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キャデラック エルドラド ’58製作記 ③やっと田植え♪

2月の頭からやり始めて、今日(5月4日)まで、ず~っと改修・下ごしらえ。仕事がシンドくて時間の取れない日は結構

 

ありましたけど、放置期間はありません。3か月も耕してましたが、やっと田植えにかかれます。

 

稲刈りまではまだ遠いですけど、やっと「進んだ感」を味わえる段階になりました。

 

②の続きから。

 

プラ板でフレアを作ってフチにアルミ線を

 

貼ったフェンダーアーチですが、フレア成型時に

 

ペーパーが当たってて窪んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

出っ張てるのは削ればいいですが、凹んでるのは

 

パテ盛らないと仕方ない。アルミ線もはぎ取って

 

成型し直しです。

 

 

 

 

 

で、もう一度アルミ線を貼って、ボディの修正は

 

終了。ボディカラーが淡色なので、最終サフは白に

 

しました。

 

 

 

 

 

続いてオープンカーの見せ場、ボディとインテリアの

 

フィッテイングをやりますが、バスタブがシャーシに

 

付く構成なので、シャーシも触らないといけません。

 

もちろんシャーシの部品もガタガタ状態のスタートです。

 

いつものようにシャーシの仕上がりはこだわらないので、

 

フィッテイングの位置がずれるレベルのバリや荒れのみ

 

ざっと整えましょ。

 

 

 

 

 

ナイフ・400番&600番でこれぐらいまでね。

 

 

 

 

 

製作記①で、ボディとシャーシはダボも何も

 

なくて、サイドシルの所で接着しろって

 

インストに書かれててのけぞってましたが、

 

意外なことにシャーシとバスタブの位置関係は

 

きっちり決まります。

 

タイヤハウスに切り欠きがあって、そこに

 

バスタブのカドがはまるんですね。

 

変わった構成です。

 

 

 

 

 

内装とボディのフィッティングも問題山積みなんですが、

 

まずここ。クロスではない、硬質な幌カバーが付くんですけど、

 

絶対こうじゃないでしょ、っていう違和感ですねぇ。

 

 

 

 

 

やっぱり全然違った。。。

 

※シートバックと幌カバーの間にスキマはない。

 

※幌カバー後ろの左右に切れ目。

 

※白線の所、幌カバーと幌の脚の収納部分の

 出っ張りは前端が揃ってる。

 

※幌カバーはキットのパーツみたいに

 M字型にはまるんじゃなくて、上に

 載ってる形状。

 

 

 

 

げっそりするぐらい直す所いっぱいです T_T

 

M字形状を直して、全体も平たく削り込んで形を

 

近づけて、

 

 

 

 

 

なぜかボディから飛び出してる内張りの

 

カットラインを描いて、

 

 

 

 

 

プラ板で内張りの厚みを増して、M字の真ん中が

 

はまるコトになってたスキマを解消します。

 

 

 

 

 

ドアの内張りもボディとスキマが開くので

 

シアノンで補い、ダッシュボードのフチも

 

三角形のスキマを解消。

 

これで完成後にインテリアとボディの

 

スキマでがっかりしなくて済みますな。。。

   

 

 

 

 

今度はこの3つの解消。

 

プラ棒・プラ板・パテを使いまくって

 

実車に近づけていきます。

 

なんて面倒くさいんだ。

 

 

 

 

 

こうして、

 

 

 

 

 

こうして、

 

 

 

 

 

やっと帳尻だけは合いました。

 

 

 

 

 

でも私の場合、これだけイジると一発では無理。

 

 

 

 

 

サフ吹いて見えてきたアラを整えていきます。

 

 

 

 

 

ボディにパテが付きそうな

 

作業を終えたので念願の

 

色付け♪ 

 

ビートルも JAGUAR も

 

ソリッドカラーでしたが、

 

今作はメタリック。

 

TSー58パールライトブルー

 

です。

 

 

 

 

テールフィンとフロントフェンダーアーチ

 

のアルミ材に付いた塗料は慎重にシンナー

 

で拭き取っておきます。

 

今後クリアを重ねれば、境い目が

 

いい具合に埋まってくれると思うんですが。

 

 

 

 

 

幌カバーは4、5回整えなおしましたが、

 

これで最終サフ。

 

 

 

 

 

これらにはテロテロにクリア

 

吹いてあります。

 

残り僅かになっちゃった

 

タクミでメッキ塗装しましょ。

 

 

 

 

 

と思いましたが、まだゼロ戻しが残って

 

ました。ここのレンズが厚過ぎ。

 

右のように納まるまで薄く削ります。

 

 

 

 

フロントバンパーのオーバーライダー(とは言わないのかな、

 

こういう形のは)の部品。

 

これなんかもゲートの場所があんまりだと思いませんか? 

 

切り離したあとで整えるのが一番面倒な場所でしょ?

