コスモスポーツ製作記 ⑥完成作品画像

今回の転倒ポイント (T_T)

 

*ヘッドライト周辺の改修に失敗して・ボディを2回も作って・しかも2回目は改修なし、元のキットのまま、という。。。

 あんた、何やってんの? でした。でも、放り投げずに完成させたのは自分を誉めてやらないと。。。

 

タイヤがフェンダーから引っ込んでるのが国産旧車のお約束ですが、この車は特に盛大に引っ込んでます。この情けない感じがいい味♪

 

リヤなんか、絶対に面一にできないスカート形状のフェンダーアーチですもん。でもその辺りを含めて、浮世離れした宇宙船っぽい格好で、

 

スペシャルなクルマ感を醸し出してますね。カクカクセダンばっかの60年代にこのデザインはスゴイです、改めて。

 

ヘッドライトの前が凹になってて、そこにカバーが付く所や、バンパーがフロントフードから連続面になる意匠は 240ZG と共通です。

 

くどいですが、同年代の他車では考えられない流麗で繊細なデザイン。

 

それにしても低くてぺったんこ。ロータリーエンジンだとここまでボンネットを低くできるんだぜ、って誇らしげなスタイルです。

 

製作記①に子どもの頃に初めてこの車をナマで見た時の写真を載せましたが、低さの衝撃は忘れられません。

 

この写真、リーフリジットサスとフロントグリルのメッシュが見える画角で好きです。

 

リヤガラスの曲面形状も特徴的ですね。全然詳しくはないですが、技術的にもコスト的にも高いんじゃないかなぁ。スペシャル。。。

 

バンパーを挟んで上下に配置されたブレーキランプも他にないデザインですよね。上から見た時のリヤと、

 

低めの視線で見た時のリヤが違う表情。

 

実車オーナーさんにいただいた情報&画像を参考に、純正のクラリオン製スピーカーをデッチあげて載せました。リヤのガラスが大きくて

 

リヤシェルフの辺りがよく見えるので、いいアクセントになりました♪

 

ドアガラスはプラ板なので、室内がクリアに見通せます。ネットその他を見まくっても、メーターリングの色がはっきり分からなくて、

 

全部ブロンズ色にしましたが、本当は一部のリングは黒なんですね。この情報もいただいたんですが、残念ながら作った後でした。

 

貼るのがとても楽しみだった千鳥格子のデカール。このシートもコスモスポーツのアイコンです。ステアリング、シフト、シートベルトなどの

 

見え方は気に入りました。

 

2022年の1年間の内で完結するはずだった3連作ですが、1か月オーバーしちゃいました。どれも「60年代によくこんな国産車ができたなぁ」

 

って驚く名車ですねぇ。コスモのボンネットの低さが際立ちます。アオシマ・タミヤ・ハセガワとメーカー違いの連作になりました。

 

どれもすごいデザインで、どれもオリジナリティの塊。テールライトもマフラーもバンパーも3車三様で楽しいです。

 

白の色味違いを楽しもうと思って作り始めた3台。2000GT→Z→コスモ の順に黄色味が加わる違いは表現できましたが、

 

「黄色のスーパーカー」の時のようなおもしろさはないですねぇ、違いが地味過ぎ。。。これは企画倒れでした。。。

 

白が映えるように柔らかい色合いのピンクの合皮を貼ったベースで統一しました。

 

2022年は仕事がとても忙しくなってしまい、平日にほとんど模型時間の取れない生活。定年間際にこうなるとはねぇ。

 

今年も同じ状況が続くと思いますが、老体にムチ打ってもう一がんばりしましょか。さあ、ガラッと時代の変わるバブル期の300ZXに

 

本腰入れるコトにしましょう♪