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ポルシェ356A SS 製作記 ②塗れるまでがんばろう。

難しいだろうなぁって覚悟して始めて、予想通りの難しさです。

 

製作記②でなんとか下拵えは終えて、楽しいボディ塗装&内装製作の工程に近づきたいですね。

 

最近の作業の様子はサイト内ブログで小出しにしてますが、ここにまとめ直しましょ。

 

①でダボパーツ装着を見落として軸打ちしちゃった

 

バンパー。中央の凸モールドはゴムの表現なんですが、

 

ビートルでやったのと同様に本当にゴムを貼ることに

 

します。

 

 

 

 

 

モールドを削り落としてから、オーバーライダーの

 

フィッティングのやり直しです。

 

実際に貼るゴムをちょこっとくっつけて、

 

 

 

 

 

 

 

その上にオーバーライダーを跨がせて、パテのやり直し。

 

 

 

 

 

外装小物のフィッティングを一気に。

 

調整不要だったのはドアハンドルだけです。

 

他は何かしら手を加えないとフィットしてくれません。

 

パーツが繊細なので、合わせさえしたら見栄えは

 

良いんですけどね。

 

 

 

 

 

インストで丸4灯になってたテールライト。

 

私はティアドロップ2灯にしたかったので、自作のつもり

 

だったんですけど、不使用部品として入ってました。

 

嬉し。。。

 

 

 

 

 

どのパーツも何か手を加えた感じするでしょ?

 

これらはクローム仕上げなので、黒・クリア・メッキ、

 

の塗装手順。しばらくこのまま放置です。

 

 

 

 

 

実車のワイパーはクロームのもありますが、

 

黒で作ります。毎度おなじみ「いつ買ったか覚えてない」

 

MODELER'S の黒バージョンを発見したので使いましょ。

 

シルバーのとパーツ割りが違ってますね。

 

黒の方が接着簡単です♪

 

 

 

 

 

サイドの曲率が高くて、スミまでフィットしませんが、

 

許容範囲のフィッティング完了。

 

 

 

 

 

インスト通りに作っていって、最後にぴったりなんて

 

気が全くしないので、内張りとボディの合わせを

 

やりながら、シャーシと内張りを接着してしまう作戦。

 

内装の塗装や改修がやりにくくなりますが、

 

仕方ないです、私には。

 

 

 

 

 

案の定、キットなりだとこんなに内張りが下がるし、

 

 

 

 

 

こんなにスキマが空きます (T_T)

 

 

 

 

 

なんだかんだして、これぐらいまで合わせました。

 

 

 

 

 

上下合体の工夫もしないといけませんが、

 

タイヤ位置もとっても心配なので、ここでサスを接着。

 

繰り返しになりますが、パーツ割りが細かすぎて、

 

私では仮り組み不可能なので、接着してから調整という

 

無法者の手順です。

 

 

 

 

 

エンスーモデルにふさわしい上下合体の工夫なんて

 

できないので、単純な方法でなんとかします。

 

こんなふうにプラ棒を貼って、内張りが上に行き過ぎない

 

ようにストッパー。

 

 

 

 

 

ここで止まってね、というワケですな。

 

 

 

 

 

ここにもプラ棒のカケラを付けて、

 

 

 

 

 

こうします。

 

これより下がらないでね、というワケです。

 

 

 

 

 

接着に頼らないで上下合体ができるようになりました。

 

 

 

 

 

フロントタイヤはフェンダーアーチの真ん中に

 

来てます。調整いらんじゃないか♪

 

 

 

 

 

なんとリヤタイヤも!

 

ただし、右後輪のみ接地しません。

 

犬のおしっこのポーズ。。。

 

切断して再接着の荒業で直しました。。。

 

 

 

 

 

 

 

めでたく4輪接地成功。うふふ。

 

 

 

 

 

と思ったのに、前傾姿勢。

 

観察力不足ですな。

 

切断&再接着をリヤ両輪で

 

やり直しました。

 

 

 

 

 

修正後です。

 

上の写真と比べてみてください。

 

後輪のリムのフチがフェンダー

 

アーチにちょうど重なる位置に

 

変わってます。

 

で、前傾姿勢が直ったと。

 

 

 

 

 

反対側も同じタイヤ位置。

 

 

 

 

 

引っ込み具合も 356 らしいでしょ。

 

これで内張りと4輪がともに良い位置で

 

上下合体できるようになりました。

 

下拵えの折り返しは過ぎたかな、って感じです。

 

 

 

 

 

ボディと連続するように、内張りに

 

スジ彫りをしたり、

 

 

 

 

 

半分以上埋まってたスリットを抜いたり、とかの

 

