文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
〈このページは2021年の11月に作り始めて、その後ほぼ2年製作を放置していました。2023年9月に再開したので、元の記事に再開後の様子を
加えるのが普通ですけど、何度もサフをやり直したりして記事があまりにも冗長になるので、少し内容を整理して、頭から編集し直しました。〉
ちょっと語らせてください。
当HPの「管理人模型歴」や「過去作品21台」のページに書いてるように、私がオトナプラモを始めたのは2003年です。
V35のスカイラインクーペを買うことを決意して、購入までの間にフジミのキットを作ったのがきっかけ。
で、歴代のスカイラインを作ったり、スーパーカーを作ったり、どんどんのめり込みました。
で、初期の頃から作りたくてたまらなかったのが プリンスR380 と トップガンコンビ。R380 は長らく入手できるような
キットがなかったんですが、2018年にインターアライドからレジンキットが出たので、即購入して翌年作りました。
夢が一つ実現♪
トップガンの方は1/24のニンジャのキットがないんだから、かなわぬ夢と。。。
ネットや展示会で作例を拝見しても、きっとクルマかバイクかどちらかを大改造とかスクラッチとかした超絶作品で、
自分には縁遠いと思ってたんです。
今年(2021年)の7月に地元モケトモのグループLINEでガチャがひとしきり話題になりました。
その中で1/24のホンダCB750ゲット!っていうのを見て、ニンジャもあるんでしょうか?って聞いたら、ガチャじゃなくて
食玩であるよって!!! ガチャとか食玩のコトは全然知らなかったので、この情報には小躍りしました。長年の夢がかなう
じゃないですか♪
何かに取りつかれたようにネット検索して、ニンジャはショップで見つけて購入。送料込みで3800円だったかな?
ポルシェはヤフオクで8000円+送料。どちらもとても高額ですけど、ちらりとも迷いませんでしたねぇ。
両方が手元に揃った時に嬉しかったこと(^-^)
2016年後半か17年初め頃に発売だったようです。
1/24 SCALE MODEL って表記に幸せを感じてしまう。。。
ニンジャの正式名が GPZ900 ってコトも知らない私なので、
どれを買えばいいのかも分かりませんでしたが、
調べたらトップガンの劇中車は1985のA2だって分かったので
それを買いました。
映画の登場車は塗装し直してカスタムしてあるので、
結局どれを買っても同じだったみたい。
ホイールも全部同じ部品で、私の作りたいヤツとは違うし。
あとで知りました。。。
中身はとってもちゃんとしてます。
私のイメージの食玩ってレベルじゃなくて
れっきとしたプラモのキットです。
塗装済みキットって感じ。デカールも入ってます。
最初に気になったのはこの部分。
ヘッドライトの凹モールドが狭くて変だし、
風防ガラスの波打ちも平らにしたい。
また、省略されてるガラスのフチの黒い
フレームも表現したいし。
で、とりあえずガラスの研磨から始めてみたら、
この部品全体がクリアプラ成型なのを発見
してちょっとびっくりでした。。。
スジ彫りブレードでカットラインを彫って
いって、最後はナイフで切り取り。
全体がクリアパーツで、割れやすいことが
分かったので緊張しますね。
で、再組付けがスムーズなように、パテで
接着代を兼ねたスキマ埋めをしときます。
ガラスのフチは黒塗装するので、接着代は
隠れますが、ラインはもちろん整えますよ。
これぐらいなら大丈夫かな。
これでよしとしましょ。。。
カウル側もガラスもフチは黒く塗るので、
そこそこに見えると思います。
ヘッドライト、絶対こんなコトないでしょ、
って実車画像見てみました。
やっぱり、ライトの凹部分(反射鏡)は
四角い周囲いっぱいの広さです。
狭~くレンズの接着代を残して、四角い枠いっぱい
まで削ります。ぜったい見栄えよくなりましたよね。
バルブが消え失せましたが、あとで虫ピン刺します。
ブレーキディスクはシルバー塗装済みでしたが、
もう少し金属光沢を加えたかったので600番で
塗装を落としました。
すると、放熱穴のモールドに研磨カスがぎっちりと
詰まってしまいました (T_T)
仕方ないので0.2ミリのピンバイスで掃除。
貫通させると強度が心配だったので、飽くまで掃除です。
なんたる不毛な作業。。。
