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VW ビートル カブリオレ製作記 ⑤メッキ塗装。

製作開始から2か月ほどはサクサク進んでて、改造箇所多数なワリに早めに完成できるんじゃ、って思ってたん

 

ですけど、やっぱり失速でした。まあ、スムーズにスマートに作れたらハンドルネームに反してしまうので、

 

私らしいですね (^^;)

 

 

失速の原因の1つはホイール開口の修正にイヤ気がさしたコト

 

ですが、1本直した所で放置中です。

 

どうにも2本目に手が伸びません。

 

まあ、他の部分が出来てきたら、やらないワケにいかなくなるので、

 

やる気のすることからやっていきましょか。。。

 

 

 

 

 

 

 

閉じ幌は完成しました。

 

ブログでも書いてますが、実物は

 

濃紺、こんなに明るい青じゃないです。

 

 

 

 

 

 

で、やたらと塗り分けの多いボディを

 

進めます。

 

まず2000番でユス肌を均しました。

 

この色でツヤ消しだとマカロンとか

 

ラムネ菓子みたいでおいしそう。

 

埋め込んだアルミ線も綺麗に

 

フィットしてくれてます。

 

 

 

 

 

 

 

最終クリアの前に窓枠のみ黒くして

 

おきました。

 

ここはツルツルにして、

 

ミラーフィニッシュが貼り付きやすい

 

ようにしたかったので。

 

塗り分け1つ目。

 

 

 

 

 

いつものように、クレオスの缶スプレーのクリアをドバ吹き。

 

まずまずきれいに吹けたので、磨き始めはラプロスで、

 

その後タミヤの青キャップコンパウンドです。

 

凹面が多いので模型用のミニ綿棒で磨きます。

 

 

 

 

 

イヤっていうほど凹面だらけ。

 

これは苦労しそう、って思ったんですが、どういうワケか

 

簡単にキズが消えてツヤが出てくれます。

 

凹面が多いせいで、ラプロスもちまちまとしか動かせないので、

 

自然にソフトタッチになってキズが浅かったんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

見えるキズがなくなってから、仕上げの白キャップで

 

磨き上げました。

 

いつもキズの消し残しをチェックするのに、TV画面を写しこんで

 

見てます。綺麗な鏡面になりました。

 

今回、ラプロスから仕上げまで2時間×2晩。本当にラクだった♪

 

(ダウンタウンのお二人、私同い年です。。。)

 

 

 

 

 

ミラーフィニッシュ貼りました。

 

フロントの窓枠が細いので、ミラーフィニッシュも極細切り。

 

0.3ミリ幅ぐらいでしょうか。

 

新品の刃にしたデザインナイフで切り出すんですけど、

 

この幅だと結構難しいです。

 

1本貼りしたので、長い状態で扱うのも難しい。

 

あちこちにくっついたり、くるくるってヨレたりしちゃうんです。

 

 

 

 

 

で、こうしといて、

 

 

 

 

 

ツヤ消しクリアをスプレー。

 

窓枠がマットブラックになって、フィニッシュの光沢も

 

落ち着きました。

 

これで2つ目の塗り分けです。同じ場所に同じマスキングを2回は

 

なかなかツライです。。。

 

 

 

 

 

マスキングにこんなの使ってます。

 

昨夏に閉店されたブルーベルホビーで購入したモノです。

 

模型用じゃなくて、車用か壁用か知りませんが、とにかく1/1の

 

生活で使うマスキングシートです。

 

こういう素材を扱う模型店、そうそうはないでしょ。

 

本当に閉店が残念。。。

 

ネットで見てみると、サイドステップはシルバーと黒が

 

あるようですが、黒がデフォルトなのかな?