考えなくてもいい作業も挟んで進めていきましょ。

 

あっ、前後フードのスジ彫りの修正まだだった。

 

イヤだなぁ、これ難しいんだもん。

 

 

 

 

 

ルームミラーの工作やってみましょう。

 

このパターンのミラーは初めてです。

 

キットの部品もちゃんとこういう構造ですけど、

 

何といってもプラ材ですから、この細さの再現はムリ。

 

356 らしい華奢見えな所なので、金属線で自作します。

 

 

  

 

 

前から見て支柱はこんな感じですね。

 

0.5ミリの真鍮線です。アルミ線の方が細工が簡単だし、

 

塗らなくても銀色なのでラクですが、硬度不足かと。

 

 

 

 

 

スペースの余裕が全くなくてシビアな穴開けですが、

 

なんとか成功しました。

 

窓枠に厚みを加えるためにプラ棒を貼ってあります。

 

 

 

 

 

ミラーはキットの部品を使います。ステーの取り付けのため、

 

内径0.5ミリの真鍮パイプを埋め込み。

 

ステーをどうするか、2日ぐらい考えてましたが、

 

アルミ線に決定。0.5ミリのアルミ線の端をヤットコで

 

平らにつぶして、支柱に通すための穴を開けました。

 

 

 

 

 

こういう構成にしたワケです。

 

 

 

 

 

ニンマリするほどじゃないですが、キットのままよりは

 

細くシャープな感じは出たと思います。

 

 

 

 

 

サイト内ブログでも紹介しましたが、エンジン周辺も

 

見えない所まで精密再現されてます。

 

精密さとパーティングラインとのアンバランスが。。。

 

前後フード接着固定なので、完成後に見えるのは

 

マフラーだけ。

 

猫に小判、私にエンスーモデル。。。

 

 

 

 

 

 

 

このパーツはちゃんと作ったとしても見えなくなります。

 

ミッションとの接合部の部品です。

 

C2コルベットやジュリア GTA の時みたいに

 

エンジン単体ディスプレイをやる時のために大事に

 

取っときます。

インスト見てたら、エンジンディスプレイ用のスタンド

 

が用意されてるコトを発見。ということは、エンジンを

 

別展示する時に本体に組み込む簡易エンジンでも入ってる?

 

って期待しましたが、その部品はなし。

 

エンジンディスプレイすると、本体はマフラーのない車に

 

なるんですね。それはどうなの、ってツッコミたくなります。

 

 

 

 

 

パーツ温存した分のスキマにはプラ板をかませて

 

エンジンを仮り組み。

 

マフラーエンドの位置決めをしておきます。

 

 

 

 

 

シャーシ側のタイコの当たる所を少し削ったりしましたが、

 

すんなりいい場所にマフラーきました。

 

 

 

 

キットのマフラーエンドは下のようにラッパ型でしたが

 

ストレートの方が似つかわしいと思ったので、

 

プラ棒に穴開けて作りました。

 

 

 

 

 

こういう見え方です。

 

後ろから思いのほかタイコがよく見えるので、

 

そこのパーティングラインは丁寧に処理しました。

 

 

 

 

 

さて、①でこんな有様にしてしまった前後フードの

 

スジの修正をしなくちゃなりません。

 

直線部分や曲がり角はともかく、前端のカーブの

 

彫り直しはどうしたもんでしょう。。。って考えて、

 

 

 

 

 

型紙ならぬ型プラ板を作りました。

 

0.2ミリ厚の透明プラ板でカーブを切り出して、

 

両面テープでがっちりボディに貼りつけて、

 

軽いタッチで彫っていきます。

 

 

 

 

 

埋めなおしたパテやらサフ残りでまだらで見にくいですが、

 

新たなラインが彫れてるの分かりますか?

 

ここが彫れた時はかなりホッとしましたよ(^-^)

 

 

 

 

 

サフ吹いて、まだ汚らしい所に溶きパテ流して、

 

 

 

 

 

そこをまた彫って、

 

 

 

 

 

3回目のサフ。

 

あと1回溶きパテ&彫りをしたら大丈夫そうです。

 

 

 

 

 

後ろはまだダメですな。あと2回かな。

 

フードを接着する時にもっと丁寧にやってれば

 

不要だった修正に労力かけてます。情けなや。。。

 

 

 

 

前後フードのスジの仕上げ、ダッシュボードとドア内張の出会う所の整え、Aピラー根本とボディとのスキマ解消、あたりをもう一度丁寧に

 

やりますが、もう難工事はなさそうです。製作記②はここで終えて、③に頁を改めます。

 

内装はどんなモンでしょ? あんまり直したい所ありませんように。