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Alfa Romeo Giulia Sprint GTA 製作記 ⑤外出しエンジン。

 

ジュリア製作の最後のページです。まずは灯火類を付けて車単体の完成まで。このページの後半ではエンジンを作って車の横に

 

飾ります♪

 

 

 

④の最後に載せたテールライトの部品の画像をもう1回。モールドが繊細でよくできてます。


 

 

実車画像です。

 

 

 

上半分がオレンジ、下が赤。

 

両方をまたいで、色味の違う赤のリフレクター。

 

リフレクター周囲とテールライト全体の周囲がクローム。

 

ボディとの接続部分がゴムの黒。

 

何回マスキングして塗り分ければいいんだ? 数えるのがイヤです、めんどくさそう。。。

 

 

 

きっと、組説の塗装指示はいい加減なんだろなぁ、って

 

確かめてみたら・・・・実車通りの塗り分け指示でした。

 

 

 

最新のタミヤキットなら、3つか4つにパーツ分割されてるんでは? 

 

せめて2つに分かれてたらかなりラクなんですが。

 

 

 

しばし塗り分け順を考えて・・・。あ~ めんどくさい! けど、やらないと完成しませんからねぇ。一日一善ならぬ一日一塗り開始。

 

 

 

:クリアオレンジ & クリアレッド着色。

 

ウラ側をエナメル筆塗りです。

 

ウラから色を付けておくと、オモテからは

 

薄く塗っただけでしっかり発色して

 

くれるので。

 

 


 

ところがプラが厚いので、ウラからの塗装は土台部分ぐらいまでしか届かない。肝心のライト部分は横から見ると透明なままです。

 

この透明を、オモテからの塗装で着色しなくちゃなりません (T_T)


 

 

:リフレクターは、ブレーキライトの赤と見え方を変えるために、フィニッシュ〈13〉で表現してみましょう。

 

これまたウラから、クリアレッドフィニッシュ+ツブツブ金属シートを重ね貼り。

 

 

 

 

← これ貼ってから

 

 

  これを貼って →

 

 

で、オモテから見れば

 

     ↓


 

                                 ふふふ。

 

 

③④:今度はオモテから。

 

③赤い所をマスクしてクリアオレンジをブラシで吹いて、乾燥させてから、  ④オレンジをマスクしてクリアレッドを吹きます。


 

 

:またまた乾燥させてから、ライト全体をマスクして、グロスの黒を塗装。クローム部分の下地です。

 

透明パーツにメッキ調塗料を吹いても、光沢の劣るアルミみたいな色調になってしまいます。透明じゃなくしとくコトが大事。

 

 

 

 

 

 

     

横から見ても、赤とオレンジに見えるようになりました♪


 

 

:同じマスキングをしてから、タクミを吹きます。

 

 

(一度マスキングを外したのは、失敗してるトコがないか確かめたかったからです。)

 

 

:リフレクターの周りのクロームは、エナメルの筆塗りにします。

 

あまりに細い部分なので、下地の黒 & タクミ をマスキングで吹ける気がしない (^^;)

 

 

逆に言えば、とても細い部分に色が乗るだけなので、タミヤのペイントマーカーの

 

クロームシルバーの金属感でごまかせると思います。

 

ところが、マスキングを外してみたら塗り分けラインが蛇行してて不合格。これは難しいコトになりました。塗りたい幅が0.5ミリ程度というのも

 

難しいんですが、さらに難しいのは平面じゃなくてタテ・ヨコ2面を銀色にしなくちゃならないコトです。下の写真の青い部分ですね。


⑦ テイク2

塗らずにメタルック。→ なんとか切り抜いたけど、シワシワ感が出て不満 (T_T)

 

⑦ テイク3

2面をきちんとクロームにするのはあきらめて、ミラーフィニッシュの細切りを貼り付け。テイク2よりはマシなので、これで見切りをつけます。

 

:一番下の部分をマットブラックに塗装。これはマスキングもせずにエナメル筆塗り。タクミの上のエナメルは拭き取り可能です。

 

 

 

 

テールライトが少しでも光を拾うように

 

ここにミラーフィニッシュを貼っときます。

 

 

 

ボディに付けました。これで勘弁してくだせぇ、って感じです。。。

 

フロントのウィンカーは

 

メタルックでマスキング。

 

切り出しは息を止めて、ハズキルーペも

 

着けて、超慎重にやりました。

 

この期に及んでクリアパーツにスパァって

 

ナイフ傷つけたら、絶叫ですもん。


 

 

で、黒下地 → タクミ。


 

自作したサイドのウィンカーはベース部分も含めてクリアオレンジを

 

たっぷり塗っといてから、ベースだけタクミ。

 

 

クリアオレンジの塗装でツヤ出しも兼ねさせたワケです。

 

なんせ細い部分なので。


 

 

というワケで、車は完成。いつもながら気に入らない所いっぱいですが、自分の思うように自分のペースで作った結果なんだから仕方ないですね。

 

約2週間後の横浜オー集が初出しです。


 

 

引き続きエンジンを作ります。作り始めてすぐの頃にエンジンとクラッチケースは切断済み。

 

あんまり頑張らずにプラグコードだけ追加しましょう。4気筒だから楽勝よ♪・・・あれ、デスビに突起が8個ある。なんで? 

