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Alfa Romeo Giulia Sprint GTA 製作記 ④旧車の定番、ウィンドウモール。

カメラの故障から買い換えのドタバタ & 年末年始の家族・親戚・友人ルーティンで、製作も更新も滞ってましたが、

 

久しぶりの製作記更新です。完成近し?

 

 

 

 

年末のブログでも触れましたが、妥協のひどいステアリングの

 

やり直しから。

 

 

元のステアリングはコラムから引っぺがしたらバラバラに

 

なってしまったので、ジャンクからグンゼのジュリアの部品を

 

持ってきて、最初から作り直します。

 

 

 

 

 

 

ステアリングホイールとオーディオカバー以外は

 

 

完成してて、こんな感じです。

 

 

 

 

シートベルトは、実車の画像を検索した結果、

 

こういう旧式のヤツと判明。

 

 

 

今風の黒と赤のバックルをつけるだけ、

 

ってワケにはいかなくなったので、ベルトも含めて

 

組みました。

 

 

 

まずまず自然な感じにできたかな。。。

 

 

 

オーディオカバーは、ジャンクから

 

メッキパーツのドアミラーを探して

 

きました。これを薄く整形します。

← こんな風にバリやら荒れを整えて

 

  軽め穴も開けました。

 

  今度は3穴。

 

  ビシっと一直線に開口できた♪

 

 

  木目塗装は同じレシピ。

 

  プラ板・プラ棒でこんな

 

  パーツ割にしました。   →

 

 


 

 

 

これで内装完成。

 

 

オーディオカバーはやっぱり

 

イマイチですが、最初のよりは

 

マシ。

 

 

オープンカーじゃないし、

 

これで可とします。

 

 

結局妥協しとるがな (^^;)

 

 

 

 

ボディは最終の

 

クリア後でこれ。

 

 

2000番に行くか

 

ラプロスでいいか

 

キワどいユズ肌。

 

 

ボンネットで先行

 

テストしてみます。

 

 

ラプロスから始めて、タミヤの

 

白キャップまで掛けた所。

 

綺麗な鏡面になった♪

 

 

 

変な傷をつけないように、

 

ラプロスは新品を下ろしました。

 

 

ユズ肌を完全に消すために、

 

グレーも茶色もしつこいめに。

 

水研ぎです。

 

 

 

 

というワケで磨き完了。

 

 

 

デカールの段差も

 

塗装の境目も

 

すっきりと面一の

 

テカテカに仕上がった。

 

 

 

やる気アップです。

 

 

 

 

とか言いながら、ちゃんとこういう失敗をしてる。

 

後でそおっとタッチアップしときます。

 

 

 

外付けのガラスの陰になって、

 

あんまり目立たない(ハズ)。

 

 

 

 

 

磨けたので早速窓枠塗装に進みます。

 

 

残り僅かで貴重なメタルックですが、

 

カーブする部分は追従性重視。

 

 

 

ラプロスに続いて、今度はデザインナイフの刃を新品に。

 

 

 

手の力は加えずに、ナイフの重みだけで

 

刃を動かす感じで切っていきます。

↓ 曲がってる部分のマスクをし終えたら、

 

 

     直線部分は細切り(0.4ミリ幅)のマスキングテープで。→


 

 

 

幅の広いテープで周囲を囲んで、

最後はコンビニ袋でカバー。

 

これをメモ用紙とかの紙類でやると

 

磨き上げた塗面が荒れる経験多数。

 

コンビニ袋は今までイヤな思いしたコト

 

ないです。

 

今回は下地にメタリック塗料を挟んでるし

 

デカールもあるので、直貼りしたテープを

 

はがす時に塗面をごっそり持ってかれる

 

リスクも避けられます。

 

 

 

 

ブラシでタクミ〈19〉を吹いて、

 

 

 

サイドの窓枠は完了♪

 

 

 

製作初期にスジ彫りに

 

手間ひまを掛けたのが

 

ここで報われます。

 

今作の外装でもっともヤッカイなのが前後の窓枠。

 

黒いゴムの中心にクロームが走る旧車の定番です。

 

