文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に

                   緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

VW ニュービートル製作記 ③  外装小物の塗装&小細工

 

 

実車のホイールはこんなにキラキラではないので、メッキを落とします。

 

 

キッチンハイター〈9〉に漬けましたが全然落ちないので、トヨタ2000GTの時の悪夢

 

頭を過りました。容器に原液を大量に注ぎ足して濃くしたら落ち始めたのでホッ!!

 

それでも普段より長くかかりました、原因不明。 

 

メッキが落ちたら水道水でジャアジャア洗います。

 

このパーツも成型色は黄色だったのね。

 

もうこの黄色見たくありません!  早く塗りたい(^^;) 

 

 

塗装の持ち手に、割り箸+両面テープ を使います。今回はホイールの裏からも塗装できる

ように写真の位置にくっつけました。

 

 

 

タミヤのシルバーリーフを吹いて、丸一日乾燥後にデカールを貼りつけ。

 

ドーム状の曲面にデカールフィット〈22〉を使って馴染ませます。

 

タミヤ内製のデカールでは以前にも R32カルソニックスカイライン で

 

経験しましたが、薄くて弱くて軟化剤ですぐに破れます。

 

危なそうだったので、綿棒〈29〉に少量つけて慎重に馴染ませたつもり

 

でしたが、やっちゃいました(右のデカール) カルトがいいなぁ・・・

 

 

 

 

 

エナメルでタッチアップして乾燥させて(2日間)から、

 

 

デカール保護のためにアクリルのツヤ消しクリアを、デカールの上の

 

 

部分だけ筆塗りしました。

 

 

 

これでホイール完成です!

 

 

ブレーキディスクの塗装は簡単に済ませます。

 

スポーツカーでもチューニングカーでもない実用車、という設定で作るので

 

派手な色のキャリパーでは変ですもんね・・・

 

 

シルバーで塗装 → キャリパーを半ツヤ黒のエナメル筆塗り です。

 

 

 

 

 

普段ワイパーはエッチングに置き換えるコトが多いんですが、

 

今回はパーツのモールドが繊細でいい感じなのでそのまま使います。

 

 

 

塗装前に、ウィンドウに沿うようにクイックイッと曲げておきます。

 

 

 

        で、ツヤ消し黒で塗装。 (エナメル、筆塗り)

 

 

 

        キットのままでかっこいいワイパーです!!

 

        今まで作った中で一番かも?

 

 

前後のエンブレムは 大き過ぎ & 厚過ぎ で凹モールドに全然ハマらないので、裏から削ってフィットさせます。


 

フィッティングできたら、表側のメッキをそのまま活かしてスミ入れ

   

         ・凹部分にメタルプライマー

 

       ・エナメルのブルー  (どちらも筆塗り)

 

       ・はみ出しをフィニッシュマスター〈29〉ホワイトスピリット〈22〉

        の組み合わせで拭き取り

 

の手順。  写真右が拭き取り後です。

 

 

エンブレムのバックは黒が普通(純正?)のようですが、アクセントにしたくて青にしました。

        実車画像で青も見つけたので許容範囲ってコトで (^_^)

 

 

 

                     ドアハンドルも筆塗り。

 

 

            キーシリンダーは頭の径が0.8ミリのリベット〈23〉を刺して表現。

 

     ピンバイス〈12〉φ0.6で穴を開けてから、リベットの頭が奥に引っ込むように

 

       φ0.8で少し掘りました。 ちょっとの手間ですが、効果大と思いませんか?

 

 

 

 


前後ライトカバーのフチは、接着跡が見えないように赤で塗装。こういうクリアパーツの裏を塗った場合、キレイに塗ったつもりでも、表から見たり

 

違う角度から見たりすると一部スケたりしますよねぇ!(左2枚の写真)   重ね塗りして → はみ出しを拭き取り → 右のようにできあがりました。

 

 

 

 


 

クリアパーツにクリアカラーを塗装するのは(も?)苦手です。

 

筆塗りでもスプレーでもムラにしてしまいます(T_T)

 

 

そこで、場合によりますが、クリアレッドやクリアオレンジフィニッシュ〈13〉

 

使うコトもあります。セロテープでラインを写し取って(上左)、フィニッシュの裏に

 

貼って切り出して(上右)、クリアパーツに貼ります。(今回は裏から2枚重ねです)

 

 

    白いピンセットはHOZANの プラチップピンセット〈3〉

    難接着性なので、「つまめるけどくっつかない」んです!

 

製作記①で削り落としてしまった、ドアミラー下のウィンカー。

 

①の時点では日本仕様にはないモノだと思いこんでいましたが、マイナーチェンジする前の

 

「前期モデル」ではここにウィンカーあるようなんです。

 

 

      そこで、    カッティングプレート〈10〉を使って

 

              0.4ミリの透明プラ板にウィンカーの形をケガいて、

 

 

 

 

 

              カッターナイフで格子模様を彫って、

  

       

                  こんなふうに作りました。

 

                  クリアオレンジで塗って、フチは黒く塗ります。

 

 

 

        と、いろいろやって、      クリアパーツの塗装完了 !! 

    

 

リヤコンビライトはクリアレッド&オレンジ  自作のウィンカーは裏から   フロントフォグはポジション  フロントウィンカーも裏は

フィニッシュを裏から二重貼り。       エナメルクリアオレンジ塗装、 ライト風にクリアブルーで。  エナメル、表はフィニッシュ。

                      表からフィニッシュ貼り付け。 裏からエナメル筆塗りで。   写真上が裏、下が表

                      写真上が裏、下が表


               最後にリヤフォグ&後退灯。フォグは表からクリアレッドフィニッシュ。

 

      これらの灯火類のパーツは、ボディーに取り付ける際は「裏が銀色」状態にして光らせます。

 

     パーツ裏を塗装・ボディー側を塗装・金属シートを貼り付け、といろいろな方法がありますが、

 

       光り具合やボディーへの接着の仕方でその都度決めます。製作記の最終回で紹介しますね!

 

 

 

      最後は、これまた①でモールドを落とした、

 

      ハイマウントストップランプの製作。

 

 

 

   右の2枚〈13、18〉を貼り重ねてお手軽に作ります。

 

 

愛用のHOZANのヘラ型ピンセット〈3は、薄いフィニッシュシリーズを台紙からめくる時でも、スカっと一発! きっちりツマメます!

 

上の方のリヤコンビの作業の時は、ツマんだフィニッシュをそのままパーツに位置決めして貼りたいので、離れやすい難接着性のピンセットを使い、

 

こちらは金属シートの上にラフに貼り付ければいいだけなので、「離れやすさ」より「めくりやすさ」のためにコレを使うワケです。

 

どちらも、なければないで作業ができないワケではないですが、あれば作業の効率は格段に上がると思います。

 

 

 

  切れ味抜群!なタミヤのデカールハサミ〈4〉で角のRをカットして完成 !!  

 

          お手軽な割にはいい感じじゃないですか?

 

 「断熱模様シール」は名前の通りシールですから、ボディー塗装が済んだアトで

 

 貼ればいいだけ。リヤフードの曲面に追従してくれるので、その点でもお手軽です

 

 

         冬季で気候条件が悪く、屋外塗装のチャンスがなかなかありませんでしたが、明日は塗装作業予定です(^_^) 

 

         1回塗装をしたらやれる作業が、増えるのでちょっと進捗しそうです !! 

 

  

 

 

 

 

   ニュービートル④ ボディーの塗装工程 へ   ニュービートル⑥  完成画像 へ    製作記&作品画像 トップへ