文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に

                   緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

テスタロッサ製作記 ③ 下拵えもう少し

 

ボディの塗装はサフ代わりのシルバーの3層目で止まってます。何カ所かもう1回サンディングして、さっさと最終シルバー吹かないと塗装にかかれ

 

ないんですが、ボディを気軽に触れる状態のうちにフィッティングしたい所がまだあるので、進めません。

 

               というワケで製作記③はエンジンから!

 

 

 

いきなり形になっちゃってます。

 

 

再現度の高いかっこいいエンジンです。気合い入れてディテールアップ

 

したら見栄えしそうですねぇ!

 

 

 

でも今回はリヤカウルをクローズ固定するので、ほとんど見えません。

 

よってサクサク手抜きで組みました。

 

ただ、シルバー1色ではあまりにも面白くないし作ってる気がしないので、この辺りはちょっと塗装を楽しんで。

 

特に、完成後にちらっと見えるかも知れない赤い所は丁寧にやってみましたよ。


 

とはいえ、見える可能性はこの2か所から・・・。

 

 

・・・見えないでしょうねぇ(^^;)

 


 

 

急いでエンジン組んだのはマフラーエンドのフィッティングが必要だったから。エンジンからタイコにつながってて、その先にマフラーが付くん

 

ですが、エンジン&マウントのフレームを組んで一番上の写真の状態にしてから、シャーシに組み付ける構成なんです。

 

つまり、エンジン組まないとマフラーがいい位置にくるかどうか確かめられない。

 

 

 

確かめてみると、右は正しい位置に来ますが、左はダメ。

 

 

 

        赤いの場所にずらさないといけません。

 

 

 

         下から見てもずれてます。の方に側に寄せないと。

 

 

             仮り組みしてよかったぁ!

この2枚拡大します
この2枚拡大します

 

 

まずはマフラーを貫通。

 

 

ピンバイス 

    → 棒ヤスリ〈20〉


 

→丸めた紙ヤスリ、で綺麗に

 

抜けました。外側の整えは、

 

作業がしやすいように爪楊枝

 

に刺してサンディング。


 

 

位置合わせの調整がしやすいように、この部分

で切断することにして、

 

 

手持ちの中で一番切れる、GSRのニッパー〈50〉で切りました。

 

 

綺麗に平らな切断面でしょ?

サンディング不要です(^_^) 



 

 

穴を開けて、

 

 

コチラに軸打ちして、

 

 

位置合わせ不要の右はこれでOK。



 

 

 

          左もマフラーエンドは同じ細工をしておいて、

 

          タイコからつながる部分をエポキシパテ〈35〉で作ります。

 

 

          こんなふうに大体の形を作っておいて・・・

 

 

パテが硬化するまでこうやって逆さにして、テープで正しい位置に

 

固定して、 

 

 

 

 

位置が決まりました。このあと、パテのパイプを整形したら完了です。


 

マフラー調整の間、リヤ周りばかりを見てたら

 

1つ発見。

 

 

 

実車ではテールライトの間の部分はフィンの

 

向こうにメッシュがあるだけで、

 

エンジンルーム内のタイコが見えてます。

 

 

 

キットはこんな風なので、エンジンルーム見えません。

 

 

 

それじゃあツマラナイので、真ん中の部分を切り落としましょう。

 

 

手持ちのメッシュから、

 

 

それらしいのを選んで

 

 

切り出し。ボディ裏から

 

 

貼ります。

拡大します
拡大します

 

 

テールライトのハウジングは塗装じゃなくて

ミラーフィニッシュ〈13〉を貼ります。

左がミラーフィニッシュ貼り
左がミラーフィニッシュ貼り

 

 

光を拾って反射してくれます。

 

 

あまり光が当たらない陰に置いても、ライトの

存在がわかりやすい。


 

 

 

 

 

 

気分転換もかねて、ついでに塗装までやっちゃいます。

 

 

 

各ライトの境目がカッコよくないので、

 

 

実車にはない境界線を黒で塗装。


 

 

 

 

フィン越しにしか見えないので、雑ながらこの仕上がりでいけるでしょう。

  

製作記③の最後は、ホイールの塗装の紹介を。                          実車画像→

 

 

原作マンガではホイールはっきりしません。もっと脚の長いフィンタイプのように見えるカットも

 

ありますし、この写真のようなメッシュタイプに見えるカットもあります。

 

今回はケーニッヒ仕様の実車に多く見られるこのホイールに決定(製作記①参照)。 

 

  

ピアスボルトの並ぶリムの最奥部までがクロームシルバー、メッシュがゴールド、センターが黒、

 

と塗りましょう。 

 

 

 

こう細工してあったのを、キッチンハイターに漬けたんですが、メッキが全く落ちません。

 

コートしてあるんでしょうか? 

 

 

 

あれこれ試すの面倒なので、この上からメタルプライマー吹いて塗料が乗るようにしました。

 

 

サークルカッター〈4〉ポンチ〈15〉で、

 

 

マスキングシートを作って、

 

 

ゴールドに塗る部分を隠します。

 メッキが落ちないなら、ピアスボルトの

 辺りの繊細なモールド & メッキを保護!

 このアト、クローム仕上げのために何層も

 塗装を重ねますから。


 

← で、グロスの黒をタップリ吹いて、

  さらにクリアもタップリ吹いて、

  テロテロの下地にして、

 

 

         タクミのAMC〈19〉

         ブラシで吹きました。  →

  下地のテロテロを手抜きしなければ、

  かなり光沢のあるメッキが再現できます。

  この塗料好きですねぇ!


  

           

          マスキングをはずしたら、

 

 

          ゴールド&黒を筆塗りして完成♪

 

 

  

 

  今回のゴールドは、ガイアカラーのスターブライトゴールド。

 

  滑らかに塗れるよう、リターダー〈22〉を加えました。

 

 

 

       ピアスボルト、くっきり残せましたね(^_^)

 

 

普段、ホイールの金色にはエナメルのチタンゴールドを多用します。

 

ブラックバードのホイールもそう。この色味、好きです。

 

 

 

でも、湾岸MIDNIGHTの3台は展示会等で並べるコトになると思う

 

ので、ホイールの色合いが同じだとつまらないので変えたんです。

 

 

 

どちらのゴールドも ‘ らしい ’ と思うんですが、いかが?

 

派手めな金色が白いボディに映えそう♪ 組み上がりが楽しみです。

 

 

 

 

           テスタロッサ④へ         テスタロッサ完成画像へ          製作記&作品画像 トップへ