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マシンX ③外装小物どんどん。

HS後、ちょうど6月の最初から作り始めた今作、8月末で完成までこぎつけました。ぴったり3か月です。4月から始まった「

 

4日休日」っていう生活、何年続けるのか未定ですけど、当面は3か月で1台ってメドなのかなって分かりました。③では灯火類

 

その他の外装小物をどんどん作って、完成までの様子を紹介しましょう。

 

といいながら内装も残ってます。このキット、ガラスは4面一体で「合い」もいいので、そのまま使うつもりでした。

 

なので、内装色のベージュはガラスの内側に塗る予定。

 

だったんですけど、内装がよく見えるようにサイド

 

ガラスを切り取りたくなってきた。じゃあ、ボディの

 

内側を塗らなくちゃいけないじゃないかぁ。。。

 

塗りました。

 

 

 

 

クリアコート&磨きまで済んでるボディの内側を

 

塗る。。。できれば避けたいですが、そうも言って

 

られないので、初めてこれをやってみることに。

 

マスキングが甘くて外側にベージュが付いても

 

安全に拭き取れる。。。エナメルでも同様の安全は

 

得られますけど、乾燥後の定着は弱いでしょ。

 

水性塗料ならかなりしっかり定着してくれる

 

のが魅力です。

 

色味を合わせるために、内張りも同じ塗料で塗ります。

 

その前に下拵えを。

 

①プラ板のカケラでドアロックのスイッチ追加。

②バルクヘッドに届くように後ろを延長。

③実車にはない(気がする)アームレストっぽいモールドを除去。

④アームレストを少し掘る。

⑤ウィンドウレギュレーター取り付け用の穴開け。

 

 

 

 

ボディ内側に吹いたのと同じ水性のタンで塗って、

 

プラ板とエッチングのカケラでインナードアハンドル

 

も追加します。内張りはボディに接着なので、この

 

時点でサーチライトの土台もくっつけました。

 

痛恨の失敗は、ドアの切れ目のスジ彫り追加を

 

忘れてたコト。完成間近まで見逃してたので

 

あきらめました。今作で一番悔しい失敗です。。。

 

 

 

さて、ラフに扱ってもいいので、フィッティングの

 

様子見にはバラした旧作のボディを使ってました。

 

で、旧作ボディに内張りを仮留めして上下合体して

 

問題なしだったんです。

 

 

 

 

 

なのに、内張りが完成したので、一度実際のボディ

 

と合わせてみたら、あれ???

 

「フロアやリヤバルクヘッド」と「内張り」との間に

 

スキマが。しばらく何が起こってるのか分かりません

 

でした。答はこれ。今作に使ってるジャパンの

 

ボディと下部の開き具合がこんなに違ってる。

 

そりゃ、スキマ空くよなぁ。。。

 

 

 

参りました。。。同じ金型を使ってるバリエーションキットなので、同じ形状だって信じ込んでました。箱から出した時点で違ってたのかもしれませ

 

んけど、ホイールアーチ周辺を薄々削りしたので、ボディ曲面の張力が弱くなって変形したかも、とも思います。結論:スキマをなくすためには、内

 

張りをシャーシ側接着に変更するしかない。。。

 

となると、ずっと後でいいと思ってたペダルを

 

付けないといけません。バスタブ型に内装組んだ

 

後では付けられませんもんね。

 

キットの部品が気に入らないので、滑り止めの

 

モールドがあるジャンクを使います。

 

 

 

 

 

アクセルはオルガンタイプなので、軸打ちして

 

フロアに刺します。写真は軸が分かるように

 

浮かしてますが、もちろん床まで押し込みます。

 

 

 

 

 

プラ板を組んで なんちゃってバルクヘッド を作り、

 

BCペダルをぶら下げます。

 

 

 

 

 

で、ダッシュボードの裏にこんな風に接着。

 

これで良さそう。サイドの窓をフルオープンに

 

するので完成後にも見える、って丁寧に作り

 

ましたが、実はほぼ見えないのでした。。。

 

 

 

 

 

ではバスタブ状に組みましょう。

 

サーチライトの土台は引っぺがし。これが付いてたら

 

上下合体できないですから。剥がした跡が汚いですが、

 

同じ場所に再度くっつけるのでそのままほっときます。

 

 

 

 

 

様子見。当たり前ですけど、スキマはなくなって

 

内装が整いました。ボディから1・5ミリぐらい

 

下がって内張りの上端が水平に通ってます。

 

実車の構成とは違いますけど、模型としては綺麗な

 

見え方になったと思います。

 

 

 

 

 

ダッシュボード前端や、リヤシェルフ後端も

 

