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テスタロッサ製作記 ④ 気楽に内装作り ♪

ボディの塗装を始めないと、アトで乾燥待ちの無駄な時間ができちゃうのは百も承知なんですが、夜中の屋内作業

 

しかできない日々が続いているので内装にかかります。ボディや窓ガラスの扱いのナイーブさに比べて、

 

クローズドの車の内装はラフにやれるので楽ちん(^_^)

 

 

 

青い○の部分、盛大に押し出しピン跡・・・。

 

これを消すのキライです。削るのは大変だし、

 

パテで消すのも一発で仕上がらなくて苦手。

 

幸い単純な面なので、プラ板で隠します。

 

 

 

 

黄色い○の部分はフロントガラスに当たるので少し

 

削りました。

 

 

 

 

それにしても、内装パーツまでこれでもかの赤色成形! しかも、組み立て説明書の塗装指示はアイボリーとベージュって! 

 

内装まで染み上がりの対策ってイヤだなぁ・・・・・。かといって黒では味気ないよなぁ・・・・・。って考えつつ画像探してたら、

 

 

 

 

 

白ボディに赤内装の実車発見 (^_^)v

 

マンガの設定はリッチなカメラマンの愛車なので、これアリでしょ!

 

というより、これこそズバリな気がしてきました。

 

いい画像見つけた。

 

 

 

ところで、内装の各パーツはかなり実車に忠実!

 

タミヤの安心感って感じです。

 

 

 

忠実って言ったばかりですが、シート

 

  

バックは薄すぎ。バスタブともども

 

 

プラ板の出番です。


 

 

 

 

                   押し出しピン跡の目隠し完了。

 

 

                2つ残ってるのはシートの下に隠れる所です。

 

シートはさらにプラ板を追加

 

して自然な厚みにします。

 

またヘッドレストを切り離し

 

てアルミ線で軸打ち。

 

上の実車画像の運転席をご覧

 

ください。

  内装の赤はタミヤカラーのダルレッドを選択。

  実車はもっと鮮やかな赤ですが、この方が本物っぽく

  なるかなって思ったので。

 

   


 

 

続いてダッシュボードの実車写真がこちら。

 

 

エアコン吹き出し口(青い↓↑)やステアリングコラムから生えてる

 

 

左2本・右1本(白い線)のスイッチレバーを細工します。

 

 

 

また、メーター全体が透明樹脂でカバーされてるので、

 

 

これも再現しましょう。

まずはエアコン吹き出し口の細工から。

エアコンの吹き出し口は球面のノッペラボウ。

      ルーターで削って、

    平らにしてしまいます。


 

 

閉じた状態(上の実車写真の助手席側)を再現します。

3ミリ径のポンチで抜いたプラ板がピッタリ。

ケガキ用のテンプレート〈10〉を使って

スジを入れましたが、それらしく見えない・・・


 

 

今度は積層して、

 

 

一番下の1枚に再度ポンチを合わせて、

 

 

   ガンッ!!


 

 

← ケガキよりハッキリ分かる状態を狙いましたが、

 

 

 

 

         うーん、満足感ゼロだなぁ →


 

 

 

で、3rd.チャレンジ。今度はオープン状態(写真の運転席側ね)を作ってみました。

 

 

 

これなら納得です。せっかく細工する以上、自分が気持ちよくないと甲斐がないですもんね。

 

 

 

 

           完成後に見えるといいなぁ・・・・

 

 

続いて、ステアリング。

 

 

0.5ミリ径の真鍮線&光硬化パテで、

 

スイッチレバーを3本製作。

 

 

 

実車写真を参考に左の2本は角度&長さ

 

を変えて刺しました。


 

 

メーターのカバー。

 

 

 

透明プラ板を、ピッタリのサイズ・

 

 

形になるように慎重に整形します。


 

ダッシュボード完成です。

 

 

 

全体はいつものラバーブラック

 

砂吹き。

 

ステアリングホイールはツヤ有り

 

の黒にして、他の部分との

 

コントラストを強調しました。

 

 

 

 

再度この画像を見て、

 

 

 

フェラーリで定番の黒丸シフトノブ & 根元でクイって曲がったシフトレバー。

 

シートベルトのバックル。

 

各所の赤黒の塗り分け。

 

 

 

といった辺りの参考にします。

 

 

 月曜から木曜はサイズ違いのリベットです。

 

100均の薬ケースを素材入れにしてます。

 

金曜日の場所には、手芸店で買ったビーズがギッシリ! 

 

フェラーリ、200台ぐらい作れます!!

 

0.8ミリ径のアルミ線と組み合わせてシフト完成(^_^)


 

 

さて、原作マンガをめくると、悪魔のZとブラックバードは バケットシート&4点式シートベルト が確認できます。が、テスタはどちらも描かれて

 

ません(ひょっとしたら見落としてるかもしれませんが)。ですので、今回はシートもシートベルトもノーマルでいくことにします。

 

 

ノーマルシートベルトですから、バックルのみ

 

自作します。

 

プラ板の細切りに、まず穴を開けておいて、

 

そのアト周辺を丸めます(両側とも)。

 

 

先に丸めると、穴開けが面倒になるからです。


 

 

真鍮線を差し込んで接着してから、

ブチっと切って2つに分離して・・・

 

 

・・・形を整えます。以上の手順で、常に持ち

やすさを確保して進めるワケですね。

 

 

バスタブの床に穴を開けて、バックルを差し込みます。

黒と赤に塗り分けたら、らしく見えると思います。


 

赤・黒の境目を丁寧にマスキングして、

赤を残すところを隠して、

マットブラックを吹きます。


 

 

マスキングをハズして完了。

 

 

この部分も塗り分けます。別体なので塗りやすくて助かりますね。

 

 

シフトレバーのゲート部分は手抜きでシルバー筆塗り。

 

オープンカーでもないし、小さい部分だし、これで済ませます。


 

 

で、すべてを組み込んで  インテリア完成!! 


こうして見ると、シートベルトのバックルって小さい割に目立つと思いませんか? 

 

さあ、いよいよボディ塗装を残すのみになりました。製作記⑤でやっと白くなりますよ(^_^)

 

 

 

 

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