文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
では、予告通り車高調整から。
原作漫画の中での車の設定は、
‘ 峠で超速い走り屋 ’
ノーサスぺたぺた ではダメでしょうが、
これでは腰高に過ぎます。
裏が見えない形のホイールの場合は
一番お手軽なこの方法。
穴をずらすだけです(^^;)
低すぎますかねぇ、特にリヤの感じ。
でも、イタリアンスーパーカーを作って
いると本当に地を這うようなフォルムで
この車なんかはボディーの厚みの時点で
「高い」と感じます。で、カッコいいと
思える高さがこれぐらいでした。
ミウラはスーパーカーの中でも特に
低いですが、やっぱりカッコいいと
感じます。
シルエイティーとボディーの厚み
比べて見てください。
仮り組みして、高さは決まりましたが、
フェンダーの厚みが気になってきました。
1ミリ以上あります。24倍=2・4㎝オーバー!!
装甲車じゃないんだから!
裏側からルーター〈21〉で削りこんでから、
ペーパーで整えます。
左が加工後、右が加工前。
左はかなり薄くなってるでしょ。
自然な感じに見えるように
なりました (^_^)v
サフのかかっている写真とかかっていない写真が錯綜
してますが、今度はスジ彫り作業の写真です。
ドアやボンネットなどの通常のパネルの切れ目以外に
ドアハンドルの前後に伸びる凹ラインも彫りを深めます。
ドアハンドルより前が深くなってシャキッとした様子
わかりますか?
フロントバンパー=エアロバンパーを装着。
リヤフェンダー上辺り=ガラスのフィッティングのためパテを使用。
などの加工をしたところを中心に、面の乱れを整えながらボディーの下準備を進めていきます。
サフを吹くとスジ彫りのシャッキリ効果がよく分かるようになるので、このあたりの作業をしているときは、いつも一人で嬉しがってます。
最終サフを吹いたところ。 面の乱れたところもなくなり、各パネルの切れ目もクッキリしました。
元のボディーと被せたバンパーのパネルラインがまっすぐ通るように彫り直しましたが、← の所に穴が開いているのを発見。
ここを溶きパテで埋めてボディーの下準備完了とします。
タイヤ&ホイールはカッコいいですが
← のようなバリが!
デカールハサミで切り落として
600番でトレッド面を削って、
整えます。
自然な感じだと思いませんか→
製作記①で紹介したように、ガラスは前後とも
外からブラックアウトの塗装をして、
加工跡を隠さなくちゃなりません。
セロテープでマスキングシートを作ります。
←ラインをセロテープに書いて
カッターマットの上で切り出します→
マスキングができたら、ツヤ消し黒を塗装。
クリアパーツにツヤ有りの黒、の組み合わせは塗装ムラになる気がするんです。
いや、気のせいってだけじゃなくて、なぜか均一に色が乗らない・・・気がします・・・
ってやっぱり気のせいかよ!
で、デカールを貼ってからクリアコート!
ブラックアウトもデカールもクリア層の下に
封じ込めてガラス全体を平らにしてやります。
クリアコート後に充分乾燥させてから
研ぎ出し。
○の辺り、黒を塗装した所と元の面が
平らになったのがよく分かりますね♪
プラ棒を接着して修正した部分も
うまく一体感が出ました!!
こちらはフロントガラス。
透明度伝わりますか?
パテ埋めした左ハンドル用のワイパー取り付け穴の
痕跡もきれいになくなりました!