 

~~ グーグル検索中 ~~ この車ツインプラグなんですって! コード8本ですな。。。


まず、エンジンを飾るテーブルの細工から。

 

テーブルの脚は、ニ○リのフォトフレーム →

 

に付いてるこれ ↓ を使います。


 

スチール製で磁石がくっつきます。しかも片側にネジ山が切られてるので、木ネジの要領で差し込めて楽ちん♪ 

 

「あのぉ、これの脚だけで売ってないですか?」 「売ってません。」(即答)

 

Tケースのベースに、ネジ山より小さめの穴を開けておいて、ぐいぐいとねじ込みます。


 

 

 

ジャンクのホイール(これもジュリアのパーツ)を持ってきて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央を5ミリ径で開口。

 

 

周囲の穴のモールドは約0.9ミリ径で小さ過ぎる上に

 

抜けてないので、1.5ミリのピンバイスで貫通。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルの脚元の飾りに使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルはプラ板を切り出して、ブライトガンメタルで塗装。

 

裏に、脚と同径のネオジム磁石をガッチリ接着します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルできた (^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜のオー集には、エンジン間に合わないので、

 

目隠ししときましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このデカールがもう一枚あるので、ここに貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軸打ちして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなふうにセットできるようにします。

 

オイルパンの底面が水平じゃないんですね。

 

軸につけたプラ棒は、金属線が見えにくいように

 

目隠しをしたワケ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは、ひたすら小物です。デスビから手を着けましょう。

 

 

 

 

 

 

肩凝った。。。

  

プラグコードの端子が8本。

 

センターコードの端子が2本。

 

ツインプラグが表現されてます。

 

 

0.4ミリ径のコードがギリギリの感じ。

 

このまま穴を開けて差し込もうとすると、

 

いかにも失敗しそう (^^;)

 

 

 

 

 

端子の突き出ている部分を切り落として、

 

ニードルで位置決めをしてから、

 

0.5ミリの穴を開けます。

 

外側に貫通しちゃわないように、

 

ピンバイスを内側に傾け気味に使います。


 

 

 

コードはブルーにしよ♪

 

真鍮パイプの輪切りをくっつけて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コードの先端を軸の代わりにして

 

差し込み接着するワケです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

目立たせたいなら派手な色を塗るところですが、

 

たいしたデキじゃないので、逆に目立たないように

 

デスビ本体と同じセミグロスの黒に塗っときます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラッチケースを切断した断面を

 

フタしましょ。

 

 

まずは適当な形に切り出したプラ板、

 

丸く切り出したプラ板、と重ねます。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

アルミ線をそれらしく突き刺します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

エンジンを車の外にディスプレイするパターン、コブラ・コルベットに続いて

 

3回目ですが、断面の処理がいつも適当で冷や汗。

 

なら、やらなきゃいいんですけど (^^;)

 

 

 

こんなのを手がかりにしながら、今回もゴマかします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンクから丸くてソレらしいのないか探します。

 

 

おっ、クーリングフィンの羽根を切りとばしたら

 

中央のギザギザ円盤が使えそう♪

 

 

 

右の部分を真ん中にしよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に適当ですが、こんな感じで。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも毎度やる作業、

 

ベルトの厚みを削ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ここのモールドがボルトに見えないので

 

製作記①でも使った、AFV用パーツの

 

ボルトに置き換えます。

 

 

プラグコードの差し込み用に内径0.7ミリ

 

の真鍮パイプをセット。

 

 

 

 

 


真鍮線は二重にしたいので、入れ子サイズ

 

の内径0.5ミリを切り出しますが、

 

カッターでコロコロが短気なので、

 

切断面が荒れて穴が乱れます。

 

 


 

精密ヤスリの出番。

 

これで、穴がまん丸になってくれますし、差し込みがきつい時に穴を広げ気味に

 

することもできる。1本目は折っちゃって、現在2本目を愛用中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外側の荒れも研磨して、すんなり刺せるようにしときます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内径0.5ミリなので、

 

0.4ミリのプラグコードが

 

ちょうど良い感じで

 

するすると刺せます♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

やっと塗装だぁ!

 

エンジン本体は

 

ASー12 シルバーメタル。

 

 

細部にエナメルの 半ツヤ黒、

 

カッパー、チタンゴールドなんか

 

を乗せてきます。

 

 

ボルトはフラットアルミを

 

塗りましたが、ほぼ分からない。

 

 


デスビをがっちり接着して、コード接続。

 

実車画像のマネして、2本づつ束ねます。

 

ツヤ消し黒フィニッシュの細切りで。


 

 

エアクリーナーにエッチングのホースバンドを巻き付けようと

 

したんですが、へたくそで、ズリってずれるたびに塗装が

 

ぼろぼろに (T_T)

 

 

仕方ないので、しっかり巻き付けてから塗装をやり直しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というワケで、エンジンはこんな感じに。

 

エアクリのホースは、ペイントマーカーのツヤ消し黒。

 

ビンのエナメルより圧倒的にツヤ消しですよ。

 


 

 

 

残りはこの3つのみ。

 

メッキ塗装にするので、現在下地乾燥中。

 

 

これをくっつけて完成したら、完成作品画像ページに写真を追加しますね。

 

 

そうそう、テーブルはアルファの蛇(竜)さんマークの

 

デカールの貼り付きが甘くて、あちこち浮いてきました。

 

デカールフィットをつけて直してたら破れたので、怒りにまかせて

 

サンディングしちゃった (^^;)

 

 

塗装からやり直して、こんなデカールに変更。

 

クリアコートしときます。。。

 

 

これにてジュリアの製作記は終了。

 

車は横浜オー集に出展させていただきましたが、エンジン付きで四国オー集に初出し予定です。

                                   車のみアップ済。