文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
シャーシも室内も塗らなくちゃならない部品がヤマ積みですが、まずはボディの塗装を仕上げないと始まらないので、
製作記②はクリアコートから始めましょう。
ブログでも製作記①でも繰り返してますけど、
何せ部品精度が高いので、塗膜厚みの影響が
気になります。
ここまでの塗装はブラシでしたが、クリアは
缶スプレーでたっぷり吹きたいので、部品の
合わせにアソビのない所を養生します。
クリア前に養生なんて初めて。。。
黒いルーフ部品の後端が、面一でボディに続く所。ここもスキマはまったくないので、合わせ目(矢印の面)にクリアがかからないように
しときます。実車ではここにはパネルの切れ目はなくて、単に黒とボディカラーで塗り分けられてるだけなんですって。
なので、モノトーンの3色(黒・ダークグレー
・バーガンディ)で作りたい場合は、実車には
存在しないパネルの切れ目をなくすコダワリで
行くか、スルーして同色で塗って仕上げるか
悩ましいようです。
私、2トーンタイプでよかった ^^;
マイカブルーだの、パールクリアだの、粒子を含む塗料のオンパレードなので、塗面はザラっとしてます。でも、クリアレッドをオーバーコート
してたりするので、イジれません。一擦りしたらすぐにマダラになりそう。とにかくクリアでカバーしちゃわないと、手出しできない。
で、待望のクリア、缶スプレーで3層たっぷり吹きます。吹いた直後はかなりキレイで喜んでたんですが、3日ほど経ってクリア層が痩せて
きたら、ツブツブ感が出てきました。
今度はクリア層を研げますから、2000番で完全に平らな曇りガラス状にしといて、最後に2層上吹きして塗装を終えます。
前作ではちょうどいいサイズのエッチングが
手元にあったので、擦過痕を付けたブレーキ
ディスクができました。このホイール、
奥のディスクがまあまあ見えるんですよね。
この金属感、ちょうどいい見え方で
気に入ってます。
今回は都合のいいエッチングがなかったコトも
あるんですが、別パーツのパッドの厚みも
考慮して、ディスク面の厚みを増やしたくない、
ていうのもあって、塗装のみにします。
インスト指示のクロームシルバーでは金属感
が足りない気がして、メッキ塗料を吹き直し。
予想通りパッドがホイールの内側に当たっちゃうので、少しカットしてパッドの厚みを減らしました。色はボディに合わせて青で♪
シャーシ完成です。あっ、パッドにロゴのデカール貼るの忘れないようにしないと。。。
インストの順番の通りに部品を接着していくと、いちいちダボにぴったりで、ストレス皆無です。複数の部品にまたがって組みつける時も
それぞれの接着位置にまったく誤差がないという。で、この立体感。普段シャーシは手抜きしまくりの私ですが、これは丁寧に塗装して
楽しまないともったいないです。(マフラーのタイコのみ未接着。いろいろ邪魔になりそうなのでアトでね)
心身&時間にゆとりがないので、こういう失敗のリカバリーを焦るとロクなことがありません。こんな時は楽しい作業へ回り道だぁ。。。
ブラシを離して、ふわふわ吹いて、
樹脂の材質感を(赤枠内、よく分かるでしょ)。
矢印の所、あちこちに押し出しピン跡が
目立ちます。これらの面はツヤ消し黒指示ですが、
実車では黒いカーぺット地のようです。
ならば「貼れる布」にすればピン跡も隠せて
一石二鳥ですね。
グリップはちゃんと抜けてて「握れる」形状だし、最下部のペットボトル立ての底までリアルに再現されるんです。。。
また、★の3か所には
パワーウィンドウスイッチ、
BOSEのロゴ付きスピーカーメッシュ、
カーテシーランプ、のデカールが用意されてる。
ここまで工夫を凝らしてあると
「やるコトなくてツマラン」とか、へそ曲がりな
ことを言わずに、キットなりに楽しむ気に
なります♪
デカールも貼って完成です。
まあ、なんとも立体感に富んだリアルな
内張りですコト。
実車のここのデザインがカッコいいワケ
なんですが、それをここまで再現するキットって。
ね、そのまま作って楽しいって言うの
分かるでしょ。
ルーフの磨き、室内の貼れる布の切り出し、ダッシュボードの塗装&デカール、放置してるトコのリカバリー、ホイールの塗装。。。
まだまだいくらでもやるコトあります。いつものように脈絡のないページ構成ですが、②はここで終わって③も脈絡ないまま進めようと思います。
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