 

3つ目の塗り分けです。

 

 

 

 

 

 

120sec さんにいただいた画像でも黒です。で、クロームのラインが1本。バンパーの中央のゴムはかなり厚みありますね。

 

もう1回マスキングするのはカンベン

 

なので、このラインはジュラルミン

 

フィニッシュにしました。

 

 

リヤフェンダーにつくパネルは、

 

これまたマスキングしてメッキ塗装。

 

これが塗り分け4か所。

 

下地になるボディがピカピカに磨いて

 

あるので、綺麗に光沢出ました。

 

まだドア上のゴムパッキンと三角窓の

 

塗り分けが残ってます。。。

 

 

 

 

旧車らしくメッキ部分がたくさんあります。

 

まとめて下地のブラックとクリアを吹いて

 

磨ける大きさのパーツはコンパウンド掛けました。

 

 

 

 

 

メッキ塗料はタクミのスーパーミラーⅡ

 

がお気に入りですが、今作はアルミ線の

 

色調と合わせたかったし、旧車らしく

 

キラキラ感も欲しかったので、

 

AKインタラクティブのクロームを

 

使いました。

 

メッキ感・キラキラ感は私の手持ちの

 

中で圧倒的に1番です。

 

 

 

 

 

とても気に入る工作ができたヒンジミラーですが、鏡の面をどうしようか

 

考えてました。直径が4ミリより僅かに小さくて、手持ちポンチでは

 

上手くいかない。ダメ元でジャンクインレット探したら、誂えたようなサイズの

 

丸発見♪ たぶんジュリアの箱に入ってたんだと思います。

 

ジュリアはS.HEMMI さんからの頂き物キット。S.HEMMI さんはデカールや

 

エッチングの予備や社外品を多めに準備して箱に入れられる方なので、

 

インレットも2セットあったのかと。これはかなり嬉しかった。

 

 

 

 

めでたく完成♪

 

実はこのヒンジを片方落としてしまい、一時行方不明

 

でした。細かい工作でめんどくさかったし、うまくできて

 

気に入ってたので、もう1回作るのはシンドイ。

 

で、数日ガマンして、休日の昼間の明るい時に、腕まくり

 

して部屋のスミズミまで探しました。結果、ベッドの下に

 

あったんですが、本当に不思議。体の前方に落として足を

 

かすめた感触もあったのに、2メートル近く後の方に

 

落ちてるって。。。

 

ヒンジ手作り・インレット発掘・なくして見つける、

 

と涙なしには語れない労作ミラーです (^^;)

 

 

バンパーの塗装も苦労しました。

 

そこそこ丁寧に下地を作ったつもりなのに、

 

メッキ塗装の光沢がダメで2回失敗。

 

3回目は下塗りをシルバーにして、

 

クリアも丁寧に吹いて、しっかり

 

磨きました。ツヤツヤでしょ。

 

 

 

 

 

満を持して3回目の塗装。

 

やっと綺麗に金属光沢出て

 

くれましたよ。

 

やれやれ。。。

 

 

 

 

 

0.5ミリ厚のゴムシートの細切りを

 

貼りました。

 

こないだ見つけたばかりの超極細両面

 

テープを早速使用。

 

強粘着と謳っている通り、

 

メッキ塗装面にもしっかり

 

付きました。

 

 

 

 

 

メッキ塗装したパーツの一部を仮り組みしてみました。トップページのサムネイルにアイキャッチな写真が欲しかったのと、停滞気味なので

 

モチベーションアップしたかったので (^_^) 

 

ボディもまだやるコトありますけど、

 

渋滞のシートを含めた内装も少し進めましょう。

 

 

床の部品は前方の左右にプラ板を貼って目隠しを。

 

それからフロントシートが中央に寄るように、

 

ゲタのダボの外側を少しカットします。

 

後述しますが、シートがドア内張に近すぎなんです。

 

 

 

 

 

目隠しの効果はご覧の通り。

 

こうしとかないとタイヤの裏側が見えちゃいます。

 

 

 

 

 

シートはセンタートンネルにいっぱいいっぱいまで

 

寄りました。

 

 

 

 

 

シートベルトのモールドを落としたせいで、

 

せっかくのシートの形状&質感もなくなって

 

しまったシートのパーツ。

 

横縞の凹を彫り増しして終了、のつもりでしたが

 

ガタガタになってしまい気に入りません。

 

ガリガリと削り落としました。

 

 

 

 

で、こんなふうに簀の子みたいにプラ板を

 

貼ったんですが、スキマが狭すぎて、

 

上から何かを貼ったら凹が分からなくなって

 

しまう。

 

流し込みセメントでがっちりくっついてるので、

 

またまたルーターで落とします。

 

この辺りの試行錯誤をやってる時に、

 

ヤル気ががた落ちで停滞でした。

 

