文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
②でドアの内張りを紹介しながら書きましたが、部分部分が複数のパーツの組み合わせで出来上がるようになって
いて、そこを作るだけでも組み立てのプチ達成感を味わえるキットです。外装ではホイールチェンジのみ手を
加えましたが、内装もAT化だけイジって、他はインスト通り・キットなり、で楽しもうと思います。
これを消すのって結構メンドウですよね。
研磨材をガシガシ当てにくい場所だし。
迷わず「貼れる布」〈79〉をチョイスです。
ところが、ラゲッジの所のヒョウタン型を
ぴったりにカットするのが難しいコト。。。
真剣に2時間ほど型紙を作ってはカットして
みましたが、失敗作の量産。。。
一生できない気がしてきたので分割しました。普通の紙、トレーシングペーパー、なんかではこういう所の型紙をきっちり作れません、私。
何かいい素材を発見したいもんです。。。プラ板を少しずつ削って作ったらフィットさせられると思いますが、なんか不毛な気がして。
他の所は苦労せずにうまく切り出せました。全部貼ってこんな感じ。貼れる布の「黒色」との対比で、内装のグレーっぽさが見えてきますね。
アクセルは独立パーツ。
フットレストはモールド。
B・Cペダルが一つになってるので、
クラッチを切り落とします。AT車のブレーキ
はもっと幅広ですけど、ダッシュボードを
付けると全く見えなくなるので、手抜きして
このまま。
デカールの秀逸なこと。これを貼るだけでも
気持ちよくなれます。
ハンドルもこの部分が別体で、塗装がラクです。
ステアリングスイッチの並ぶスポークの所が
ツヤ黒なので、まずツヤ黒を吹いておいてから、
マスキングして内装と同じダークグレーを砂吹き
しました。中央のZロゴのつく場所をマスキング
したのは、デカールの貼り付きをよくするため。
というワケでバスタブ(と呼ぶには造形がリアル過ぎですが)が完成です。
赤い所は全て別パーツ! マスキングの手間なしに赤く塗って、ツヤ消しクリア吹いて、って簡単にやれます。
補強バーも別パーツで、塗装後に横から差し込んでスカっとフィットします。ラクで満足、体に悪いキットですなぁ。。。
ペダルの見えなさ加減はこの通り、完成後には100%見えません。AT基部のピアノブラックはまずまず効果ありかな。
プラ板を適当にカットしただけですが、パドルシフトも付けました。これは七力さんの製作記を見てなかったら絶対に見逃してた自信あります。
ボトルホルダーも、ちゃんと内側が形になってます。愛飲の「お~い お茶」立てよか。。。
クリア層突破を発見してがっくりです。
ちゃんと青キャップ→白キャップって手順を
踏めばいいのに、途中で洗うのが面倒な気がして
最初から白。なかなかユズ肌を消しきれなくて
しつこく磨いてたらこうなりました。
あほです、我ながら。
パネルラインの切れ目でマスキングして
クリア掛け直しましたよ。。。
ガラス塗装用には、精密にカット済みの
マスキングシートが付属してますが、さらに
こんな芸の細かいデカールまで入ってます。
裏貼りなので、貼りムラも気泡もガラス越しに
丸見えになっちゃうので、せっかくのデカール
ですが、使わずに塗装します。
接着汚しリスク0でこうなる、と。
快感だなぁ、って思ってたらまた失敗発見。
黒の台形部分の小窓を塗り残したのに
左右反対じゃないか。
うっかりじゃなくて、ちゃんと意識してたのに
逆になっちゃった。裏側塗装のワナ。
方向音痴な私、こういう空間認識がダメダメ
なんです。
ガラス着色。Z32 は、ブルー&グリーンにクリアブラックを隠し味程度に足して、って調色でしたが、この車のガラスはもっと無彩色系。
ムックを隅から隅まで見ましたが、なかなか色味に確信が持てません。ネット検索したら、ガラスのパーツリストにはグリーンガラスなんて
単語もあって迷いまくりです。すでに美麗作品をモノにされてる うたたね さんにお会いする機会があったので、レシピを伺ったら、やっぱり
ブルーグレーとのこと。それで心が決まりました。
Since 1969 をリアガラスに。
このキットのデカール、ノリが弱い印象があります。
これも一度ガラスの上に置いてから、貼り直そうと
ピンセットで持ち上げたら、ハラリと床に落ちて
いきました。普通、ピンセットにくっついてると
思いませんか? 見つからないだろうなぁって
あきらめ気分でしたが、幸いすぐに見つかった。
週末ごとにしか作業ができないので、
