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CITY TURBO 製作記 ⑤隣はモトコンポ。

 

CITY ができたので今度はモトコンポにかかりましょう。ネットで検索するとさまざまな色のが出てきて、どれも似合っててかわいらしいですけど、

 

純正色は3色だけだったんですね。赤・黄・白。青い CITY に黄色のモトコンポなんて取り合わせも華やかでよさげですけど、今回は白で作ります♪

 

なので、白成型の再販品の方のランナーを使います。

 

黄色いのはターボⅡ を作る時のために大事に保管ね。

 

部品7つだ。。。

 

 

 

 

 

ベスパが8つだったので新記録です ^^;

 

 

 

 

 

こんな風に部品自作しまくって、作るのも楽しかった

 

し、出来栄えにも満足だったので、今作も同じぐらい

 

手を加えようと思います。

 

 

 

 

 

まずは観察。あっという間に形になります。

 

どっから見てもモトコンポ♪

 

 

 

 

 

ヘッドライトはクリア化しましょ。

 

 

 

 

 

テールライトもね。ただここはモールドが

 

実物の形状と違います。ヘッドライトは四角い

 

レンズを加工したらOKですけど、テールは

 

一から自作しないといけない。。。

 

 

 

 

 

左右の合わせ目の段差が強烈ですねぇ。

 

キカイダーみたい。(若者は検索を 笑)

 

 

 

 

 

フロントタイヤには取り付け用のダボ穴が

 

どかんとあります。そのままだとダボ穴が目立つ

 

ようなので埋めます。押し出しピン跡もしっかり

 

ありますねぇ。消しにくそうだなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

以下、実際にはあちこち同時進行で作ってますけど、読みやすいように部分ごとに作業を紹介しようと思います。

 

1⃣ボディ左右の継ぎ目の整え。

 

まずは接着して600番。シートの凹凸を整えるのが

 

面倒ですけど丁寧に。

 

 

 

 

 

シートは綺麗になりましたが、その前の平らな面が

 

合わせ目だけじゃなくてヒケ・うねりもあって

 

なかなかピシっとしません。

 

ここは実車では別体のパネルで、周囲より

 

一段高いんですけど、サンディングしすぎて

 

その高さがなくなりそうに。それならいっそのこと

 

本当に別体にしちゃえ。。。

 

 

 

ってワケで真っ平にサンディングしちゃいました。

 

あ~綺麗な平面。

 

ボディ色の白はクレオスのベースホワイトと

 

タミヤのレーシングホワイトを半々で混ぜた色です。

 

昨冬の名古屋オー集で、naoviaさんとお話してて、

 

隠蔽効果が欲しい塗装の時に、サフを塗色として

 

 

使う工夫を教えていただいたのでマネしました。

 

 

 

 

2⃣空洞丸見えの目隠し。

 

仮り組みしてすぐにココは気になりました。

 

がらんと空洞。しかもハンドルのパーツをはめ込む

 

ミゾが丸見えだし。

 

 

 

 

 

実車の雰囲気を参考に目隠しグッズを作ります。

 

左は別体化したパネル。右はそのパネルのすぐ前に

 

ある機構を適当にマネして自作。どちらにもキー

 

ホールがあります。

 

 

 

 

 

ハンドルから伸びるシャフトの通り道の機構も

 

作りましょ。こっちはますます実物に似てません。

 

目隠し目的なのでお許しを。。。

 

 

 

 

 

シャフトを切断するのは大変なので、こっちを切って

 

シャフトを挟みます。

 

 

 

 

 

本当に適当ですけど、目隠し効果はあるかと。

 

 

 

 

 

で、ボディの内側も、目隠しパーツも黒く塗るので

 

これで空洞が気にならないようになったと思います。

 

コードも何本か通るしね。 

 

 

 

 

上のデカールはキット付属の。実車では下側の小さい

 

のもあるようなので、こちらはジャンクから

 

それっぽいのを見つけてきました。キーホールは

 

CITY に使ったのと同じウクライナ製3Dパーツです。

 

