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フェアレディZ(RZ34) 製作記 ②部品いっぱい。

 

シャーシも室内も塗らなくちゃならない部品がヤマ積みですが、まずはボディの塗装を仕上げないと始まらないので、

 

製作記②はクリアコートから始めましょう。

 

 

ブログでも製作記①でも繰り返してますけど、

 

何せ部品精度が高いので、塗膜厚みの影響が

 

気になります。

 

ここまでの塗装はブラシでしたが、クリアは

 

缶スプレーでたっぷり吹きたいので、部品の

 

合わせにアソビのない所を養生します。

 

クリア前に養生なんて初めて。。。

 

 

 

 

 

 

前後の灯火のレンズはスキマ0です。

 

せっかくキッチリはまるように

 

なってるんだからキープしないとね。

 

 

 

 

 

 

黒いルーフ部品の後端が、面一でボディに続く所。ここもスキマはまったくないので、合わせ目(矢印の面)にクリアがかからないように

 

しときます。実車ではここにはパネルの切れ目はなくて、単に黒とボディカラーで塗り分けられてるだけなんですって。

 

なので、モノトーンの3色(黒・ダークグレー

 

・バーガンディ)で作りたい場合は、実車には

 

存在しないパネルの切れ目をなくすコダワリで

 

行くか、スルーして同色で塗って仕上げるか

 

悩ましいようです。

 

私、2トーンタイプでよかった ^^;

 

 

 

 

Aピラーも、余計な厚みが出てルーフ部品の

 

合いが悪くなったらイヤなので隠しときます。

 

赤枠の内側、マスキングゾルでカバーしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

マイカブルーだの、パールクリアだの、粒子を含む塗料のオンパレードなので、塗面はザラっとしてます。でも、クリアレッドをオーバーコート

 

してたりするので、イジれません。一擦りしたらすぐにマダラになりそう。とにかくクリアでカバーしちゃわないと、手出しできない。

 

で、待望のクリア、缶スプレーで3層たっぷり吹きます。吹いた直後はかなりキレイで喜んでたんですが、3日ほど経ってクリア層が痩せて

 

きたら、ツブツブ感が出てきました。

 

今度はクリア層を研げますから、2000番で完全に平らな曇りガラス状にしといて、最後に2層上吹きして塗装を終えます。

 

過去最高かも、ってぐらいキレイに

 

吹けたのでした♪

 

吹いたままでもかなり平滑だったので、

 

青キャップのコンパウンドからスタートで

 

十分。白キャップで仕上げました。

 

 

 

 

 

ツヤ黒の外装パーツをまとめて塗装。

 

黒を吹いた時点でかなりツヤツヤでした

 

けど、クリアコートもしました。

 

ルーフのピカピカ黒は見せ場の一つだと

 

思うのでね(^-^) もちろん磨きます。

 

 

 

 

 

外装の塗装がヤマを越えてきたので、

 

シャーシにかかりましょう。

 

排気管はクロームって思いこんでましたが

 

チタンシルバー指示。。。

 

LP63買ってきて吹きました。

 

 

 

 

 

このあたりの部品も真面目にマスキングして

 

塗装します。緻密でカッコいいですよ、

 

各パーツ。

 

 

 

 

 

前作ではちょうどいいサイズのエッチングが

 

手元にあったので、擦過痕を付けたブレーキ

 

ディスクができました。このホイール、

 

奥のディスクがまあまあ見えるんですよね。

 

この金属感、ちょうどいい見え方で

 

気に入ってます。

 

 

 

 

 

今回は都合のいいエッチングがなかったコトも

 

あるんですが、別パーツのパッドの厚みも

 

考慮して、ディスク面の厚みを増やしたくない、

 

ていうのもあって、塗装のみにします。

 

インスト指示のクロームシルバーでは金属感

 

が足りない気がして、メッキ塗料を吹き直し。

 

 

 

 

 

 

予想通りパッドがホイールの内側に当たっちゃうので、少しカットしてパッドの厚みを減らしました。色はボディに合わせて青で♪

 

シャーシ完成です。あっ、パッドにロゴのデカール貼るの忘れないようにしないと。。。

 

インストの順番の通りに部品を接着していくと、いちいちダボにぴったりで、ストレス皆無です。複数の部品にまたがって組みつける時も

 

それぞれの接着位置にまったく誤差がないという。で、この立体感。普段シャーシは手抜きしまくりの私ですが、これは丁寧に塗装して

 

楽しまないともったいないです。(マフラーのタイコのみ未接着。いろいろ邪魔になりそうなのでアトでね)

さて、調子に乗ってたら、失敗が続々。

 

インレットの上にデカール、のここ。

 

ぴったりなんですが、デカールの余白の

 

白曇りが気に入りません。

 

「慎重にデカールを削り取って黒で塗装」

 