考えた手順を忘れて、うっかりってコトが
増えます。テールライトは
クリアレッド → マスキング・ツヤ黒 → デカール
って決めてたのに、黒を吹くまえにデカールを
貼ってしまいました。仕方ないので、クリアを
吹いてデカールを保護してからマスキング
しました。剥がす時はドキドキですわ。
ヘッドライトもいっぱいデカール貼って表現する構成。リアルだし塗り分けの手間がないし、いいんですが、そのデカールが貼りにくい。
ブログでも書きましたが、割とパリパリ系でマークセッターが簡単には効かない。しかも余白がジャマで正しい位置に収まりにくいんです。
Z32 と共通の数字のナンバープレートも作ります。今回もアオシマのプレートメーカーで。
プリンターが安物なので、印刷が・・・。プリンター購入計画は立ててるんですが、なかなか実行できてません。
買ったら32のとこれとやり直したいですね。
まあ、実際に組み立てちゃえば、小さい部品
なので、そこそこ見られますけど。
新しさを狙って、「三重 33M」とかにして
みたかったんですが、アルファベットは数字より
一回り小さいフォントになって不自然だったので
あきらめました。
前後の NISSAN エンブレムは、エッチング+デカールの構成。リヤスポの Fairlady の文字の所で懲りたので、そのままベタ貼りは避けましょう。
NISSAN の文字の部分だけ、なるべく余白を残さないように切り取って貼りました。リングの内側の白いラインはあきらめます。
新デザインのロゴなので、とても後ろ髪ですが、余白の白目立ちと天秤にかけました。
ここでおバカネタを。
上下合体したあとの、ホイールハウス越しの中身見え問題です。最初に仮り組みした時点で気になりつつも放置してきました。
今作で参考にさせてもらいまくり(マネしまくり)の七力さんの目隠し細工の画像があるので、いざとなったら試行錯誤の手間を省いてやれるよね、
って気分もあったので、余計に放置しちゃいました。ここまで進めてから始めるような作業じゃないですけど、乾燥待ちの時間のせいで、
やっぱりやろうか、って思い立ちました。
リヤスポの Fairlady の所は、デカールを
コンパウンドで削り取って、黒を筆塗りで
乗せました。
サイドマーカーに付く「Z」のデカールは
どこに貼るヤツなのか分からなくて、地元モケトモ
LINE に助けを求めて教えてもらいました。
日本刀の加飾のフィッティングがダメでした。サイドガラスの上端と加飾の間にスキマが空く感じで。
やっぱりサイドガラスの違和感は本当だったのね。もう夜中過ぎだったので中断、翌日落ち着いてサイドガラスをグイグイとずらしてみました。
そしたらまあまあ大丈夫かなってぐらいになってやれやれ。冷静になるために一日空けたんですが、その一日の間ずっと心配してました。
ドアミラー・エンブレム類は最後に接着するつもりでしたが、上下合体前につけちゃった。
上下合体をガマンしてた理由がコチラ。通販で注文した、アスカモデルのドリンクセットの到着を待ってたんです。
お盆直前に注文したせいですかね、届くまで長かったです。
いろいろな形状のペットボトルや、フタ&ストロー
付きのカップなんかのセット。
私、ペットボトルのお茶を持ち歩く習慣があるので
妄想愛車にも置きたくなったんです。
コンソールの造形が素晴らしくて、きちんと
ボトルを置ける穴が開いてるんだもん、
生かしたくなっちゃいます。
室内もボディの内側も慎重にホコリを払って上下合体、感無量です。このキット、フロントの上下合体部が返しの付いた爪で留めるように
なってるので、外すのが厄介。ホコリ一つのために外すのは勘弁なので、いつもに増して注意しました。
ガラスの着色は「少し物足りない」ぐらいだけど、それが「自然な濃さ」とも言えるでしょうか? ボディの随所の「赤っぽい反射」の
感じ、伝わりますか?
テールライトの赤色が写らないのが気になってます。目視では綺麗に見えるんですけどねぇ。
本撮影の時にもう少しはっきり赤く見えるようにもがいてみるつもり。
240Zを作ってた時には、地元モケトモとの「歴代Z集合企画」は立ち上がってなかった。昨秋に企画が決まってから Z32&RZ34 を連作と
なりました。自分が乗(れ)るなら、って仕様にすることにして、ナンバー付き&大好きなホイールに。どちらもAT化っていうのも自分好みです。
とんでもなく精度の高いキットで、修正は全く不要。。。作る楽しさだけを満喫できる製作でした♪
ボディカラーとテールライトがうまく写るように完成撮影できるといいなぁ。
・