文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

マシンX 製作記 ②内装リメイク。

ボディは一から作るけど、内装は必要な所だけちょっと手直し、ってつもりでしたけど、始めてみたら全然ちょっとじゃ済まない。

 

どこもかしこも作り直し・塗り直しです。せっかく19年ぶりにやるんだから精一杯やらないとツマラナイので、方針変更。室内もじ

 

っくり作ります。

 

デカール&クリアコートが待ってるので、ボディも

 

同時に進めます、乾燥時間いりますからね。

 

 

 

 

 

前後の大きなパーツはフィッティング完了。

 

最終サフも吹けました。

 

 

 

 

 

NACAダクトのインナーパーツは旧作から

 

はぎ取って再利用。少しパテも使って、ボディ面

 

から滑らかにつながるように整形します。

 

 

 

 

 

こちらもサフ。

 

 

 

 

 

いい感じになりました。

 

 

 

 

 

 

真っ黒に塗装。缶スプレーのツヤあり黒です。前後のバンパー、黒いのでウレタンバンパーだと思い込んでましたけど、なんと金属バンパーを黒く塗

 

ったモノなんですね。今回、資料画像を集めてて初めて気づきました。旧作はしっかりツヤ消しの黒にしてましたが、今回はちゃんと磨いてツヤを出

 

そうと思います。80年頃から、ヘッドライトが丸から角目に、メッキの鉄バンパーが黒いウレタンに、と一気に変わりました。目が四角くてバンパー

 

が黒いのが新しいクルマの印で、丸目&銀色バンパーは古臭さの代名詞、みたいな。当時母親が「うちも黒いバンパーの車にしたい」って言ってた気

 

がします。分かりやすく大きな変化だったんですね。

 

ジャパンはまさにその変わり目の時期の車で、

 

前期型は丸4灯&メッキバンパー。マイチェン後に

 

大型の角目になってます。バンパーはウレタンに

 

変更されずに、黒色になっただけってワケですね。

 

気づいてよかった。。。

 

 

 

 

これも気づきました。キルスイッチの周囲に

 

黄色いリングがあって、そこにON/OFF

 

なんて書いてあるんです。文字は小さすぎるので、

 

リングのみ塗っときます。

 

 

 

 

 

デカールとともにクリア層の下に閉じ込めます。

 

 

 

 

 

①で作ったエンブレム。地の部分に濃いグレーを

 

流します。エッチングのシャープさには届かない

 

けど、これなら完成時にがっかりしないで済むかな。

 

 

 

 

 

それなら、とフロントのこれもメッキ落として

 

みたけど、どう見ても塗装の過程でBの穴が

 

埋まりそう。。。あきらめて、

 

 

 

 

 

プラ板にデカール貼りました。

 

つや消しクリア仕上げです。

 

 

 

 

 

これまた旧作のグリルのパーツ。

 

一度塗装を洗い落として塗り直し、

 

着色弾の発射口とエンブレムを付けました。

 

今作の部分完成1つめです。

 

 

 

 

 

さあ、タイトル通り内装に移りましょう。

 

ジャパンのメーターってこんなのだったんです。

 

これを塗る気はハナから起きないので、

 

デカールでなんとかしましょう。

 

 

 

 

 

まずはプラ板切り出し。

 

 

 

 

 

透明プラ板も同じ形に切り出し。

 

 

 

 

 

と作業しながら、やり方が決まったので、

 

もう1枚透明プラ板作ります。

 

 

 

 

ストックのメーターデカールから、寄せ集め

 

ます。針が赤くて、目盛りが白くて、あんまり

 

くっきりしたプリントじゃない、ってヤツを

 

探します。

 

 

 

 

 

寄せ集めだけど、なんとか統一感のあるのを

 

選びました。クリアを一吹きしときます。

 

 

 

 

 

で、1枚めの透明プラ板を接着します。

 

 

 

 

 

マスキングして、

 

 

 

 

 

画像をかなり明るくしたのでミディアムグレー

 

ぐらいに見えますが、実際はダークグレーです。

 

使った塗料は黒も白もツヤ消し。

 

実車もマットなグレーパネルなんですよ。

 

 

 

 

 

 

こっちの画像は実際の色味です。左から2番目の四角い所は、本当は車の形の図形なのでゴマカシ状態。また1/4円弧の小メーターは、実物は単純な

 

扇形じゃないのでこれまたゴマカシ。。。でも全体としてはそこそこ雰囲気出せたんじゃないかなって思います。

 

この上に2枚目の透明プラ板重ねてできあがり。

 

実車もツヤのないグレーのパネルの上に大きく

 

一体でガラスが被さってる構成なので。

 

 

 

 

 

ナルディのステアリングにカンパニョーロの

 

ホイール。警察車両なのに贅沢なドレスアップ

 

してます、マシンX 笑

 

旧作もナルディのパーツですが、ここは sugi さん

 

にいただいた3Dパーツをおごりましょう。

 

とても繊細な造形でほれぼれします。

 

 

 

 

 

ね、最高でしょ♪

 

メッキじゃなくて、粒子ギラギラの銀色でも

 

なくて、クレオスの8番のしっとりした

 

銀色を吹きました。ライトとワイパーのレバーは

 

