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TS050 HYBRID 製作記 ③前進あるのみ

製作記③にて完成まで行きます。HP開設以来最短記録。。。

 

素組みってテーマで作って、転ばずにちゃんと進めればもうできてる頃ですが、例によって失敗してるので修正作業が

 

加わってしまいます。

 

今、この文を打ってるのは10月28日夜。11月10日の オートモデラーの集い in 名古屋 まで10日余りです。

 

車自体はなんとかできそうですが、合同展示用の台の準備もあるし、実はひそかに計画してるコトもあるんです。

 

ひそかな計画の方はたぶん間に合わないですねぇ、名古屋が終わってからやりましょ。。。

 

 

 

このページ、まずはタイヤマーク貼りから始めます。私、タイヤマークを貼るのは今作が3台目。コブラの時が初めてで、ネットでやり方を

 

探しておっかなびっくり貼った覚えがあります。

 

このHPのテーマ通り、初心者の方に役立つかと思うので、貼り方を詳述しますね。インストには貼り方の説明を書いてありますが、

 

写真付きの方が分かりやすいでしょ?

 

 

 

1:位置決めしやすいように、マークの形に沿って

 

  切り出します。

 

2:両面とも保護紙が貼ってあるので、まず接着面側の保護紙を

 

  剥がします。

 

3:次に表側の保護紙ごと台紙から剥がします。

 

  表になる方の図柄が保護紙越しに透けて見えますね。

 

4:位置決めします。

 

  接着面には水溶性の糊がついているので、位置が決まるまでは

 

  あまり押しつけないように注意します。

 

  決まったら指で軽く押さえて動かないようにしときましょう。

 

 