 

 

実車画像を見てみると、クローム部分の幅が

 

結構広くて、両側の黒い部分は細いですね。

 

 

中央上下で継ぎ目がカバーされてます。

 

とにかくまずは

 

磨きましょ。

 

 

目立つキズはありません

 

でしたが、少しザラザラ感

 

のある荒れ気味の表面。

 

 

青キャップ&白キャップ

 

で丁寧に磨いて、

 

完全透明にします。

 

 

サイドガラスは以上で完了。

 

 

 

ボディの鏡面仕上げの時もそうですが、ガラスの場合は特に拭き取りのクロスに気を配ってます。常にクロスのまだ使ってない部分を当てる

 

ようにして、ゴシゴシやらずに、ほわっほわっと優しく拭き取るようにします。コンパウンドカスなんかを引きずると一発でキズが走って、

 

またそれを消して、ってエンドレスになっちゃうので。。。 作業が済んだら次回の使用に備えて、しっかりお湯で洗っときます。

 

 

 

さで、話を元に戻して、窓枠の表現をどうやるか。今作を作り始めてから常に考えてました。

 

一昨年に作ったBMW320iの時は、0.3ミリ径のアルミ線を埋め込み。大失敗とはいいませんが、労多くして・・・だったかな。

 

 

 

第2案は、大昔に買ってから使ったコトのない STUDIO 27 の クロームデカール。クリアコートのテストなんかもしたんですが却下。

 

0.3ミリ幅の細切りでも曲がってくれないんです。デカール軟化剤もはじいちゃう感じ。実車画像でお分かりのように、四隅がカーブなので

 

「曲がる」コトは必須です。(まっすぐ貼る分には良好で、ツヤ消しクリアを掛けても光沢を保ってます。カドがRじゃない窓枠には使えそう。)

 


 

 

じゃあどうしよう・・・・・。と考えて、最終案はこんな感じ。

 

*窓枠を黒く塗っておいて、クローム表現はミラーフィニッシュの細切りを貼る。(曲がるハズ!)

 

*フィニッシュ貼りっぱなしはイヤ(コーナー等でハガレてきそう)なので、ツヤ消しクリアでコートする。

                                 (フィニッシュのクリアコートは経験済み。問題ないハズ)

 

*どうせ最後にツヤ消し吹くんなら、最初に塗る黒はグロスにして、フィニッシュが貼り付きやすくしよう。    以上。

 

 

 

  まずはマスキング。タミヤのシートを表裏ともに貼って、

 

  表は窓枠のモールドのみ露出させます。

 

前後ともにマスキング出来たら、グロスの黒をスプレー。

 

ミラーフィニッシュを貼る時に、窓枠の幅の中心がわかりやすい

 

ように、表のシートは一度はがします。

 

はがしたシートは、再利用するので台紙に貼ってとっておきます。


 

両手を使って一生懸命だったので、

 

フィニッシュを貼る作業の写真はありません。

 

 

実車に倣って広めの幅に切り出したモノを

 

貼りました。

 

 

で、最後にもう一度マスキングシートを

 

貼って、ツヤ消しクリアを吹きました。

 

 

クレオスのプレミアムトップコートを初使用。

 

「白化しない」が謳い文句の製品ですが、

 

本当に白いツブツブがつきません。

 

その分、ツヤの消え方は穏やかですが、

 

窓枠にはちょうどいいかも (^^)

 

← シートの貼り直しが甘くて、クリアがはみ出し (T_T)

 

  ↓ こうしてムダな作業=ムダな手間と時間 が増えていくワケですな。

 

       でも、クローム窓枠の表現自体はいい感じになって嬉しい♪


 

 

 

会心のデキじゃないけど、

 

まずまずかな。

 

 

少なくともBMWよりは

 

気に入りました。

 

 

 

 

上下の継ぎ目は

 

ジュラルミンフィニッシュの

 

カケラを2枚重ねで貼った

 

だけです。

 

 

 

 

 

 

来る上下合体にそなえて、エンジン下部のオイルパンの

 

複製を作ります。

 

 

 

