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Alfa Romeo Giulia Sprint GTA 製作記 ③トリコローレ

 

 

オートモデラーの集い in 名古屋 をはさんで、

 

ずいぶん間が開いてしまいましたが、製作記を再開

 

しましょう。

 

 

 

②でここまでいってたドアの内張から。

つや消しの黒を吹いといて、

 

いつもの平リベットを刺します。

 

 

 

縦横に走るクロームのモールは

 

フィニッシュ〈13〉の細切りで表現。

 

 

 

ミラーフィニッシュでは光りすぎると

 

思うのでジュラルミンフィニッシュ。

 

マットブラックとかの背景だと、

 

ちょうどいいクローム感になりますよ。

 

 

 

モールドの上に軽く貼り付けたら、

 

とんがり綿棒で馴染ませます。

 

 

 

モールドの丸みに追従して、

 

簡単にそれらしくなります。

 

 

 

 

 

  完了。

 

 

 

グロスの黒 → クリア としっかり吹きました。

 

 

小さいうえに壊れやすいので磨けません。

 

 

吹きっぱなしでもツヤが出るように、気をつけて塗装を重ねました。

 

 

最後にタクミ〈19〉でメッキ塗装です。

 

 

実車資料を見ると、

 

ドアグリップは両サイドが

 

金属でカバーされてて、

 

握る部分はツヤのある

 

皮革っぽい素材なので、

 

グロスの黒のまんまに。

 

 

 

本当はセミグロスぐらいなん

 

でしょうが、見えにくい室内

 

なのでコントラストは

 

大げさにね (^_^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤の塗装を終えて、

 

マスキングを

 

はがしました。

 

 

ここらで、ちょっとやる気を加速させるために、大好きなデカール貼りをやりましょう♪

 

 

有名なクアドリフォリオのステッカーと、

 

小さい方は AUTODELTA のステッカー。

 

 

こんな並びで貼ってる実車画像をネットで

 

見つけて、かっこいいのでマネします。

 

 

S.HEMMI さん、箱に入ってた、

 

AUTODELTAのデカールもありがたく使わせて

 

いただきました。

 

 

塗り分けライン、ギザギザだあ。

 

そっとサンディング & 必要ならタッチアップ

 

もして、スッキリ直線に直します。

 

 

 

ちなみにマネした実車画像は、かの有名なオークションの「サザビー」のサイトで見つけたモノです。

 

オークションですから、いつまで写真が載っているかは不明ですが(2018年1月上旬時点でジュリアの画像消えました。売れたのね。)、細部に至るまで画像を

 

たくさん載せてて、とても参考になりました。①で作った前後の牽引フックもこの実車のマネです。

 

完成するまで写真残っててほしいなぁ。画像コピーできない設定になってるんですよね。さすが(なのか?)サザビー。(完成直前まで残ってたワケですね。)

 

それから、AUTODELTA (日本語読みはアウトデルタ)はアルファロメオのワークスレーシングチーム名なんですって。ネットでにわか勉強 (^^;)

 

 

 

 

 

こちらのデカールは、貼る か やめようか ずっと迷ってたんですが、

 

ボディ前部の白と相性がよさそうなので、貼ることに決めました。

 

 

 

段差消すの大変そう。。。

 

 

 

ジャンクデカールから、赤と緑の1ミリ幅の細切りを切り出します。

 

 

 

同じ1ミリ幅のマスキングテープを貼って、

 

 

 

そのテープをガイドにして、細切りデカールをこういう配置で貼ります。

 

 

 

今作のお遊びはイタリア国旗カラーのアクセント。

 

 

この3色をボディのどこかにあしらった実車画像はいくつか

 

ありましたが、この配置そのものはオリジナルです。

 

作り始めた頃に思いついて、早くやりたくて仕方なかった!

 

 

またまた にわか勉強。フランスの三色旗はトリコロールって

 

言いますよね。

 

イタリアのこれはトリコローレって言うんですって。

 

 

 

というワケで、デカール完了。ギザギザだった塗り分けラインもスッキリ修正できました。

 

今後、クリア・乾燥・研磨の繰り返しです。2巡ぐらいでいけるかな?

毎度の手順ですが、ボディの

 

乾燥待ちが何回も続く、

 

この期間にいろいろ作ります。

 

 

 

まずはベースへのシャーシの

 

固定。

 

固定の細工はワンパターンで、

 

毎回紹介するのもくどいので、

 

最近省略ばかりですね。

 

一番詳しく紹介してるのは

 

このページです。

 

 

      エンジンはコブラやコルベットと同じように、車の奥にテーブルを置いてディスプレーします。一番最後に製作予定。

 

                                            (上の写真、カメラの故障症状出てますね。ブログ【271】

 

 

 

 

ホイールはフラットアルミの塗装指示ですが、

 

ちょこっと光沢も欲しい気がしたので、

 

シルバーリーフ & クリアコートで。

 

 

 

クリアかけると金属粒子感が弱まって、

 

やや落ち着いた色調・光沢になってくれます。

 

 

 

エアバルブ追加しました。

 

 

 

 

センターキャップは、ありがたいことに別パーツ。

 

 

デカール貼って、保護のためにジェルクリア〈27〉でコートしました。

 

 

ボディに戻って・・・

 

 

 

1回目の研磨で思いの外デカール段差消えた♪

 

 

 

 

これなら次のクリアで最終にできるかも。

 

ダッシュボードはしっかり手を入れます。

 

 

*4連メーターの見栄えをよく

 

*キーシリンダーをそれらしく

 

*ただのポチになってる、3連のトグルスイッチ作製

 

*グローブボックスの開閉の把手金具作製

 

 

 

それと、これもでっち上げようと思います。オーディオの入るスペースのカバーですね。

 