かな。しばらく放置。

 

 

 

 

コンパウンドを掛け終わったボディを水洗い

 

してたら、蛇口にゴチって当たりました。

 

クリア層欠けました(>_<)

 

しばらく放置。。。

 

 

 

 

 

 

心身&時間にゆとりがないので、こういう失敗のリカバリーを焦るとロクなことがありません。こんな時は楽しい作業へ回り道だぁ。。。

 

フロントグリルは、ガンメタル指示ですが、

 

ムックで見る限り、もう少し明度が高い気が。

 

なので、TSー42:ライトガンメタルを吹きます。

 

 

 

 

 

で、ライトガンメタル塗面の保護のため

 

クリアコートしてから、エナメルの

 

ツヤ消し黒をブラシで吹いて、

 

 

 

 

 

楕円のフチの上の黒をコソゲ落とします。

 

 

 

 

 

ムックの写真ではこう見えるんですよねぇ。

 

本物がどうなのか知りませんが、これで

 

いこうと思います。

 

 

 

 

 

ボディに組み込めるのはいつのコトでしょ?

 

 

 

 

 

2トーンのインテリアも楽しそう♪

 

まずベースのセミ黒から。

 

樹脂っぽさを出すために、少し白を加えて

 

限りなく黒に近いグレーを塗ります。

 

 

 

 

 

ちょっと見は黒ですけど、

 

 

 

 

 

黒背景にすると、少しグレーがかってるの

 

分かるでしょ。

 

 

 

 

 

ブラシを離して、ふわふわ吹いて、

 

樹脂の材質感を(赤枠内、よく分かるでしょ)。

 

矢印の所、あちこちに押し出しピン跡が

 

目立ちます。これらの面はツヤ消し黒指示ですが、

 

実車では黒いカーぺット地のようです。

 

ならば「貼れる布」にすればピン跡も隠せて

 

一石二鳥ですね。

 

 

シャーシもそうでしたが、室内の各部も

 

多くの部品の組み合わせでカタチになる

 

ようになってます。

 

ドアの内張りなんて、通常は1パーツですが、

 

ご覧のように4つが合わさり、

 

 

 

 

 

さらに裏からもう1つ。

 

内張りが5パーツ構成です、スゴ。。。

 

この裏側パーツのおかげで、

 

 

 

 

 

 

グリップはちゃんと抜けてて「握れる」形状だし、最下部のペットボトル立ての底までリアルに再現されるんです。。。

 

 

また、★の3か所には

 

パワーウィンドウスイッチ、

 

BOSEのロゴ付きスピーカーメッシュ、

 

カーテシーランプ、のデカールが用意されてる。

 

ここまで工夫を凝らしてあると

 

「やるコトなくてツマラン」とか、へそ曲がりな

 

ことを言わずに、キットなりに楽しむ気に

 

なります♪

 

 

 

赤いVの内側は、実車ではスエード調なので、

 

ツヤ消し黒とガイアのフラットクリアで

 

塗り分けてみましたが、今一スエードっぽく

 

なりません。要研究。。。

 

 

 

 

 

デカールも貼って完成です。

 

まあ、なんとも立体感に富んだリアルな

 

内張りですコト。

 

実車のここのデザインがカッコいいワケ

 

なんですが、それをここまで再現するキットって。

 

ね、そのまま作って楽しいって言うの

 

分かるでしょ。

 

 

 

シートも同様。

 

塗り分け不要なパーツ割りになってて、

 

1、2、

 

 

 

 

 

3、4。

 

シート1脚が4パーツって。。。

 

 

 

 

 

赤と黒はパーツ毎の塗装でできちゃうので、

 

皮革調の所とスエード調の所の「黒の塗り分け」

 

もやってみました。

 

あんまり効果なかったけど。。。

 

 

 

 

 

 

 

クリア欠け、このパネルのみ露出させて

 

吹き直し。1回では欠けの痕跡が完全には

 

なくならなかったので、もう1回吹きます。

 

 

 

 

 

AT化の改造も始めます。

 

MTの根元をパテで埋めて、

 

 

 

 

 

ATスイッチのベース部分のピアノブラック

 

のパネルをプラ板から切り出して、

 

 

 

 

 

その輪郭をケガいて、

 

 

 

 

 

彫って、パネルを埋め込めるようにして、

 

 

 

 

 

サフで様子見。

 

このガタガタ境界線ではお話になりません。

 

また一つリカバリーのネタが増えてしまった >_<

 

 

 

 

 

 

 

ルーフの磨き、室内の貼れる布の切り出し、ダッシュボードの塗装&デカール、放置してるトコのリカバリー、ホイールの塗装。。。

 

まだまだいくらでもやるコトあります。いつものように脈絡のないページ構成ですが、②はここで終わって③も脈絡ないまま進めようと思います。