 

 

 

 

完成。

最初の空洞丸見え状態からすればかなり良く

 

なったでしょ。

 

 

 

 

 

3⃣固定

 

昨年のHSでニンジャを落としてバラバラに壊した

 

経験から、バイクはベースに固定って固く決意。

 

モトコンポはスタンド立てた時に前輪が接地して

 

後輪が浮くので、この3本の真鍮線をベースに

 

刺すコトにします。スタンドは細い所に軸打ちなので

 

プラの強度は頼りないですけど。。。

 

 

 

 

この姿で固定です。

 

 

 

 

 

4⃣前後灯火のクリアパーツ化。

 

灯火類は全部一体成型のモールドなので、

 

切り落としてクリアパーツに置き換えます。

 

実車のフロントはペンで描いたラインでボディが

 

開口してるので、このラインで切り取ります。

 

 

 

 

 

バルケッタのレンズセットのこれを、

 

 

 

 

 

削って、下側にパテ盛り。

 

 

 

 

 

パテを整えてこう。パテの所は黒く塗ります。

 

レンズの裏からミラーフィニッシュでも貼りましょ。

 

 

 

 

 

テールライトはモールドの形そのものも実車と

 

違います。ここは厚みがあるので、切り落とし

 

じゃなくて彫ります。

 

 

 

 

 

彫った底がなかなか綺麗な面になってくれないので、

 

 

 

 

 

プラ板貼って底を整えることにします。

 

この形にカットして、少しシゴいてカーブを

 

つけました。

 

 

 

 

 

同じ形にカットした透明プラ板を赤とオレンジに

 

塗り分けてテールライトにします。

 

この4か所でリベット留め。実車のリベットは

 

赤い所にしかありませんが、接着跡が目立たない

 

ようにこうしました。

 

 

 

 

 

塗り分け終えたら、

 

リベット留めで接着。。。なんですが、瞬着がリベットに沿って流れ出てしまい、ムラに。。。アップの画像載せる気がしないです。一番下の完成形

 

の後ろ姿をご覧ください (T_T) 。。。

 

ハンドルのシャフトに付くウィンカーも自作。

 

平らな円柱形なので、ジャンク発掘じゃなくて

 

オレンジのランナーから切り出しで。

 

 

 

 

 

素材がクリアオレンジなので、エナメルでスルっと

 

一塗りすれば発色十分。

 

 

 

 

 

5⃣ステップ

 

円錐形のステップがモールドされてますが、実物は

 

角の丸い四角柱の形状なので、

 

 

 

 

 

これまたプラ棒から削り出し。

 

軸打ちしときます。

 

 

 

 

 

つや消し黒で塗っておしまい。

 

 

 

 

 

6⃣ハンドル周辺

 

ここが一番のがんばり所です。細くて入り組んだ部品にパーティングラインがたっぷり。手間ですけどまずは綺麗にします。

 

で、ウィンカーのモールドを切り落としますが、

 

斜めに傾いたハンドルに、正面向いたウィンカーが

 

付くので、斜めにカットしときます。

 

 

 

 

 

左右のブレーキレバーはプラ板からの削り出し。

 

ベスパの時もそうでしたけど、軸打ちするスペースが

 

確保できないのでイモ付けになっちゃいます。

 

接着強度がないのでイヤなんですけどね。

 

今度やる時は厚みのある素材に先に真鍮線を

 

刺しておいてから薄く削り込んでみましょうかねぇ。

 

 

 

 

 

銀色にしといて、

 

 

 

 

 

0.4ミリのコードを

 

 

 

 

 

これまたイモ付け。

 

 

 

 

 

バックミラーも作らないと。

 

コスモスポーツのインレットがちょうどいい

 

大きさのまん丸なので、それに合わせて作ります。

 

787Bのヘッドライトの部品を一回り小さく薄く

 

削りました。

 

私のモトコンポ、バックミラーのみMAZDA製 笑

 

 

 

 

 

このジャンクを選んだのは、このモールドがちょうど

 

