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                   緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

ミウラ SV製作記②  外装パーツの細工

 

 

外装の様子見を続けます。

 

後ろは・・・下のハニカム模様の部分はピッタリフィット。

 

      テールランプの反射板もOKです。テールレンズはこの反射板の上に

      付くので、このパーツが合えば、ボディーの修正は不要です。

 

      上のパーツ(エンジンカバーの部分です)も合いますが、一番上の一枚の

      真ん中が下がります。組み付けの時に考えるコトにします。

 

 

 

エンジンカバー(名前何でしょう?)は間にペーパー〈1〉をつっこんで薄くします。

 

このスキマからエンジンがチラリと見えるので(^_^)

 

 

 

   かなり薄くなりました! なるべくエンジンのぞけますように・・・

 

 

フロントは・・・

 

   ウィンカーの反射板&グリルの細長いパーツはピッタリ!

 

   フロントフード上のフィンも合います・・・・・・・・・・

 

 

              が、

 

 

         上から見てみるとスカスカ。

 

         何か違和感が・・・・

 

 

 実車の写真を確認してみると、めちゃくちゃ細いフィンがいっぱいです。

 

 

 

 

 

ボディー裏から黒く塗った箱状のものをかぶせれば、スカスカ感はかなり減らせるでしょうが、

 

・・・細工することにします。

 

 

 

 

0.3ミリ厚のプラ板を幅を変えて切り出して・・・・

 

 

 瞬着〈26〉で貼り合わせてから、

 

 → 1.5センチぐらいにカットして、

 

 → カットしたものを積層して、

 

 → 写真左ができます。

 

 

 で、右のように形を整えました。

 

 

 

こんな感じ。

 

「抜けてない」コトになってしまいましたが、

 

「細かいフィンがいっぱい」、の再現はできました。

 

 

最後はここ →

 

 

ボディーのモールドに黒いパーツを合体させて、

 

ブレーキ冷却用のダクトになる、という構成ですが・・・

 

 

実車はこう→

 

シルバーの部分が、ボディーパネルとはっきり「別パーツ」です。

 

しかもシルバー部分自体は継ぎ目なく「一体感」があります。

 

 

どうせ塗り分けなければならないコトも考え合わせて、

              思い切って切断・別体化を決心。

 

ジャマになるモールドは削り落とした上で、ガイドテープ〈31〉を貼って

ニードル〈10〉でケガきます。

 

しつこくケガいていって、最後に ‘ 薄皮一枚は ’ になったら

ナイフ〈4〉で切り落とします。

 

 

 

 

まっすぐ切れました!

 

もう後戻りはできません。絶対ナントカせねば!!

 

 

 

 

 

 

で、黒のパーツはそのまま使用し、落としてしまったモールド部分をプラ板で補って整形します。

 

 

 

 

赤いパーツ(ボディーから切り取った部分)の後端を少しカットして、エアの通り道を強調。

                        (実車写真に近づいたでしょ?)

 

 

 

 

 

ボディーに仮ドメして確認。

 

いい感じです♪

 

 

このままでは接着代がないので、裏からパテ〈35〉を盛ります。

 

(はずせるように、ロワボディーにはセロテープを貼ってパテからガード!)

 

 

ロワボディーをハズして、パテの形を整えて完了!!

ルーターで一気に! 

 

~この作業は、もちろんエッチングソープラ用ノコ〈20〉でもいいんですが、

 ルーターだと 押したり 引いたり ひっかかったり 、といった余計な負荷がかからずに

 シュイーンと切れるので、周辺が壊れにくいです。

 

 ①の時のドア後端のフィンなんか、エッチングソーだったら

 プラ板がハズレまくりだったんじゃないでしょうか?

 

                  しかもラクです!!

 

 

これで外装の下拵えは一通り完了です。①②といろいろ細工しましたが、最後のブレーキ冷却ダクトが一番満足なデキでした。

 

 

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