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テスタロッサ製作記 ⑥ 全てをピカピカに!

テスタロッサ製作記の最終回です。一番の快感のボディのツヤだし・各クリアパーツの綺麗な接着など、とにかくピカピカに

 

させたいですね! いつかはクリーンフィニッシュって言われるようなデキの1台を作ってみたいもんです (^_^)

 

 

まずはクリアの重ねの過程。今回は染み上がり警戒が最優先ですから、薄く & 間を空けて の方針で慎重に進めます。

 

 

1層目。

 

 

     全体がかろうじて濡れるぐらい、

 

     あっさりスプレー。

 

 

 

 

 

2層目。

 

     5日程度間を空けてから吹きました。

 

     今回もガマンしてあっさりめに。

 

     ゆず肌が少しなだらかになったかな。

 

 

 

3・4層目。

 

     1週間ほど空けてからタップリ吹き、

 

     乾燥機に15分置いてもう一度。

 

     かなりテロっとしてきました。

 

 

5・6層目。

 

また1週間ほど乾燥させた後、1500番で中研ぎ

 

してたっぷり吹きを2回。中研ぎの甲斐が

 

あって、かなりのツヤが出ました。

 

磨きはラプロスからで充分な感じですね♪


 

って安心してたら、やっぱりすんなりとは行かないのが私 (T_T)  トラブル続発につき、以下の工程大混乱です。

 

 

 

真冬なので、塗装は全てブルーベルホビーの塗装ブースにお邪魔してました。

 

 

 

「いい感じでツヤ出ましたねー」って見てたブルーベルさんの声のトーンが

 

急に跳ね上がり、「何かヤバイもんがありますよぉぉ!」

 

 

      ついに出たか、染み上がり!!

 

・・・結局この赤色の正体は不明でしたが、クリア層を削り取ったら消えました。白の塗膜の層は白いまま。これって染み上がりではないですよねぇ?

 

缶スプレーですから他の塗料が混ざったワケでもないんですが・・・。

 

 

 

それから右サイドのこの辺り、最後のクリアたっぷり吹きの時に

 

タレさせてしまい、気泡が(>_<)

 

 

 

このパターンはこれまで研磨で何とかなってたんですが、今回はダメ。

 

しつこく削ってたら周辺の下地が顔出してしまいました。

 

 

というワケで右サイドからリヤの下周りにかけて、サンディングして所々下地のシルバーが顔出してしまったので、こんな風にマスキングして白を

 

再塗装。この部分だけ塗装が厚くなるのがイヤなので、珍しくエアブラシを使いました。

 

 

 

下地の出てしまった部分 & 気泡 をボディカラーで隠したら、

 

 

このマスキングのままブラシでクリアを上吹きします。

遠回りは続く・・・

 

 

 

 

ガラスを3分割して、黒の塗装までも済んでいるのに、

 

 

なんで新品のクリアパーツのランナーがあるのか・・・

フロントのコンビネーションライトを割っちゃったんです。

 

エナメルのシンナー風呂はプラにとても悪いんですって。皆さん知ってましたか?

 

接着しても右のように割れ目が目立つのであきらめてパーツ請求。


 

 

あちこち回り道の合間に、ヘッドライトのカバーの自作に行きましょう。

 

初期に作った白プラ板の型でマスキングシートを

作ります。

 

カーブするラインも定規代わりに反対側の型を当ててカットして、

 

シートを作ります。


 

 

 

切り出した透明プラ板にマスキングシートを貼って、周囲のブラックアウト部分を

 

 

塗装します。

 

← 1回目は黒の幅が狭くて×。

 

  2回目は筆ムラが汚くてボツ。

 

 

 

 

     3回目はスプレーで塗装。

 

         これを使います。→


 

 

    ボディに先行して塗装を進めていたリヤカウルはトラブルなく磨き完了。

 

 

    黒の塗り分けを済ませてから、センターのカバーをつけました。

 

 

    インレットも貼ってこの部分は完成、ちょっとモチベーションアップ♪

 

 

 

            早くボディに合体させたい!!

 

 

さて、いよいよ組み立て前の最後の加工。ボディ各部の塗り分けにいきます。

 

 

  フロントは磨きも済んで修正も不要なので、まずはここから。メッキ調塗料〈19〉をブラシ吹き。      実物は写真より金属光沢です。


 

         ライトカバーは中央の横ラインと周囲を黒で、

 

         アトはオレンジの部分を塗るだけ。(実車通り)

 

 

         色でごまかすコトができず、質感勝負なんです。

 

   なので、この部分をリアルにできるかどうか、実はずっと気になってました。 これまた実車通り、リベットで組み付けてみると・・・

 

 

 

      ・・・メッキ塗装が光をよく反射するので、立体感が出ていい感じ♪

 

 

         ボディ側のモールドが良好なのでうまくいきました! 

 

 

         一安心して他の部分の塗り分けに進めます(^^)/


 

 

                実車がこちら。

 

 

            まずまず雰囲気出たと思いませんか?

 

 

 

 

                             

 

 

窓枠をマスキング。

 

 

 

 

今回はエナメルで塗るのでそれほど気合い入れません。

 

 

ルーフ両サイドのレインモール状の部分はちょっと面倒くさいですね。

 

 

 

 

 

        白一色だったボディに黒が入りました♪

 

 

この辺りも全部ツヤ消しの黒、エナメルです。

 

 

 

パネルラインにはグレーでスミ入れしました。


 

これで塗装も終了。あとはひたすら組み立てです。最後に接着剤で汚さないように慎重に、でも楽しんで進めましょう!

                   

 

 

ボディに接着する順番を考えて進めます。

 

まずはリヤカウル。この境目、接着剤のハミだしはなく済みました。

 

が、ミゾの中に接着剤の凸凹が見えるので、BMCタガネ〈10〉

 

0.125 でそぉーっとなぞって整えました。心臓に悪い。。。

拡大します。
拡大します。

 

 

 

続いてフロントガラス、ワイパー、サイドフィンの奥のラジエター、

 

 

キーシリンダーを接着。

 

 

今の所ノーミス。

 

 

  

テールライトとメッシュ(製作記③参照)を裏から接着。

 

 

裏からの接着は気が楽ですね。

 

 このあと、サイドのガラスで接着剤ちょっとはみ出してしまい四苦八苦したりしてましたが、なんとか目立たない程度に磨いてやっとフロントへ。

                 

 

 

        実車でフロントライトの下のくぼんだ所のピカピカ感が強いので、

 

        そこだけミラーフィニッシュを貼ってみました。

 

 

 

        結果は下の写真で。ちょっとは光ったかな。

 

 

 

  組み付けで汚しが一番心配だった

 

  ヘッドライトも超慎重に2日がかりで

 

  くっつけました。

 

 

 

 

  嬉しがってエンブレムも貼り付け

 

  ましたよ(^_^)

 

 

 

 

上下合体はタイト & 接着剤着け

 

にくくて、写真撮る余裕なかった

 

です。

 

 

 

で、ナンバープレートやら

 

エンブレムやらマフラーも

 

つけた所がこれ。

 

目を近づけてジロジロ見るとアラ

 

だらけですが、これぐらいから

 

見ればそこそこですかね(^^;)

 

 

 

片方のドアミラーの脚を折って

 

しまったので修繕中。

 

ドアミラーくっつけたら、完成写真

 

の撮影をする予定です。

 

 

白って難しそう・・・。

 

            長々とかかりましたが、テスタロッサ改造ー湾岸MIDNIGHT仕様 の製作記は以上です(^_^)

 

 

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