 

 

 

 

ジャンクのシートに「カーボン模様マスキング用デカール」と「貼れる布」を

 

貼って検証してみました。凹の幅がこれぐらい広いと、

 

何か貼った時にちゃんと表現できるようです。

 

 

 

 

 

で、今度は十分スキマを広く取ってプラ板を

 

貼ります。

 

プラ板は表面にRをつけてみました。

 

 

 

 

 

フロントシートも同様にしますが、まずは

 

奥のようなゴツさの目立つ形状だったのを

 

手前のようにカドを丸めて、シートらしく見える

 

ように成形。

 

 

 

 

 

シートの中央部分の表現はこれを貼ることに決定。

 

デカールなんですが、厚みがあって、カーボン模様を塗装した後で剥がす、

 

というちょっと変わった製品です。

 

カーボンを塗装表現する時に、ストッキングなどの網目を利用するやり方が

 

ありますが、凹面に沿わせるのが難しいですよね。

 

これはデカール風に使うので、凹面にもフィットするってワケです。

 

 

 

 

 

剥がすのが前提のデカールなので、

 

フチの所には少しマークセッターを使いました。

 

厚みがあるワリには、軟化剤に対しては弱くて、

 

ラフに使ったらクチャクチャになりそうな

 

気配でしたよ。

 

 

 

 

 

旧車のビニールレザーのシボを表現したいので、

 

カーボン調の斜めに規則正しく並んだ「目」は

 

不要。この写真だとかなりカーボン風に見えますが、

 

色を塗れば大丈夫な気がするので、

 

このまま進めます。

 

 

 

 

 

 

全部貼って、

 

 

 

 

 

サフ吹きました。

 

凹面と凸面で分断されるので、

 

予想通りカーボン風味は目立たなく

 

なります。よかった。

 

 

 

 

 

セミグロスの黒を砂吹きしました。

 

まずまずの雰囲気になったと思うんですけど。

 

中央だけツヤ消しクリア吹こうかな。

 

しばらく考えます。

 

 

長らく渋滞の元になってたシートが

 

なんとかなったので気分スッキリ♪

 

 

 

 

 

 

実車のドア内側。

 

周囲はボディ色で、パネルは黒。

 

インナードアハンドルの引き手部分は、この写真のような

 

クロームのモノと、黒のモノがあるようです。

 

引き手は別パーツを自作するので、やった甲斐があるように

 

クロームにしよっと。

 

 

マップポケットの表現がやっかいですねぇ。

 

オープンですから手抜きせずにちゃんとしたいです。

 

 

 

 

 

 

アームレストは手が入る部分を

 

抜きたいので、切り離します。

 

ナイフ一発ではムリな大きさ

 

なので、まずはケガいて、

 

 

 

 

 

最後にカッターナイフで。

 

よく切れる黒刃を常用してます。

 

 

 

 

 

ウィンドレギュレーター

 

を切り落とした跡=A・B

 

アームレストを

 

落とした跡=C

 

A、B、Cの痕跡を

 

消します。

 

Dは「T」字型の

 

引き手が嵌るように

 

成形しましょう。

 

 

 

 

 

 

サンディング、

 

ちょっとパテ埋め、

 

スジ彫りの復元、

 

なんかをやってこう

 

なりました。

 

なんとかOKです。

 

 

マップポケットの

 

モールドが涙を

 

誘いますねぇ。。。

 

 

 

 

 

 

エポキシパテで作ってみました。元のモールドよりはそれらしくなりましたよねぇ? このすぐそばにフロントシートがきます。

 

上の方でシートを中央寄りにしてたのは、ちょこっと立体になったこのマップポケットが、ぶつからないようにするためだったんです。

 

上部はほんの少しスキマを空けました。

 

完成後には自分しか気づかないだろう細工ですが。

 

 

 

 

 

まだパテの硬化前ですが、

 

とっとと周囲の水色を

 

吹いときます。

 

乾燥 → クリアコート

 

→ 磨き → マスクして

 

パネルの黒塗装、と先が長い

 

ですから。

 

 

 

 

 

長くなったので、製作記⑤はここで区切ります。

 

⑥でダッシュボードを含めた内装を進めます。

 

ダッシュボード、大変そう。。。