いつもの金属線置き換え。黒い丸は3Dパーツに

 

付いてたボスです。

 

 

 

 

 

ウッドじゃなくて革巻きなのでマスキングして

 

セミグロスの黒を吹きました。上質なパーツ

 

を台無しにしないように、とても丁寧に

 

塗りましたよ。

 

 

 

 

 

ナルディのデカール貼ったボスをハメて完成。

 

部分完成2つめ♪

 

 

 

 

 

押し出しピンの穴も埋めずに使ってたシフト。

 

整えるついでにノブも切り離しました。

 

 

 

 

 

サーチライトのコントローラーは旧作では

 

パーツのモールドそのまま。ひと手間かけて

 

操作スイッチのつく四角い穴を再現してみます。

 

 

 

 

 

ところが、四角の穴とスイッチ用の金属線の

 

径に差がなさ過ぎて穴の存在が消えました。

 

こねこねとやった結果、元のモールドと

 

同じになりました。。。アホじゃ。。。

 

銀色の丸は何かのコントローラー。

 

モールド落として1.5ミリのアルミ線を

 

差し込んでます。

 

 

 

 

 

シフトの前のモニターも塗り直します。

 

まず銀色に塗って、

 

 

 

 

 

右の方を黒く塗り分け。エナメル吹いて、

 

スイッチ類に乗った黒をコソゲ落としてます。

 

画面は適当なジャンクデカール。

 

シフトノブの頭は着色弾の発射ボタンです。

 

キャデラックのエッチングの使い残しに

 

ちょうどいい凹型の丸のエッチングが

 

あって嬉しかった。これもほぼ完成ですけど、

 

サーチライトまでつながるコードのみまだです。

 

 

 

 

ロールバーもパーティングラインそのままで

 

作ってあったのでやり直し。もぎ取ったらダボ

 

がなくなっちゃったので、アルミ線でダボ再生

 

しました。カメラも整形し直したいので

 

切り取ります。

 

 

 

 

 

接着継ぎ目もパテ埋め。

 

 

 

 

 

旧作、パーツのままのカメラ。

 

ここに一眼レフがぶら下がってるんです。

 

望遠レンズが先細りなのがリアリティを

 

損なっちゃうので、

 

 

 

 

こうします。実車画像ではレンズキャップに

 

Nikonのロゴが。極小の白文字デカールでも

 

貼りましょ、どうせ読めないサイズだから

 

「Nikon」って文字じゃなくてもいいかと。

 

この時代、もちろんフィルムカメラです。。。

 

 

 

 

 

完成後にどれぐらい見えるか疑問ですけど、

 

カメラっぽくなったでしょ。

 

 

 

 

 

四角く穴を抜いて、枠の中にカメラが収まってる感を

 

少しでもね。

 

 

 

 

 

デカール破損してます。これは困った。。。

 

ひょっとしたら、シートベルトの糊面が

 

ちょこっとくっついてて、はずす時に破れたの

 

かも。ブログ【679】で詳述しましたが、

 

マシンX用のデカールをパーツ取り寄せ

 

しました。。。

 

 

 

 

 

 

アオシマでパーツ請求したの初めて(と思う)でしたけど、とてもスムーズでした。金曜の夜中に注文して、翌週の水曜に届きましたよ。昔のマシンX

 

のものから刷新されてました。カルトグラフ並みに余白のないデカールです。ナルディも97-35のナンバーも使えるのでありがたい。RECAROのデカ

 

ールも渋めの色合いになっててリアルです(^-^)

 

でも、メーターのデカールがあるのはびっくり。昔のマシンXにも、最近再販のジャパンにも入ってなかったのに。。。これがあったら寄せ集め工作

 

しなかっただろうなぁ。。。

 

まあ、自作したヤツがけっこう気に入ったから

 

いいや。このデカールだと各メーターが接近

 

し過ぎてて、グレーの塗り分けできなかった

 

だろうし。負け惜しみじゃないモン (T_T)

 

 

 

 

 

良質っぽいデカールですが、ストライプのデザイン

 

は疑問。実車のストライプは金色の帯に黄色の

 

ピンストライプが組み合わさったモノで、上のに

 

似てます(同じじゃないけど)。取り寄せた下のは、

 

金色1色だし、幅も太すぎ。ストライプは

 

ジャパンキットの方のを使いましょ。

 

 

 

 

 

貼りました。2000GT TURBO は取り寄せの方。

 

これでボディはクリアコート待ちです。

 

 

 

 

 

電話も外して整形しなおし。特にスジをきちんと

 

彫って別体っぽさを強調します。

 

 

 

 

 

昭和の電話機っぽく、オフホワイトで。

 

フラットホワイト+レーシングホワイト。

 

くるくるのコードも新調しましたよ。

 

0.3ミリのステンワイヤーで作って、白サフ吹いて

 

ます。ふふ、電話機も完成。

 

 

 

 

 

 

ここまでの製作を終えたのが6月30日。作り始めてちょうど1か月です。これぐらいの作業量だと2か月トカかかってたんじゃないかな、今まで。週

 

休4日の効果出てる気がします。

 

このページ、もう少し内装部品のリメイクの紹介を続けます。追記はシートからですね。