文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
①で各部の修正をしながら、フロントからだんだん後ろへ下がって行こうって決めました。
実は一番後ろに大きな修正が控えてたりするんですが ^^; とにかく、1か所ずつ立ち止まって工作していけば、見落としも
少なくて済みそうなので、決めた通りに進めていきます。
びっくりするぐらい合わない、ガラスと窓枠の
修正はガラス部品をそのまま使い、窓枠を自作
と方針決定。まずは窓枠の下部分のみ切り
取って、ガラスに接着してしまいます。
塗装を考えれば、窓枠を独立して作る方がいい
に決まってますが、難しすぎて私には無理、
と判断しました。
ルームミラーは実車の印象に近づけるように、脚を細く削り込んで軸打ち。
この軸の角度の調整が面倒でした。ちょっとずれるだけでミラーの角度が
大きく変わっちゃうんです。10回ぐらい調整して、やっとミラーが垂直に。
埋めておいたダボ穴を開けなおすために、位置確認をしようと実車の
画像も見てみたら、センターで重ならないコトを発見。
フロントガラスの中央にワイパーが「拭かない」部分があるって
コトですねぇ。このパターンは初めてです。
ならばエッチングに置き換え、と行きたいところですが、エッチングのワイパーは
ブレードの部分にこのように穴が開いてます。(この画像はC2の時のモノ)
実車のブレード部は穴なしのスルンとした形状なのでそこは再現したい。
プラ棒を組み合わせて作るしかないなと思いつつ、
念のためジャンクを探してみたら発見♪
アームの細さ、ブレード部のスルン、
センターこんにちは型、おあつらえ向きのが
あるじゃないか。すんごく嬉しかった。黄色ラインで
カットしたらちょうどの長さです。
全然違う。。。しかも再現が超難しそう。。。プチ達成感は一瞬で終わって新たな苦労の始まり。。。
今作はこういう繰り返しなんです。う~ん、ここどうしようか。。。
この穴をつなぐように切っていきます。
プラ板に余計な力がかかって失敗しないようにね。
もう一度実車の様子です。
三角窓はAピラーの一番内側に付いてて、ピラーの厚み分クロームぴかぴか。
三角窓を単純にくっつけたらOKとは行きません。
ガラスの細工でぜいぜいはあはあ、って感じですけど
今年の私は手を止めませんよ ^^;
旧アメ車あるある、左側だけのバックミラーを
整えましょう。
脚とミラーのそれぞれのパーツのパーティングライン
や押し出しピン跡を整形してボディに軸打ちも
しました。
上の写真、ミラーの位置がおかしいぞ、って
思われましたか?
普通はこの写真のような位置ですよねぇ。
ところがネットで実車画像を見ると7:3ぐらいの割合で
上の写真のように「垂れ下がり」位置になってるん
ですよねぇ。クラシックカーイベントっぽい場面で、
誇らしげに走ってる姿でもそうなってます。
脚とミラーを接着するまでに確信持ちたいですなぁ。。。
ミゼットのバックミラーの鏡は手抜きしてイマイチな
デキでしたが、今回は丁寧に。
0.2ミリのワイヤーでフチを表現します。
ドアハンドルのパーツは、先端ほど薄くシャープになる実車の形状とは
違いがあるものの、少しサンディングしたらOKな状態。
だったのに、メッキ落とし後の水洗いの時に片方流してしまい、
こうしろ、ってコトです。
実車観察。
ボディとバンパーの間にはパネルの切れ目があります。これはキットでも同様。
エッジの稜線はまっすぐ通ってますね。
この合わなさ具合 (T_T)
取り合えず、バリやらゲート跡を処理して
どれぐらいマシになるかやってみましょ。
バンパーもボディもあちこちサンディングして
なんとかエッジのラインは揃いました。
で、この段差は、ボディの天地が足りないのか、
バンパーの高さがあり過ぎなのか。
実車の画像と比べてみると、バンパーが厚い
コトが分かったので、黒のラインまで削ります。
かなり直りました。。。
ボディとの継ぎ目のミゾは実車にはないので、
プラ板の細切りを貼って埋めます。
この方向からは実車と
キットの差が厳しいです。
フィンの加飾は後端が尖って終わってます。
また、加飾全体が元の部品より薄くて、
スケート靴のブレードみたいに外側がシャープな
形状ですね。
さあ、がんばるぞ。
と思ったんですが、その前にテールライトの付く部分が気になります。
丸いクリアパーツが付くのに、ボディ側が丸くなってません。
また、このままではライトがボディ後端から飛び出そう。
実車ではもっと引っ込んでますね。
ルーターで削って丸い形を出します。
ちゃんと整えないといけませんが、とりあえずおおざっぱに
形を出しといて先に行きます。
面の感じを整えます。
実車の優美な形に近づいたでしょうか。
がっちり接着したら、あとはひたすら研磨。
400番で始めて、形が整ったら番手を上げて
綺麗にしていきます。この写真は2000番で
磨き終えた所です。
くっつけてしまったので今後の塗装は
面倒ですが、実車の感じには近づきました♪
オーナメントの自作もアルミ線でやります。
フロントはハンダで作ってうまくできましたが、あまりにも
ふにゃふにゃで扱いが難しいんです。
リヤのこの鋭角な形はハンダでは無理そうなので。
曲げて作ってみましたが、両辺が交わる根本部分の長さが全然不足。
却下です。
かなり鋭角なので、内側の研磨が難しいですが、
同じ角度で切り込みを入れたプラ板に貼ることで
なんとかなりました。
これで一通りの改修作業はできたかな、って
点検してたら、ここの怪しさに気づきました。
上のモールもフェンダーアーチもクローム
なんですが、このままでは両者が接近し過ぎ、
というかほとんどくっついてます。
直しましょ。
まずフェンダーアーチのふくらんだモールドを落として、
あちこち整ってないのは承知の
上ですが、ファーストサフを。
フェンダー上のマーカーの形が
不自然ですねぇ。
青矢印の所、調整したハズ
なのにスキマが。。。
フレアの形状も乱れありですな。
ともあれ大きな改修作業は終えました。ここから整えてはサフ、を数回ですな。長々と続けた②をここで終えてページを改めます。
シャーシもインテリアも手付かずで2か月経過。けっこう手は動かし続けてるんですけどねぇ。
歯ごたえ抜群、たっぷり楽しませて(苦しませて)くれるキットです ^^;
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