ステーの基部になるからです。実車のミラーも

 

こんな感じなんですよね。この穴あけ、とっても慎重に

 

やりましたよ。

 

 

 

 

こう曲げて、プラ材で接着代も作っておきます。

 

 

 

 

 

まあ、小さい部品ばっかりなこと。肩凝った。。。

 

接着面積極小のイモ付けなので、コードの張力に

 

簡単に負けそうになるのが難しい。接着してから

 

コードを曲げようとすると危ないので、先に大体の

 

形をつけといてから部品をくっつけました。

 

がんばった甲斐あって、この部分気に入りました♪

 

 

 

 

 

一番上の丸い所は、ハンドルシャフト脱着の時の

 

ネジです。CITY に積む時はハンドル外すのね。

 

実車は歯車型なんですけど、そこは降参。。。

 

赤丸はデカールありますけど、コートの手間を

 

省きたかったので、赤色フィニッシュを貼りました。

 

 

 

 

 

7⃣フロントタイヤ

 

フロントタイヤは左右のホークで挟む構成ですが、

 

先に左右ボディを接着して合わせ目を修正するので

 

そのままでは組めません。なので、ホークにも

 

ホイールにも0.8ミリの穴を開けて、同径の真鍮線

 

で組みつけられるようにしました。

 

 

 

 

 

実車でブレーキワイヤが目立つので再現します。

 

 

 

 

 

こんな感じ。もう1本のコードはスピードメーター

 

のです(よね?)。

 

 

 

 

 

全体をセミグロスの黒で塗ったので、タイヤのみ

 

つや消しクリア吹いて質感を変えようとしましたが

 

あんまり変わらなかった。。。

 

マスキングめんどくさかったのになぁ・・・

 

 

 

 

 

本当はハンドル側のコードとつながってるワケですが、

 

そんな難しいコトしたくないのでゴマカシ。

 

このプラ板をボディの内側に貼りつけます。

 

 

 

 

 

8⃣塗り分け・デカール

 

ボディは上述した白とセミグロスの黒で塗り分けます。

 

シートには「HONDA」のデカールを貼るので、

 

そこだけはツヤありの黒で。

 

 

 

 

 

モトコンポのデカールに関しては、圧倒的に再販品の

 

方がGoodです。特に「MOTOCOMPO」がドット文字

 

になってるのが大きいですね。また濃色用と淡色用の

 

2種類のデカールがセットされてるのもありがたい。

 

もう1台作る時に使えるぞぉ♪

 

 

 

 

 

で、セミグロス黒を隠してクリアコート。

 

軽く磨きますけど、段差消し・鏡面仕上げまでは

 

やりません。

 

 

 

 

 

津市の原付ナンバーは紺色文字で、上の角が斜めに

 

カットの形。私のプリンタ、条件によってはラインが

 

キレイに出てくれません。こんな風にアップで見ると

 

ダメですねぇ。ただ、実物は4ミリ×9ミリのプレート

 

なので、「津市」も「て」もそれなりには見えますよ。

 

津市なんて0.5ミリ角ぐらいですから。

 

 

 

 

 

部品を全部くっつけて完成です。

 

全体としてはまあまあなんですけど、

 

 

 

 

 

テールライトの失敗のせいで達成感はあんまりない。

 

今度作る時はプラでパーツ作るのはあきらめて

 

クリアカラーのフィニッシュを貼って表現かなぁ。

 

それ以外のディテールはそこそこ行けたんです

 

けどねぇ。白の色味はちょうどいい感じでした♪

 

 

 

 

 

 

がっちりベースに固定しちゃったので、完成写真もベースの上でしか撮れないコトに気づきました。。。展示会では下の姿で並べます。車のオマケっ

 

て感じで遠目で見ていただくことを希望します ^^;

 

 

40番目の製作記「CITY TURBO & モトコンポ」以上です。HSでは、コラボ展示と模型話でいっぱい楽しむネタになってくれるかな♪

 

近日中に⑥として完成作画像のページをアップしますね。

                                   まだです。