今作は、エンジンを車外にディスプレイするので、

 

フロントフードの下はがらんどう。

 

たいして見えるワケじゃないけど、気持ちだけ床下を

 

カモフラージュしようかと (^^)

 

 

 

           こういうコトです。

 

 

シャーシ完成。

 

ベースへの固定用のパイプを

 

つけたら、排気管がつかなく

 

なってしまった。

 

 

途中でブチって切れた状態の

 

ひどい床下です。。。

 

 

 

オイルパンは前から見るとこんな感じ。

 

ボディつけたらほとんど見えないだろうけど、

 

まあ、自己満足です。

 

 

 

 

 

 

 

空っぽのエンジンルームが、グリルの金網越しに

 

見えちゃうとイヤなので、目隠ししました。

 

プラ板を黒くして貼っただけです。

 

 

 

向こう側にクラッチケースの断面が

 

見えてますね (^^;)

 

 

 

グリルには裏からエッチングメッシュを貼りますが、

 

いろいろ凹凸があるので、ペタっと一枚では貼れません。

 

 

 

型紙を作り、それに合わせてメッシュを切り出して、

 

貼りました。

 

 

 

何種類かあるエッチングの中から、

 

実車画像に一番似ているのを

 

選びました。

 

 

 

下の小さい金網のみ、ボディカラー

 

に塗装してある画像が多かった

 

ので、後で白く塗っときます。

 

 

 

ボディは仕上がっていて、小物はまだ付けてない、

 

このタイミングでスミ入れします。

 

 

 

今作は赤の塗料がいい案配にミゾに溜まって、

 

自然に影っぽくなった所が多かった。ラッキー!

 

 

なので、スミ入れは一部のミゾだけで済みました。

 

例えばこんな所とか。↓


ヘッドライトはガラスのカットが浅くて

 

中が丸見え。実車もわりとそういう

 

感じのようです。

 

 

 

 電球作りましょ。

 

 平リベットを接着剤にちょんちょん

 

 と押しつけて、


 

バルブっぽいでしょ♪

 

 

で、穴を開けて差し込めばOK。

 

お手軽工作です。


 

 

 

 

お手軽だけど満足度高し。

 

 

お次はワイパー。製作記①でダボの具合が良好なのは確認済みです。ただ、実車はいかにも旧車らしい細くて繊細なアームなので、エッチングが

 

似つかわしい。組み合わせるコトにしました。フィッティングが易しいので、この作り方好きです。。


 

 

 

いつになくキッチリとガラスに沿って

 

くれました。旧車の華奢なワイパーの

 

感じ出たんじゃないかな♪

 

 

アルファロメオの象徴の盾型グリル。

 

パーツの形状が良好なのでそのまま使います。

 

エンブレム部分は、デカールの上からジェルクリアでコート。


 

 

 

というワケでフロントはここまで

 

できました。

 

 

 

下の2つの金網、白く塗ってあるん

 

ですが、あまり分からないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 (新しいカメラ、よく写る! 嬉しい)

 

 

 

 

ここもまずまずのデキ。

 

 

これを貼るのはかなりしんどかった。

 

 

インレットが超細いので、フィルムをはがすのが薄氷を踏む思い。

 

細いピンセットで少~しずつ巻き取るようにはがしましたが、

 

20分はかかりました。

 

 

当然、糊成分がこびりついたので、最後にクリーニング。

 

水を含ませた綿棒&コンパウンドで、これまた神経使う作業でした。

 

 

 

 

その成果がこの後ろ姿。

 

 

 

作業中に引っかけて破損しそうなこれらが未装着。

 

 

ホイールセンターは上下合体後に付けます。

 

 

 

 

 

最後の難関がリヤのコンビネーションライト。モールドの表現はすばらしいけど、塗装工程はとんでもなく面倒くさいです。


 

 

完成間近ですが、このライトとフロントのウィンカーの塗装がただいま進行中。ちまちま塗らないといけません。

 

かなり長くなってきたので、ページを改めます。製作記⑤は灯火類の塗装 → 完成 → エンジン製作、の紹介の予定。