 

メッキ塗装を終えたバンパーとのフィッティング確認をするのが

 

イヤなので、これも先に整形しとかなくちゃなりません。

 

こんなふうにいちいち余計な手間がかかるんですよね。。。

 

 

 

 

 

幸い、整えたらバンパーとジャストフィットでした。

本当に部品の合いの悪いキットです。

 

あんまりでしょ、これ。。。

 

 

 

 

 

垂直面の方をペラペラになるまで削って

 

やっと納まりました。

 

納まってしまえばカッコいいんですけどねぇ。

 

1958年にパワーウィンドウ。 すごい。。。

 

 

 

 

 

などと文句を言いつつ、やっとメッキ塗装。

 

まだ残ってるパーツもあるし、ボディも塗り分けで

 

メッキ塗装する作業が控えてます。

 

オールドアメリカン、そこら中メッキでピカピカ

 

ですな (^-^)

 

 

 

 

 

 

エクセルで自作したカリフォルニアナンバー

 

付けてみました。ふふ。

 

(ブログ【466】

 

グリルを抜いた効果が感じられて上機嫌♪

 

 

 

 

 

 

お次はインテリアのパーツを塗りましょう。

 

ボトルに書いた塗料を少しずつ混ぜて、ボディと合う色を調色しました。

 

今作はインテリアも青系です。

 

 

 

 

 

というのも、昨秋に拙HPで行ったweb展示会で

 

青ボディ・青インテリアの作品に惹かれたからです。

 

この うたたね さんのミトスも素敵でしたし、

 

 

 

 

 

クラーケン さんのコルベットも

 

グッときました。

 

アメ車って、ゴールドのボディ

 

に真っ赤なテカテカのシート

 

なんていうド派手な組み合わせ

 

もカッコいいですが、

 

メタリックな青ボディ&

 

彩度の近い青のインテリア、

 

っていう組み合わせも雰囲気

 

あるんですよねぇ。

 

 

 

 

 

実はルージュみたいな真っ赤なインテリアも

 

考えてましたが、ネットで見た青&青の

 

キャデラックもカッコよかったし、

 

これで行くことにします。

 

まず一つだけ塗って、ボディ色との相性を確認。

 

内装色の彩度をもう少し落として、薄めの色で

 

コーディネートするのがシブイんですけど、

 

模型としてのメリハリを考えて、少し青味を

 

強めにしました。

 

 

 

 

 

インテリアの部品の整形はほとんど済んでますが、

 

フロントシートは手付かずのまま。

 

どう見ても実物がこういう状態とは思えないので、

 

実車画像を見ながら改修して

 

 

 

 

 

こうなりました。

 

実物では、ちょうど前後の合わせ目に沿う

 

ように、太めのクロームのモールがぐるりと

 

囲んでます。モールを何で再現するかは

 

思案中ですけど、合わせ目を消す必要がない

 

のは決定ですな。

 

フロントのベンチシート、これまた

 

アメリカン♪

 

 

 

 

 

 

どうでしょう、この組み合わせ? 自分では気に入りましたよ。幌カバーもネットで見た個体を真似てボディ同色にしました。

 

6LのV8エンジン・5m60cmの全長・派手なテールフィン・全身メッキきらきら。

 

革張りベンチシート・2ペダル・パワーウィンドウ。

 

古き良き時代のアメ車のシンボルみたいな車です。ここまでシンドイ作業続きでしたけど、この先の製作がとても楽しみになってきました♪

色を考え中のフロアトンネル、マットを敷く予定

 

の床には色を乗せてません。

 

あと、メーターの塗装を控えてるダッシュボード

 

もまだ未塗装です。

 

 

ともあれ、ボディと内装がきっちり合ったので、

 

手間ひまかけてフィッティングした甲斐が

 

あります。

 

 

 

 

 

 

このフィッティングを最優先にしてきたので、タイヤ位置はここまで完全スルー。というか手が回らなかった。

 

たぶんダメなんだろうなぁ・・・。はい、ダメ。めちゃくちゃ前に寄ってます。

 

 

足回りを一から直すのはあまりにもツライので、シャーシ上のバスタブ設置位置の調整でなんとかならないか試してみましょう。

 

この写真は削り取っちゃった後ですが、矢印の所に

 

ストッパーのモールドがありました。

 

このモールドを落としたら5ミリほど前に

 

動かせます。

 

さらにバスタブとタイヤハウスの接触箇所を双方

 

削ればもう2ミリぐらい稼げそう。

 

トータルで7ミリ前に出せたら、タイヤ位置の

 

修正できないかな。

 

 

 

 

 

 

 

矢印の所と〇の所を見比べてください。バスタブがかなり前に動いたのお分かりですね。

 

祈るような気持ちでボディをかぶせてみたら、なんとかなりました♪

実車の様子がこちら。

 

フェンダーアーチのメッキ塗装が目立つので比べにくいですけど、メッキ部分の内側と

 

タイヤ外周とのクリアランスに注目して見ると、ほぼ同じ位置だと思います。

 

お手軽修正で直ったので、ほっとしました(^-^)

 

 

組み立ての時に接着位置がずれないように

 

プラ棒でストッパーを付けときます。

 

 

 

 

 

フロントタイヤがトーアウト状態(あるあるですね)なのと、4輪とも装着精度が低くてグラつき気味なので、それを直せば完了です。

 

 

で、目下の悩みはこいつ。

 

苦心惨憺で作ったフロントスクリーンですが、

 

ゴム部分の艶消し黒と、フレームのメッキ塗装まで

 

終えました。ところが、マスキングゾルが薄塗り

 

だったせいでハガレないんです T_T

 

壊さないように、傷を付けないように、内外両面の

 

ゾルを取らないといけません。。。

 

 

 

 

 

 

ページを改めて、製作記④をフロントスクリーンのクリーニングから始めます。どうやればいいか思いついてないですが。。。

 

ダッシュボード、ステアリングホイールなどの小物の工作&塗装なんかが中心になるかと思います。

 

④で完成まで、と思ってますよ。しばしお待ちあれ。