 

~~~ 本当はタイヤをホイールにはめた状態で貼るべきです。

 

タイヤにマークを貼ってからホイールにはめると、タイヤの変形に

 

よってマークがひび割れちゃったりするんです。

 

私、久しぶり(787B以来)だったので忘れてました (^^;)

 

  

 

 

5:保護紙の上から綿棒などを使って濡らしながら圧着させます。

 

  劣化等、マークの品質に不安がある場合は、そっと保護紙を

 

  めくりながら水分を浸透させるといいんですが、今回のは

 

  バリバリ新製品なので大丈夫です。

 

 

ちなみに、同じタミヤの787Bを作った時、約20年箱の中で

 

眠ってたタイヤマークでしたが、全然問題ありませんでした。

 

6:貼れているコトを確かめながら保護紙をハズします。

 

7:余白部分が浮いてたりしたら、

 

濡らし綿棒で押さえます。

 

貼り付け完了。

 

 

ちょっと脱線をば。

 

 

 

マークはタイヤ一本に

 

つき2組入ってます。

 

箱絵もインストも一本の

 

タイヤにミシュラン

 

マーク2つ。

 

ところが、タイヤのツヤ具合を確認しようと実車画像を見てたら、マークが1つずつなコトを発見!!

 


 

ふふふ、発見しちゃったぜ、みんな気づいてないけど、自分だけはマーク1つで作るもんね♪ って、昏い優越感に浸ったのも束の間、

 

念のためレース時の映像をネットで見たら、ちゃんと2つずつマークついてました。優越感どころか、自分だけ間違ってるという恥ずかしい

 

状況になるトコだった (^^;)(^^;)(^^;) 

 

詳しく知りませんが、凱旋帰国後に展示とかデモ走行するに当たって、本番時とは違うタイヤに替わってたんですかね。

 

 

 

泡喰って2枚目も貼りましたよ。

 

8:マークのツヤを抑える&マーク保護、のためにクリアを

 

  吹きます。

 

  半ツヤかツヤ消しかは好み&実車次第ですね。

 

  今回はまず半ツヤを吹いて様子見してみました。

 

 

  (ホイールにタイヤをはめとかないといけないコトに、

 

   クリア吹き前に気づきました。クリア吹いてからだと、

 

   はめる時のマークの破損の可能性が、より大きい気がする

 

   ので、気づけてよかった。遅いけど。)

 

 

半ツヤクリアではマークのツヤが残り過ぎな気がします。

 

余白の糊も目立ってるし。

 

 

実車は写真によって、いろんなツヤ具合に見えますが、

 

この写真なんかマークがほぼツヤ消し状態に見えます。

 

というワケでツヤ消しクリアを重ねるコトにしました。

 

ホイールのツヤまで消えちゃったら困るのでマスキング。

 

 

ホイールの「RAYS」デカールを持ってかれないように

 

慎重に貼って慎重に剥がしましたよ。

 

 

案の定マークがひび割れてますね。

 

このタイヤが一番ひどくひび割れた一本です。

 

ほぼ無傷のもあるんですけど。(下の写真参照)

 

 

タイヤマーク初めての皆さん、

 

くれぐれもホイールにはめてから貼りましょうね!

 

 

各自の持つ実車の印象や好みによって

 

違うんでしょうけど、私はこのツヤ消し

 

具合が気に入りました。

 

 

フロントカウルから露出する部分の

 

中央ラインもほぼ見えなくなりました。

 

 

そうそう、RAYSデカールは

 

全部無事でしたよ、ホッ。。。

 

 

タイヤの写真ばかりで飽き飽きした所で、

 

またまた醜い写真ですみません。

 

 

下端の所に半ツヤクリアを吹くために貼った

 

マスキングテープ、慎重に剥がすつもりだったのに

 

間に時間を置いたせいで忘れてました。

 

 

無造作に剥がしてしまい、ご覧の通り。。。

 

そっと剥がせば大丈夫なハズだったんです。

 

落ち込んでるヒマさえないので、とっとと修正。

 

境目がなるべく目立たなくなるように、

 

WEC ロゴの下ラインで失敗箇所を剥がします。

 

 

マスキングテープを貼って、除去したいラインに

 

ナイフで切れ目を入れます。

 

 

で、おらぁ、って勢いよく剥がします (T_T)

 

修復用のデカールは・・・

 

 

*赤地は不使用の7号車ゼッケン。

 

*黄色いリングは、WECロゴ目当てで購入した、

 

 TABU のセットにありました、嬉し。

 

*黒いリングはジャンクデカールの番号の○。

 

*銀の点はナンバープレートのネジ部分。

 

 

と寄せ集めましたよ。

 

赤地と黄色リングを貼って、

 

黒リングと銀の点も貼って、

 

なんとか左側と似た感じにできました。

 

 

 

赤地はコマ切れじゃなく、一続きで貼りたかった

 

んですが、余りのゼッケンからそんなに大きな

 

面積では取れなかったんです。

 

継ぎ目が痛いですねぇ。。。

 

手本にした左側はこうね。

 

でも、なんか違う。。。

 

右側は○の中が黒かったよねぇ。。。

 

実車画像です。

 

この部分のデカールは左右で違っていて、

 

右側はこれがデカールで表現されてるんですね。

 

 

「黒い○の中に小さい銀の○」が正解。

 

「黒地に銀の点」って呪文のようにつぶやきながら、ジャンクデカールを探しまくって、

 

コレを発見。2ミリ系のポンチで抜いて使いました。

 

これで、一応の復元はできたけど、

 

赤地の継ぎ目が目立ちます。

 

 

 

 

結構しっかりクリアを吹いてみましたが、

 

期待ほどには継ぎ目が隠れてくれません。

 

 

乾燥後に一度磨いてみてからどうするか決めます。

 

 

 

 

このパーツが仕上がらないので・・・

 

 

ウワモノはここで足踏み。

 

インスト⑯です。

 

⑰、⑳、

 

&ベース固定用細工。

 

 

黒色ばかりで分かりにくいですが、⑱。

 

 

 

 

 

飛んで 25。

 

 

修復中のパーツをくっつける⑲の工程が

 

