文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
静岡HSに出かけて、週末の製作がストップ。さらに帰ってきてからは写真の整理とレポート作りで1週間。
と、しばらく放置でしたが再開です♪ 内装もエンジン周辺もかなりできたので、⑤では外装部分を進めましょう。
ホイールキャップはメッキが綺麗にかかってるので、そのまま? とも思ってましたが、実車画像を見てたらやっかいな発見をしてしまいました。
キャップの中央に LOTUSマークの刻印があるんですね (^^;) 細工のパターンをいくつか考えましたが、エッチングの有効利用に決定。
元の状態。
エッチングを瞬着でつけて、周囲がなるべくキャップと面一になるようにサンディング。
600番で中央部分のみ平らに削ります。
サフを吹いて様子見
兼 エッチングとキャップの段差埋め。
こうしておいて、
LOTUS マークのモールドが埋没しないように
サフをコリコリと落としておきましょう。
モールドを守りつつ、クリアコートします。
で、鏡面に磨く。
左がコンパウンドで磨いたあと。光沢出てます。
で、メッキ塗装。表面がやや粉吹き状態ですが、乾燥後に拭います。
使用したのはAKインタラクティブのクローム。
中4日(5月のさわやかな晴天続き)乾かしてから拭ってみました。
タミヤのコンパウンド用クロスで、ごく普通の力加減。結果はご覧のようにピカピカです。
もっとゴシゴシやったらどうか分かりませんが、普通に拭うぐらいなら、塗面が荒れたりは
しないようです。製作記②でロールバーを塗装して、「後日、塗膜の硬さについて書きま
す」って言ったきり忘れてましたが、合格のようですね。
今作は、アルミ地肌仕上げのボディに
するので、塗装するのはこの5つ。
研ぎ出しまで完了♪
グリルはキット付属の金属パーツ。
エッチングより厚みと質感が豊富で感じいいです。
エンブレムは丸く切り出したプラ板の上にデカールを貼って、
クリアコートしたモノ。
LOTUSマークのデカールが手に入ったので、エンブレムを同時に3つ
作りました。一つは静岡HSに持参したエスプリの化粧直し用。
もう一つは近いうちに作ろうと思っているヨーロッパ用です。
さて、アルミ表現です。
実は「0.5ミリ厚のアルミ板で自作」もほんのちょっと
試しました。で、約30分であきらめました (^^;)
で、第2案が製作記①で試したアルミテープ。
うまく行くように思えたんですが、これまた挫折。
で、第3案がベアメタルの貼り込みです。
貼るコト自体は簡単。メタルックより厚くて丈夫なので
このように綿棒でグイグイ押しつけて馴染ませます。
でも、貼り上がると何だか
不自然。
いかにもアルミ箔を貼りました
って感じです。
原因は糊成分がペターっと平ら
じゃなくてブツブツとついてて
そのブツブツ感が表面に現れて
しまうことのようです。
青い □ の所のように、綿棒でこすった跡がいい感じのアルミ感になる部分もあるんですが、大部分は赤い ○ のように糊成分のブツブツが目立つ。
トライ&エラー開始!!
*1000番~2000番のサンドペーパーで研磨キズをつけてみる → ブツブツを残したまま全体が曇る感じ。却下。
*600番でソフトタッチで研磨キズをつけてみる → ペーパー目はいい感じだけど、やっぱりブツブツが残ってる。
*ヤケになって600番でガシガシ削る → ダメ元でしたが、いい感じになるじゃないか! これに決定です (^_^)
それらしく見えませんか?
うぅ、嬉しい。
何回も貼り直してベアメタルが足らなくなってしまい、
慌てて追加購入でしたが、納得できる状態になってよかった。
難しかったのは曲がり角。
ちゃんと貼ったハズなのに、ペーパー目をつけて
いるうちに、いつの間にかシワが寄ります。
カーブの所で箔自体が伸びてしまうようです。
かなり気をつけて作業しても、すぐにシワ発生。
ボンネット4回貼り直し5回目で完了。
ヒステリーを起こす寸前。。。
製作初期から懸案だったアルミ表現ができたので、
ちょっとお楽しみ。
スカットルにバッテリーを接着しました。幸せ (^_^)
続いて、フェンダーをくっつけて楽しみます。 虫ピンを使う予定でしたが、アドラーズネストのアルミ製の丸リベットに変更しました・・・
・・・そのワケは突き出した内側の処理を簡単にするため。ステンの虫ピンは硬いので、突き出した部分を削って平らにするのが大変でしょ。
ヤスリでガシガシやったら、余分なキズをいっぱいつけてしまいそうだし。アルミならサンドペーパーでも容易に削れますからね。
赤丸部分が処理した所です。
フェンダー装着前の様子。
パーツはだいたいできてる状態
なので、ガマンできなくて、
バッテリーをくっつけたり、
フェンダーをくっつけたり、
こんなことしたり。
それなのに、なんでモタモタ
してるかというと、
ここをやってないから。
めんどうくさいし、慎重に時間をかけないと
いけない所なので、疲れてる平日の夜には
重たいんですよねぇ。
とにかくガラスを透明にしないと始まらない
ので、そこから手を付けましょう。
製作記①で紹介したように、派手にキズが
入ってたし、エッチングの窓枠を使うため、
モールドが余計です。
と言うわけで真っ平らに研磨してから
長らく放置してありました。
で、結局、シコシコ研磨するより、
綺麗なプラ板で作り直した方がラクそうなので
そうしました。
右が作り直したモノです。
脳内試行錯誤の結果、まずはステーを接着することにしました。
ただ、そのままでは、「ベアメタルに接着しただけ」で強度0なので、
接着面のみ慎重にベアメタルを切り取って、プラを露出させました。
で、ゼリータイプの瞬着で接着。なんとか成功。。。
ステーががっちりくっついたら、ガラスを挟み込んでおいて
今度はサラサラ系の瞬着でくっつけます。
ガラスが付いたので、ワイパーも装着できますね♪
この時、瞬着をいかに微量だけ流し込むかが勝負所。
買いたてのこれを使いました。
先端の穴に接着剤を保持させて、くっつけたい所に
持っていって流し込む道具です。
使ってないデザインナイフの柄に挟んで使用しました。
おかげで、ドバっと接着剤を垂らして悲鳴をあげるコトなく作業完了。
ややこしい工程をクリアしたので、メーターパネルを装着。
ふふ、ちょっと嬉しくなってきた (^o^)
フロアマットは、いつもいろいろ構想だけはするんですが、結局
面倒くさくなって、フェルトを切って貼るだけで済ませちゃいます。
モケトモの単身赴任模型堂さんが、近作でサンドペーパーを使われてた
のに触発されて、私もやってみるコトにしました。
150番です。裏に「Holts」ってプリント。実車のキズ消しグッズに
入ってたヤツですな。模型趣味にはまる前の若者時代、洗車が趣味
の時期があって、その頃に買ったモノを模型用として使ってます。
我ながら物持ちいいなぁ。未使用の赤○の辺りを使いました。
こんなコトをして、
エナメルの赤と黒(どちらもツヤ消し)を筆塗り。
点々と研磨材が光るので、最後にツヤ消しクリアを
吹きました。
愛車のフロアマットが青と黒のチェック模様なので、
それと色違いです (^^)
ふふふ、一段と嬉しくなってきた♪
センタートンネルやシートは接着済み。
フロントスクリーンにもうちょっと細工を加えるので、
スカットルは置いただけです。
長くなってきたので、⑤はここで終了。⑥で完成までいきます。
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