知ってる有名な人気車です。
思い切りデフォルメした、大きなチョロQといった雰囲気の作品ですが、ディテールは 「ribechanクォリティ」なので迫真のリアリティ。。。
遠目で、あっ、面白いって笑顔になりながら近づいたら、作り込みとフィニッシュの美しさに顔が引きつるという。
T会長のベルトーネ BMW。実車もキットもあまりにもマニアックですが、半世紀も前のモーターショーに登場したワンオフのコンセプトカー
なんですね。「ほとんどプラ板での再製作です」ですって。
LAKE HAMANA AUTO MODELERS CLUB のテーブルに来ました。真紅が美しい330P4を発見。1967年にこの流麗なフォルム。
名車中の名車、かっこいいですね。
うーたん さんの作品。確か、初めて拝見したのは7、8年前の静岡オー集かと思います。ビッグスケールのハーレーという時点でハイグレード模型
ですが、ここまで改造・作り込みが施されるともう完全に孤高の存在ですね。「なんだコレは!」って叫んでしまいます(若い方、お分かり?)。
sugi 会長の新作はF1マシン。これの製作期間30日ですって。氏の1日は50時間ぐらいあるんでしょうねぇ。仕事と私生活に15時間使って、
残りの35時間製作とか。。。(sugi さんの作品は part2でも紹介します)
今度は N.O.S のテーブルです。こちらはO会長のアメ車作品。バカでかいキャブレターや、ツヤ消し黒のルーフが雰囲気ですね。
リヤの横2本ストライプもいかしてます♪ 拙作32Zを見ていただいてて、誉めてくださいました。嬉しい(^-^)
「誰でも」こんな風には作れませんよねぇ。赤とゴールドの塗装&フィニッシュワーク、とても綺麗です。
「N.O.S. 卓」と、「背中合わせの いこまにあん さん卓」でミウラいっぱいでした。大好きな車なので、私も作りたいです。いつのことやら?
I さんのビッグスケール。N.O.S に三重の方がいらっしゃるって初めて知りました。とても気さくな方で、楽しくお話させていただけました。
ミウラと言えば、このフル開閉が見せ場ですよねぇ。私、ミウラ/イオタをなかなか作れないのは、「これをやりたいけどハードル高いよなぁ」って
のが大きいんです。
車名プレートのアイデアが独創的でしゃれてます。ランナーの端っこに付いてる、キット名表示の所を使われてるんですよ。
クリアパーツのランナーのを使って、文字のモールドを生かして塗装してあります。希少キットなだけに、このアイデアはハマりますね。
N.O.S. 卓に いこまにあん さんの作品カードが。。。Rydell さんのお家芸の、古自動車模型の再生を手掛けられるとのコト (^-^)
ヨーデル( !! )の旧~い製作済みロータス ヨーロッパ を ロータス47GT テストカー(!!!)に仕上げるって。。。
元ネタもゴールもめちゃくちゃマニアックですねぇ。
居合わせた N.O.S. のメンバーさん達と、いこまにあん さんと一緒に、このカードでひとしきり大笑いしました。
「最初はジャンク品って書いてたんだけど、
Rydell さんに失礼なので『要レストア品』って
直しましたよ。」ですって 笑笑
47GT、私は初めて存在を知りましたが、
エンジン冷却用のデカい シュノーケルが2本
ルーフ後方にそびえたつ個性的な車です。
託した人も、託された人も、元キットも、ゴールも
全てが個性的でなんとも楽し気な企画ですねぇ。
完成品を真ん中に、また皆さんとお話するのが
とっても楽しみ♪
名古屋オー集で作品を拝見するのが楽しみな、泰之 さんの3台展示。今年は2000年前後のスーパーカーでした。
スーパークリーンな作品、今年も眼福でした♪
ドラマを見ていたワケではないですが、タイトルは知ってます。すばらしい清潔感とカッチリ感。
すごいですねぇ。。。
オトナ作品ですねぇ。510ブルのナンバー付き車を、少しだけ汚し&ヤレ表現を加えて作られてます。
作品のすぐ横に作者さんがいらっしゃったんですが、他の方と話がはずんでて、会話の切れ目がなかったので、割り込むのは遠慮しました。
次の機会にはお話させていただきたいですね。
さて、今年の名古屋オー集は、コラボ写真撮影がとても楽しかったんですが、プレゼントをいただくという嬉しい出来事もありました。
豊かな模型キャリアをお持ちで、私がおっかなびっくり展示会に参加し始めた頃からずっとお世話になっている、浜北モデラーズクラブの
うーたん会長から、こんな貴重で嬉しいキットを。。。
チンクチェントの再販が発表されたばかりですが、
こちらは ABARTH のキット。
「気軽に作ってくださいね。」って言って
くださいました。
実車への知識・造詣も製作の技術も「私なり」
以上のものはありませんが、感謝感激の気持ちを
込めて作ろうと思います。
カニ目の方はさらに希少で、クレオスのキット。
箱絵の背景画がポロですよぉ!
ミーハーな私、エンスーばりばりの2箱に
挑戦しましょ。
嬉しかったので、帰宅後すぐに箱から
ボディを出してみました。小さ~い。。。
久しぶりに GT roman 読み返してみようかな♪
うーたん さん、ありがとうございました。
こちらも頂きました。
クラーケン さんが、
「転倒虫さん、還暦のプレゼント!」ってさりげなく。
Z企画に合わせての、赤いRZ34 ってか。
クラーケン さんらしい、小粋でオシャレなプレゼント
ですねぇ。
これまた、ほっこり嬉しくなるようなサプライズでした。
対象年齢3才以上。。。
よかった、57コも上だから、私が遊んでも
ダイジョウブです 笑笑
クラーケン さん、ありがとうございました。
第30回 オートモデラーの集い 参加レポート本編は以上です。
当日ご交流いただいた皆様、楽しい時間をありがとうございました。
また、準備・運営に尽力された主催クラブの皆様、すばらしい機会をありがとうございました。御礼申し上げます。
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