まだやれないので、上下合体も

 

進められないんです。

 

 

やれる所を進めます。

 

 

ドアミラーはパーツの合わせ目がけっこう目立ちました。

 

細いスジを埋めるより、少し掘って大きく埋める方が

 

充填剤の定着がいいような気がするので、わざと合わせ目を

 

掘りました。

 

 

 

 

で、シアノンにベビーパウダーをまぜた「瞬着パテ」で充填。

 

 

整形・研磨してから、白を塗装して、

 

 

デカール&クリアコート。

 

 

これまた乾燥を待って磨きます。

 

コツコツとデカール貼ってきて、これが最後の4枚。

 

やっと全部貼れたぁ♪

 

 

一か所破れましたけど。

 

 

クリアパーツを一気に終わらせます。

 

ライトカバーのフチ用が最後の

 

マスキングシートでした。

達成感の図。

 

 

懸案があと2つ残ってます。

 

 

1つはこれ。

 

 

 

ミラーフィニッシュはそこそこうまく

 

貼れたし、デカールも貼ってあったん

 

ですが、クリアを吹いたらシワが

 

寄ったんです。

 

う~ん、磨きでなんとか目立たなく

 

ならないかなぁ。

 

ならなければあきらめます。

 

だってクリア吹いちゃったから、今度こそ

 

デカールの再利用できないんだもん。

もう1つがここ。

 

前端の黒い所&カーボン模様の

 

下部に半ツヤクリア吹いたん

 

ですが、マスキングの境い目が

 

ブツブツしちゃったんです。

 

この写真はブツブツを研磨した所。

 

白くなってしまっているので、

 

セミグロスブラックを塗り直し

 

ます。

 

普段ならイヤになってしばらく放置してしまう失敗部分ですが、締め切りが目前なので自分にムチ打って手を動かします。

 

 

まずはルーフ。修正といっても研磨しか思いつかないので、「曇りよ消えろぉ」って念じながら青キャップで磨きまくりました。

 

結論:全然直らず。。。(T_T)

 

E部品×1、マーク(b)×1、って打ってタミヤのカスタマーサービスにメールしました。メールしたのが(世間では)3連休の1日目だった

 

ので、注文を受け付けてもらえるのが週明け火曜。木曜か金曜には届くでしょうか? 

 

たとえ前日の土曜日でも、届きさえしたらデカール貼って差し替えるんですけど。できればモンモンのルーフでの出展は避けたいですねぇ。

 

 

 

というワケで、この3つはまだ接着

 

しません。

 

間に合うといいなぁ。。。

 

 

半ツヤクリアを吹いた境目が汚くなってしまった

 

フロントカウルは、セミグロスブラックで塗り直し

 

ました。

 

先端部分の塗り分けラインのマスキングが難しい。

 

付属のマスキングシートの台紙を取っておいた

 

ので、それを型紙にしてマスキングシートを

 

切り出しました。

 

それでも曲面形状ではみだしが怖かったので、

 

万一を考えてエナメル塗料をブラシ吹きしました。

 

これが正解で、塗装後にマスキングを外して

 

みたら、盛大にはみだしてた。

 

ラッカー塗料でやってたら、ごめんなさい、って

 

書き置きを残して失踪してた所です (^^;)

 

灯火類、整流板などをつけて、

 

フロントカウルがやっと完成。

 

 

 

 

組み始めてみたら、ボディパネルの継ぎ目の見え方が気になってきました。裏に何もない部分は継ぎ目が黒く見えて、接着代のある部分は白が

 

見えてしまうんです。今作はスミ入れなしのつもりでしたが、仕方ないのですべてのスジに黒でスミ入れしました。

 

 

そのことに気づいたので、

 

写真前端の青の斜線の所は

 

カウルの接着前に黒く塗って

 

おきました。

 

 

 

 

 

 

 

そうしておけば、この部分が黒いので、両サイドと

 

一続きの自然なスジに見えてくれます。

 

 

ネトネトと格闘してパーティングラインを消した

 

タイヤはこんな風に見えます。甲斐がありました♪

 

 

 

 

 

接着の順番が難しいリヤウィングをつけて、

 

 

 

 

 

タイヤ/ホイールをはめます。途中の仮組み通りの位置に収まるか、最後のドキドキ。

 

右側はOK。インストの完成作例&実車と同じような位置に見えます。WECマーク下のデカールパッチワークも遠目なら目立ちませんな (^_^)

 

左側は少しフロントカウルが浮き気味になってしまい、その分フロントタイヤとホイールアーチの間が広く空いちゃいました。

 

浮きの原因を探って直す余力はない(そもそも接着しちゃったし)のでこのままです。言わなければ気づかない人も何割かはいてくれるかな???

 

懸案のリヤタイヤの位置は大丈夫です。

 

 

最後まで放ってあったこの3つを塗装。

 

ワイパーの接着はルーフ接着後の方が安心なので今はガマン。

 

 

 

 

というワケで形になりました。ルーフ・エア取り入れトンネル・アンテナ群・ワイパーは置いただけですが、他はすべて接着済みです。

 

古いデキの悪いキットの組みにくさとは全く別問題ですが、難しいキットでした。パーツ精度は超高いけど、その分塗膜の厚みレベルでも影響の

 

出るナイーブさ。また、パーツ割りが複雑なので、ドコとドコの帳尻を合わせとけばいいのか掴みにくいんですよね。

 

先に作られた方の経験・助言をお聞きしてたので随分助けられたんですが、それでも難しかったです。この種の車についての知識がないのも

 

難しく感じた原因でしょうね。バックミラーの脚を間違えて黒く塗ってしまってるのを気づいたのはおととい。塗り直しはいかにも失敗しそう

 

なので、白いデカール貼ろうかな。。。

 

HP開設以来初めてのストレートしばりの製作記、以上です。

 

雑なデキですが、名古屋オー集ではきっちり仕上げられた2台と一緒に展示するので、その陰に隠れるように並べます。。。

                                    まだです。