ほぼスナップフィットって感じですけど、
タンクはうまくハマってくれません。
ちょこちょこ削って、
なんとかフィット。
でもシートがすごい合わなさ具合。
なので、こんな風にパテで補ってみました。
裏からパカリと外して、
これを整形して、
スキマを解消しました。
最初はホイールの違いは見ないフリ、って
考えてました。でも、バイク知らない私でも
すぐに分かる種類の違いだし、長年やりたいと
思ってた製作なんだから、やれるコトは
やらないとなぁ、って思い直します。
センターがずれたらメチャクチャ面倒になる
ので、1本ずつ切除してはそこをプラ板で作った
スポークに置き換えていく方法で。
フロント2本置き換え、リヤ1本置き換え
した所。
リムに沿った部分は切り出しが難しいので、
大体の形で作っておいて、
接着してから整形しました。
サフを吹いて様子見したら、予想より乱れが
なかった。
珍しいパターンです、嬉しいけど。
ブレーキディスクを付けるとこれぐらいの
見え方。
給油口はこんなジャンクパーツを使って、
真ん中をくり抜いて、ぴったりの直径に
プラ棒を加工。
こうなりました。
こんなに凸じゃダメですかね、本当は。
元のモールドよりはよくなったと信じましょ。
中断前から考えなしに塗装してきて
迷走しちゃいましたが、やっと結論。
まず真っ白で下地。
ラインを白残しの塗装でやるため、とともに
赤の発色を綺麗にするためです。
0.4ミリのマスキングテープをラインの形に
貼って、
ピュアレッドを吹きます。
で、ラインのテープは取らないまま、
赤の所をマスキングして黒を塗装、
という手順です。
最後にマスキングテープをはずして
こうなりました。やれやれ。。。
マーベリックの所属してきた部隊のステッカー
を貼りまくり。
私、この時点で大満足(^-^)
前後のウィンカーがこんな部品なので、
もう一がんばり。
クリアパーツ化しましょう。
タイミングが合ったので、なんとか静岡オー集に
間に合わせたくて、とにかく形にしました。
削り加工したヘッドライト、クリア化した
ウィンカー、効果ありますよね。
バックミラーは鏡面フィニッシュをカットして
貼りました。部品のミラーの場所が綺麗に
平らだったので、フィニッシュで大丈夫でした。
静岡オー集にはこんな風に展示できました。
でも、展示会持ち出し用の入れ物の工夫をする時間がなくて、やっつけ仕事で発泡スチロールとかでガードして持っていって、帰ってきたら
バックミラー取れてました ^^; ちゃんとしたケース工夫しないと。あと、最低限のコード追加もやろうと思います。
それと、
これもなんとかしないといけません。
思いつく限りの塗装の工夫をしてみたんですが、
ゴムに含まれる可塑剤と溶剤が反応してしまい、
4、5日経つとこうなります。
プラ板とパテで改めて作るしかないかなぁ。
さて、静岡オー集後、まずは持ち運び用の
ケース作りから。
大きさを測っといて100均へ。
壊れないコトとサイドスタンドに荷重が
かからないコトを最優先して、こんなふうに
しました。
バイクを入れてから手前側にもスポンジ
置きます。
ケースは2個セット、フタ付きで110円。
スチレンボードや化粧品用スポンジは
模型グッズ押し入れに転がってた使い残し。
安上りなケース完成です♪
これで安心して展示会へ持っていけます。
塗装はあきらめて、自作し直そうと覚悟してた
シートですが、思いついて瞬着でコートして
みました。
吹き付けた塗料の溶剤がジワジワと可塑剤と
反応するのがいけないんだから、瞬時に
固まっちゃう瞬着で表面を覆ったらどうなの?
って。
愛用の wave のサラサラタイプをヘラで塗り広げといて、液が動いて片寄らないうちに硬化スプレーをシュッ。
それでも多少はデコボコとうねるので、サンディングしてなるべく平滑に整えました。で、ツヤ消し黒で塗装。
月曜に塗装して金曜の夜になっても変化ありません。やっとたどり着きました(^-^)
瞬着の被膜で固まったので、机に置くとカチャ、って音がするようになりました、それまではゴムらしくポト、って感じでしたが 笑笑
めでたく本体に接着してマーベリックのニンジャ完成です。
改めて356Aと並べて。
これにて製作記完結です。完成画像のページも少し追加したのでご覧あれ (^-^)
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