ボディときちんと合ってますね。

 

内装はこれで完了です。

 

 

 

 

 

この車のハイライトである室内の特殊装備の数々、

 

完成後によく見えそうです♪

 

 

 

 

さあ、外装へ。最初から気になってたヘッドライト。

 

キットの部品だけだとこの状態なので、レンズの

 

裏側をなんとかしましょう。

 

 

 

 

 

他の所をやりながら、ずっと考えてたんですけど、

 

ここで方針決定。パテで節分のマメを作ります。

 

たっぷり水をかけながら、指の腹でツルツルに

 

仕上げました。

 

 

 

 

 

硬化したら把手を付けて、パテで作った板に

 

グニって押し付けて凹ませます。この時も

 

水をたっぷりね。

 

 

 

 

 

こういうパーツができます。反射板です。

 

 

 

 

 

こうしといてレンズを被せたら、ほんのり見える

 

実車の雰囲気にできるかな、と。

 

 

 

 

 

365BBの時に、レンズの向こう側が見え過ぎる

 

のをなんとかしようと苦労しました。で、まずは

 

レンズの裏側にツヤ消しクリア吹いて、どんな

 

もんか見てみたら、いい具合の「ほんのり見え」

 

になってくれた。嬉しい予想外♪ 

 

これで行きましょ。

 

 

 

クローム加飾を塗装してから、TURBO の反転文字

 

を貼って、さらにこんな風にマスキングして

 

つや消しクリア。前にも書いたかもしれませんが、

 

ジャパンって、金属バンパーを黒く塗ってあって、

 

ウレタンバンパーじゃないんです。で、中央だけ

 

ゴム素材が付く。なので、ここだけツヤ消しに

 

ってコトです。

 

 

 

 

 

上下のピカピカの黒と中央のツヤ消しの差が

 

あんまり目立たないのが残念ですけど、まあ、

 

真っ黒だから仕方ないですね。。。

 

 

 

 

 

反射板とグリルを接着。いい感じ♪

 

 

 

 

 

レンズとウィンカーも接着。ヘッドライトは

 

「正面からか斜めからか」「順光か逆光か」で

 

見え方が違いますけど、四角いレンズの向こうに丸い

 

凹がぼんやり見える感じの再現ができたと思います。

 

気に入りましたよ。

 

 

 

 

 

リヤの灯火もひと手間かけましょう。

 

元のパーツのままだとこう。ちょっと不満です。

 

 

 

 

 

こうなっちゃう。

 

 

 

 

 

ジャンクパーツ入れを漁りながら、どうしようか

 

考えてたら、透明・平板なうってつけのレンズを

 

発見。バルケッタのレンズセットです。

 

黒のリングがバチピタではまるように、レンズに

 

開けた穴を慎重に広げて合わせました。

 

 

 

 

 

で、黒のリングの内側の小さいレンズは、

 

クリアパーツのランナーから切り出します。

 

これで1個完成。あと3個。。。

 

 

 

 

 

どんどん塗装して、

 

 

 

 

 

これも塗装して、

 

 

 

 

 

水性塗料でダークグレーを入れます。

 

 

 

 

 

一度ダークグレーに塗ったのに、クローム加飾の

 

所のマスキングがうまく行かないので、しっかり

 

スジ彫りして、塗装はサフからやり直し。。。

 

 

 

 

 

今度はクロームの塗り分けも成功。リヤパネルも

 

できました。顔も気に入ったけど、お尻もうまく

 

できました。嬉しい。。。

 

 

 

 

 

 

後退灯はクリアパーツが入ってますけど、モールドのないノッペラボウのレンズで、それらしく見えない。再びバルケッタのレンズセットに登場して

 

もらい、モールドの入ったレンズを削って大きさを合わせます。

 

後退灯はキラキラに光り過ぎては変なので、

 

背面はジュラルミンフィニッシュ。

 

接着剤が付くとジュラルミンがクロームに変身

 

してしまうので、レンズの側面だけに接着剤を

 

使ってくっつけました。

 

 

 

 

サイドに付くエンブレムも仕上げちゃいましょう。

 

これは簡単。白を吹いておいて、凸をナイフで

 

そっと撫でてやります。

 

 

 

 

 

GTも白塗装後、周囲の凹の所の塗料を削いで、

 

あとは赤色をスミ入れの要領で。

 

 

 

 

 

G の線がとても細いので、埋まっちゃわないかドキドキ

 

でしたけど、なんとか赤を流し込めました。

 

0.1ミリもないぐらい細い凹です。

 

 

 

 

 

フォグランプもヘッドライトみたいな窪み感が

 

欲しいのでリューターで削り込んで整形。

 