ラジオなり カセットなり が装着されてる実車画像もたくさんありましたが、オーディオレスで

 

このカバーをつけてるのもいっぱい発見。今作はバンパーレスですから、オーディオもないのが

 

気分でしょ。きっとオーナーはカムの音を聞きながら走ってるに違いない (^^)

 

 

工作開始。

 

 

キーシリンダー・トグルスイッチ・グローブボックスの把手

 

のモールドを落として、穴開け。

 

全体をサンディングして整えます。

 

 

オーディオカバーは透明プラ板を土台にしてスタート。

 

なんで透明プラ板かというと、光硬化パテを使いたいから。

 

凹曲面に付くパーツなので、パテで曲面にフィットさせよう

 

と考えました。

 

 

    土台ができたら、周囲に0.3ミリ径のアルミ線を貼って、中央の雲形の部分はプラ板を切り出して、最後にシルバーで塗装しました。

 

    真ん中のアルファのマークはあきらめます。シルバーのアルファマークのデカールなんか無いんだもん。


       うーん、イマイチどころか、完全にダッシュボード上の汚点になりそう (T_T) 作り直します、2時間無駄にした。。。

 

 

 

 

 

気を取り直してメーターの開口。

 

 

こちらは慣れた細工なので失敗はしません(ハズ)!

 

 

 

ピンバイス → 棒ヤスリ → 筒に丸めた600番 の手順。

 

 

 

クロームの輪っかの部分だけ残して穴開け完了。

 

 

  裏からメーターのデカールをあてがってみると、奥に引っ込みすぎなので、裏から削って厚みを減らします。

 

        手前の2つぐらいの薄さに削り込み。


 

こんな感じです。

 

 

キーシリンダーは、プラ棒の先にエッチングを

 

つけたモノ。

 

 

メーターの加飾リングはここで接着しました。

 

塗装後に瞬着で汚すのイヤです。

 

 

トグルスイッチのベース部分のエッチングも

 

接着。スイッチはアルミ線の端をヤットコで

 

つぶして作りました。

 

 

つや消しの黒を砂吹きしてから、爪楊枝で金属の上に乗った塗料を

 

こそげ落とします。

 

 

 

 

裏から0.2ミリ厚のプラ板を貼って、

 

 

 

メーターのガラス完了♪

 

 

トグルスイッチはつぶした先端部分のみ黒で塗って差し込み。

 

 

グローブボックスの把手は洋白板を曲げて作って、キーシリンダーと

 

同じ細工の鍵穴をつけました。

 

 

オーディオのフタ、やっぱりカッコ悪いわ。。。

 

 

 

メーターは5ミリ径と3ミリ径のポンチでプラ板を抜いて黒く塗装。完成後にプラ板の白色がのぞいたらガックリなので。

 

ステアリングの中央のエンブレム部分は1.5ミリ径のプラ棒で別体化。           で、デカールを貼りました。


 

 

もう一がんばり。ステアリングもちょっと修正。左が元の状態。スポークを薄く削ります。 

 

金属スポークの薄さの表現・中央の丸い部分との段差の表現・スポークの軽め穴のモールド消し、の一石三鳥です。


 

   

ライトサンドとレッドブラウンの筆塗りで木目塗装しました。

 

スーパー7と同じやり方です。

 

スポーク薄いでしょ、強度ピンチ(^^;)

 

 

軽め穴は2個に。エンブレムの場所にはプラ棒を刺すので

 

開口しときます。その周囲のボルトも虫ピン刺すので穴開け。

 

 

 

 

シフトレバーとサイドブレーキの「棒」の部分をアルミ線に

 

置き換えました。これも毎度の細工ですね。

 

 

ちまちまとマスキングして、メッキ塗装します。

 

 

ステアリングコラムにつく2本のレバー。(ウィンカーとワイパーのスイッチだよね?) これもパーティングラインを処理するより作った方が

 

早くて綺麗なので、アルミ線の先にパテ団子をつけて、ルーターで回転させて整形。


 

 

 

しんどくなってきたので、ちょっと仮り組み

 

して様子を見てみましょう。

 

 

 

 

ふむふむ。

 

 

 

ふむふむ。

 

 

 

まあ、いいかな。

 

めちゃ嬉しいってコトはないけど、

 

全然ダメってワケでもない。

 

 (オーディオカバーを除く)

 

 

 

 

2000GTA 用のデカール。

 

 

白が黄変しちゃってます。

 

上に乗ってるタミヤのと比べると色の差分かりますね。

 

 

 

これを有効利用してフロアマット作ろ。

 

 

スーパー7でやった、サンドペーパーを使ったフロアマットが気にいったので

 

今回も。

 

 

生まれて初めてサンドペーパーにデカール貼ってみました (^^;)

 

行けそう♪

 

 

マークセッターをジャブジャブつけて、

 

綿棒でとんとん。

 

 

サンドペーパーのツブツブの黒が顔を出す

 

ぐらいまでとんとんしました。

 

 

フロアマットの織り模様っぽく見えますか?

 

 

 

ちょっと嬉しい (^^)

 

 

完成後にはあんまり見えないし

 

気づいてもらえないだろうけど。。。

 

 

やってて楽しいからいいんだ!

 

 

 

 

後でツヤ消しクリアかけときましょ。

 

 

 

 

内装、あとはシートベルトのキャッチと、オーディオカバーの作り直しぐらいですね。キャッチの画像探さなくちゃ。

 

画像を見た結果で、「なしでは済まないなあ」と思ったらベルトも作るかもしれません。

 

製作記③はここで終わります。④では、後回しにして逃げ続けてた、前後ウィンドウのクロームモールの表現をやらくちゃいけません。

 

どうなるコトやら。。。 ガラス、傷だらけにするのイヤだなあ。。。