フチの黒色を隠してメッキ塗装して、

 

 

 

 

 

こうなりました。レンズはキットのが使えます。

 

軸打ちして接着強度を増しておきます。

 

 

 

 

 

ヘッドライトウォッシャーのノズルの部品は

 

マシンXキットにしか入ってません。

 

なのに、旧作を解体した時に1個なくしました(>_<)

 

プラ棒で自作。。。ついでにパイプを刺して

 

吹き出し口作ってみます。完全に自己満足。。。

 

 

 

 

 

めんどくさくて後回しにしてた作業ばかりが

 

残っててシンドイですが、やらないと完成しない

 

からね。。。一体のガラスを解体。

 

ご覧のようにツブツブザラザラなので、

 

気合入れて磨きます。

 

 

 

 

窓枠の塗り分けは、まずこの辺りをツヤ消し黒。

 

 

 

 

 

これは面倒なだけで簡単。しばらく乾燥させてから、

 

 

 

 

 

またマスキングして、今度はメッキ塗装です。

 

フロントはOK。

 

 

 

 

 

リヤも良好。

 

 

 

 

 

 

でも、サイドのこの辺り、マスキングが甘くてクロームがハミ出してました。ゴマカシですけど、デカールのラインとクローム部分との間だけ露出す

 

るようにマスキングして、黒を吹いて直しました。こんな細い所だけをクリアコートして磨く、なんてできないので、黒を吹きっぱなしです。

 

 

なので、なるべく平滑塗面になるように、塗料の

 

濃さも慎重に調整して、吹き方もテストして

 

一発勝負。まあ、わからないぐらいには直せたかな。

 

四角の中なんかは綺麗に塗れてるんですけどねぇ。

 

 

 

 

顔を接着。ナンバープレート、フォグ、オイルクーラー

 

なんかもくっつけます。ガラスもね。

 

 

 

 

 

お尻も接着。フューエルリッドも付けました。

 

ここで、「あれ? リヤクォーターガラスも開く

 

んだったよなぁ? まさかハメ殺し?」って

 

かなり焦りました。以前に確認したハズですけど、

 

急に心配に。。。ネットで再確認、よかった。

 

 

 

 

 

放置箇所の最後はフロントのワイパー。リヤは部品の

 

形状がいいので、少し細く削るだけでいいんです

 

けど、フロントのこれはイヤなので自作です。

 

 

 

 

と思ってましたが、窓枠をうまくまたいで

 

くれそうなジャンクを見つけたので、ちょこっと

 

改造したらいけそう。

 

 

 

 

 

ブレードとアームを切り離して、それぞれ整形

 

して、角度をつけて合体。一晩で解決だぁ。

 

 

 

 

 

キルスイッチやNACAダクト裏のメッシュなど、

 

マシンX専用の各部もどんどんくっつけます。

 

ガラス、磨いた効果あるでしょ?

 

 

 

 

 

なんども確認してきたので、上下合体はスムーズ。

 

室内からつながるサーチライトのコードの接続が

 

最後の難関です。

 

 

 

 

 

台を内張りにがっちり接着して、余らせておいた

 

コードをするすると引っ張ってちょうどの所で

 

カットします。そこまでできたら、サーチライト

 

自体の接着はパイプに差し込みになってるので

 

簡単。クロームの境い目、なんとか許容範囲

 

ぐらいに直ってると思いません? ダメ?

 

 

 

最後にアンテナをつけて完成。

 

 

 

 

 

 

塗装の失敗のリカバリーの所を始め、やっぱりあちこち瑕疵がありますけど、めでたく完成。ゴールの8月30日に2日余裕のある28日にできました。

 

フェンダーミラーもルームミラーも「映る」鏡になってます。ぜんぶ鏡面フィニッシュ切り出しです。マフラーはタイコはキットの部品で、エンドだ

 

け金属パイプを加工して付けてます。

2日あるのでレミントン(っぽいモノ)を作って室内に

 

置こうと思いましたが、間に合わなかった。。。

 

資料画像を見て目分量でサイズを決めて、見取り図

 

を書いてみました。数字は「ミリ」。

 

大門団長が使ってるショットガンはライフル型の銃床

 

じゃなくて拳銃型のグリップです。

 

 

 

 

 

 という所で、③はマシンXの完成までを紹介しました。④でカタナを作って並べる工程を紹介します。ショットガンは完成したら室内の床に置く予

 

定。サイドウィンドウが全開なのでいつでも置ける。。。いつも憎たらしい「完成後のガラス内側のホコリ」も今作はいつでも取れますね。その代

 

わり、いつでもホコリ入り放題ですけど ^^;